
昨日のニュースなんですが、「レーザーの光で閉じ込めた原子の振動を計測することで誤差が100億年に1秒程度になり・・・」なんだそうな。
タイトル画像が、その時計でしてとてもじゃないけど時計には見えない。ニュースを続けて見るに
「高さが1m余、重さが200キロ。価格が5億円」なんだそうな。販売目標は3年間で10台。売れるところには売れるんだろうなぁと思う。
ちなみに写真の赤丸部分は、配線が丸出しになっており「こんな感じ」と主張しております。
が、これは基板の裏側でして拡大してみないと何がなんやらわからんと思う。
ところで最も身近で高精度な時計といえば、セイコーの腕時計ではないかと思う。(シチズン時計をディスってるわけではありません)
ちょっとセイコーのサイトを調べてみるとこの
リンクにあった。記事によると1958年に放送用水晶時計を作って納入したんだとか。そのサイズは、大型ロッカー並のサイズ。
最終的な腕時計サイズにするには体積で30万分の1もの軽量化というか集積化を行うことになる。ちなみに地球の周囲を回っているGPS衛星にも水晶時計が仕込まれており宇宙空間を回りながら時報を流してる。
さて、ざっくりと組み立てられた光格子時計が人工衛星に搭載できるサイズになるまで小型化できるのはいつ頃なんだろうか。
それともう一点、この時計を開発したのが島津製作所なんですよね。すでにセイコーの手の届く範囲を超えてるんじゃないかと。
時代を感じる発表ではありました。
関連情報URLには島津製作所のプレスリリースを入れてあります。
.
Posted at 2025/03/07 20:39:44 | |
トラックバック(0) |
うんちく | 日記