SF映画といえば、何を思い浮かぶだろうか。古くはジュール・ベルヌの月世界旅行を
映画化したものとかですが、初期の映画で作られたものでドタバタコメディみたいな感じだったかな。
なお、現物は見たことがないです。
戦後のことしか記憶にないのですが日本においては怪獣映画がSFに近い感じ。ちょっと前のゴジラ-1.0だったか。あれは(失礼ながら少ない予算にしては)素晴らしい出来でして、もう少しお金をかければもっと「凄い」のができるかも。いや表現する日本の廃墟に関しては、予算をかけてもそれ以上も以下もできないかな。
知っている範囲で素晴らしいSFだと「
2001年宇宙の旅」。原作は、A.C.クラークでして細部にわたって実現するとありうる世界でした。実際の2001年に現存していたのはIBMと監視カメラかな。AIは使えそうになかったし1980年頃のブームを生き残れなかったし
PAN AMも消滅した。
(この映画をざっくりまとめるとAIも悩むしノイローゼになる。人間はどうでもヨイ)
でもね、この映画の影響で特撮が消滅したんじゃないかと思う。なお、子供向けの戦隊モノや仮面ライダーは生き残った。
その後に出てきたのが、STAR WARS(以後:スター・ウォーズ)でして度肝を抜かれたというのが正直な感想です。2001年宇宙の旅が忠実な未来予想に基づいて「であろう未来」を描いたものに対してスター・ウォーズはSFコミックをベースにした勧善懲悪ものでモンスターも宇宙人も出てくるし悩める青少年が師匠を得て宇宙に飛び出す物語。1977年に
公開されたんだそうな。
この映画は阪急梅田駅の下に作られた映画館で見た(気がする)。スター・デストロイヤーが「ゴゴゴゴ・・・」って飛んでいく頭上を電車がゴゴゴゴって出入りしてるんだ。もし電車内のアナウンスが聞こえたら「うめだー」って聞こえるはず。
それから10年ちょっとかけて4,5,6が公開され、
思い出した頃に1,2,3が作られて
お歳をとられたヒーローやヒロインをかき集めて7・8+スピンアウトが公開されたのかな。
1~6をざっくりまとめると息子と父親の葛藤が主題でロボットやら宇宙人なんてのはオマケみたいなもんだと思う。更に言うならシェークスピアの悲劇とそれほど変わらないと 思う。
長い期間作られてきた名作ではあるのだけれど途中で変わったといえば、ヒーローがヒロイン主体になったことでディズニーの支配下に入ったことでコンテンツが生き残る代わりに仕方ない選択肢だったかもね。(文章的に違和感があるかも)
そして昨夜、テレビで4をやっとった。懐かしいし当時が蘇ってくる。技術的に予算との兼ね合いも含めて素晴らしい出来であり古さを感じない映画だと思う。もう一度映画館で上映されたら見に行くのもいいかも。
できれば大スクリーン+大音響でやってほしい。
少なくとも1回は見に行く。
(すくなっ!)
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Posted at 2025/04/26 08:21:40 | |
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