
新車の発表があると、すかさずインプレッション記事が雑誌に掲載される。
印刷に要する期間や運送などのタイムラグを考えると明らかに
雑誌と自動車メーカーとが協調しているような印象を受ける。
んで、その記事を読み進むとたいていは、質感に言及しているところがある。
質感とは何だろうかというのが素朴な疑問です。
質感に乏しいということで、評価が下がってるってのもあるような気がするし
質感がよいということで、高級車みたいな印象を暗に与えているのかな。
最初の批評を書いた記事を元に次から次へと同じ批評が語り継がれるのも
なんか変な感じがする。
質感とは、具体的な数値として出てこない部分だし、語り継がれるってのは
実際に乗っていないとか見てもいないのかもしれないという疑いもある。
そもそも質感とは、人による個体差があるはずで官能試験のように
数十人のテスターが具体的にわかる数値で評価を下してこそ意味があるように思う。
(雑誌ごとに質感の評価が異なっていいはずなんですけど妙に揃ってしまう傾向があるような)
たとえば、左の写真。どれが金属のポールでどれがプラスチックのポールか見分けられるかってこと。
たぶん、全部、プラスチックなんだろうけれど、1本くらい金属があると痛い目にあう
よく出来た質感です。
そういう意味で、雑誌の評価、信じられますか?
Posted at 2009/07/12 22:09:17 | |
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