☆通行人のブログ一覧

約530ページの本でして、読破するまでに時間がかかります。通勤のときだけ読んでいれば2週間くらいかな。（通勤の所要時間にもよるし…車通勤で読むと危ない）

同じ原因で父親を失った息子と、父親を失った娘の物語でもあるし、原因究明のための調査委員会の二人の恋物語でもある。
そして、原因となるものの生物学的な問題も書かれているのでSF仕立てでもある。

ポケットの中に720円あれば、お買い求めください。2週間は幸せになれますし、読み返してもなかなかのものです。

特に原因究明後の高巳と武田の最後のやり取りは最高です。その後の物語が書かれていないのが残念ですがドラマになると非常に面白いはず。

勝手な想像ですが…

これまで円安で借りていた円を元に投資をしていた団体が円が高くなったので
急いで返しだした。

その返済をするためにドルから円に換金して日本の銀行に返しているってのは、どう？

それで、政府としては、円が帰ってきているので手出しをせず、傍観。ある程度帰ってきたころあいを見計らって、ちょこっと介入して微妙に円安を演じてみせる。
すると、様子見をしていた円を借りている団体が「今だ！」ってんでドルを円に換えて日本の銀行に返す。
日本の銀行が貸していた円がほぼ70％返ってきたのを見計らって日銀の金利を上げる。
すると→もう少し返ってきて正常なバランスが取れる円の価格になる。ってのは、どう？

あとは、日本政府自体が円のヘッジをしていて円高になると投資資金上大もうけになって…増税が不要になるとか。

現状では、とりあえず輸入品が安くなるかな。輸出産業はつらいし海外で加勢で持って帰ってくるタイプの企業もつらいはず。

さて、いつまで続くかが気になるところですね。今のところ個人的予想は、3ヶ月続くと思うので12月にはいると収まっているということで、いかがでしょうか。