もう何年にもなるんだろうか。ずっとSUVに乗っている。巡航速度での安定性や悪路・雪道には何の不安もない。背の高さから来る若干の優越感やサイズゆえの幅寄せなども皆無。(寄せてしまうことはある。ごめんなさい)
一時期、セダンに乗りたいと思いダイヤモンドやTのマークがついたレンタカーを借りたこともあった。が、どちらも納得の品質ではなかった。ダイヤモンドのほうは、静粛性が足りない。ラリーに乗り回すのであれば、路面からのフィードバックが良くわかるのは助かるけどね。そしてTマークは、まだまだ発展途上の制御だったっけ。
そして、こないだPHEVのアウトランダーを借りた。一泊二日コースである。充電設備がないので、ガソリンのみでの走行になる。トータルでは、リッターで11キロだった。走行フィーリングは申し分ない。さかのぼること4年前だったかの軽自動車サイズの電気自動車と同じ感覚。アクセルを踏めば走るしブレーキもまったく問題なし。(ふむふむ)という感じで納得して車を降りた。PHEVは、それと同じ感覚だ。
たまにダイヤモンドマークのついた古いモデルが走っている。たいていはセダンだ。20年物のミラージュはほとんど見ない。コルトもほとんど見ない。こういったセダンに乗っている人に尋ねてみたい。買い換える余力がないのか、大好きなのか、それともダイヤモンドマークのついた車のセダンがないからか。
そして、車のヒエラルキーとでもいうのか。ステップアップの階段は、どうなのよと関係者に訊いて見たい。車種を絞るにしても突然の4駆である。入門車両は走ればよいという軽自動車なのか。ニコンのデジタルカメラに例えるとコンパクト機種のPシリーズからプロ御用達寸前のD810コースじゃないかと思う。軽自動車に乗っているオーナーが次に求めるのがPHEVなのか。(縦横ともにF1のサイズなんだよ。車両サイズ感の切り替えは楽じゃない)
できれば1L~2Lクラスのセダンで「持っている価値」を訴求するようなの。いまだとFRのセダンは、稀少なのでそれを作ってほしいなと。平行して4駆は、必ず選択肢に入れてほしい。4駆のタイヤは、それなりのものを要求するが、FRはタイヤを選ばないタイプで作ってほしい。
プラットホームなんてのは、ちょっとまえのエアトレックのものが使えればそれでいいじゃない。エンジンと補機のみ最新のものに入れ替えて・・・
とにかくセダンを作ってもらえないか。1つのメーカーだけで乗り換えパターンを形成できるように。とにかく他社の乗り換えパターンに割り込むのは至難の業なのは良くわかるでしょ。でも、来年の6月あたりというのは難しいんだろうな。団塊(と段階の子供)世代が退場してしまう前にね。
リンク先は、日本で絶滅したはずの北米向けセダンのモデルが発表されたニュース。デザインチームは、できる範囲で頑張っているのがよくわかる。誰かの考え方を変えるとセダンが出て来るんだろうけれど、誰なんだろう。
Posted at 2015/10/02 23:27:28 | |
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