軽い読み物として10年以上前からハヤカワ文庫とか創元社文庫とか扶養社文庫なんかが主だったものでしたが、ちょっとそのあたりの変遷を描いてみます。
(絵ではないので書くというのが正しいかもですが・・・)
大昔は、岩波文庫が隠然たる基準みたいなものでして☆1個が「いくら」という値段で決まっておりまして、それは細かな値段付という「余計なことをしない」という方針のようなものでした。そのあと新潮社文庫なんてのがでてきたり。単行本として出版されたのち、文庫として売り出されることになっていたような。それから幾星霜、最初から文庫として売り出されるようになってきました。
創元社(推理/SF)文庫は、翻訳物のSFとか推理もので結構有名だったんじゃないかな。それに対抗する形というか、老舗への対抗としてハヤカワ文庫がでてきました。(早川文庫?)。ハヤカワ文庫は、元々新書判サイズのハヤカワ・ミステリが源流だったような。題名は思い出せないけれど、ペランペランのものが500円くらいしたけど数冊買った記憶がある(お値段は昔のそのままの価格で今だったら千円以上したはず)。
ハヤカワ文庫でペリー・ローダンが始まったのは1970年代ですから歴史は50年は続いているのかな。←このうんちくを下記始めると終わらないかもなので
Wikiを御覧ください。
出版社の変遷は、著作者の変遷とも並行してますよね。
定義が難しいのですが文庫本出版社なんてのは若者向けが少ないのですが、逆に捉えると読者層がジワジワと高齢化していくのが防げないんじゃないかな。そこだけをみていくとオンライン小説が常に若い読者層を捉え続けているんじゃないかと思う。
そしてオンラインで成功したものがオフラインに戻ってきてる。そう、若者向けの文庫本として。
オンラインからオフラインへの切り替え(逆襲?)は、様々な利点がある。前もって読者数がつかめること。そして最も大きなのは、誤植(誤変換)やら細かな言い間違い、が指摘されること。文章として好い点(盛り上がる点)が、読者から返ってくる。
ちょっと長くなったので分割します。
Posted at 2020/04/27 08:31:52 | |
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うんちく | 日記