このブログを書き始めてから気づきまして・・・何も絵的なものがないと寂しいかなと思いますので、このムービーはいかがでしょうか。今日のタイトルであるタイプライターの曲が流れます。詳細は、のちほど
手元にはタイプライターがないのですが、憧れの事務機器ではあります。
とはいっても、キーボードはあるしプリンターも手元にあるし、当時の基準から見て巨大で驚異的に薄型のディスプレイもある。なによりも当時から見て巨大なハードディスクもあるから何不自由なものはない。それでも、ちょっと憧れるのは、ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見てるからですが。
ちょっと思い出してみる。
当時、極稀に見る広告(業界紙ですけど)に英文タイプライターがありましてね、
オリベッティの赤いやつです。これが今で言うスタイリッシュ(かっこいい)の右代表器(機)でした。次が国産機の
ブラザーでこれまた、もらえるなら拒否しないってやつでして使いみちなんか全然考えてなかった。そもそも英文を打つお仕事じゃないですから。
しかしながら当時の職場には、稀にIBMの電動タイプライターが置いてありまして小さなカードに印字して使ってたりスライド原稿作成用に使ってました。
当時は、転写シールでアルファベットをくっつけてスライド原稿をつくる方に移行する直前でしたっけ。
IBMタイプライターの凄いところは、バックスペースがあるんです。(5文字くらいいけたかな)。わかってる人向けに文字に書くと(なんのコッチャら)ですが、詳しく書きます。
英文タイプのみならず、PCでもミスタイプはありますよね。でも画面上の該当する場所にカーソルを合わせて素直にバックスペースで消していけます。タイプライターの場合は、キーを打った瞬間に「パタッ」と音がして紙に印字されます。ええ、タイプした人が正しいキーを押したかどうかに無関係にパタッと紙に印字してしまいます。いわゆる真剣勝負ですよ。それがお試し用の書類であろうが最終稿であろうが、外部の超偉い人、お硬い部署に出すものであろうが無関係にバシッと。
当然間違えたら(人間が青くなり)消しにかかります。砂消しゴムってのがあるのは、その名残みたいなものですが、IBMのタイプライターは、バックスペースを押すと一文字前なら確実に糊のついたリボンで全く同じ文字を使って強打してくれます。結果として何事もなかったように消えます。
いまもそうであるように文房具フリークにとっては、憧れの
危機機器です。がしかし重さは20キロくらいあったかな、大きさは、旅行かばんサイズでして、とてもじゃないけど自宅に置いておくわけには行きません。(今でも無理で1週間以内に捨てなさいって命令が来るかもね)
話が横にそれた
打った瞬間に間違いに気付くのはご愛嬌なんですけどね。ミススペルってのもあったはずだし米国英語ってのとクイーンズイングリッシュってのもあってタイピングにも最新の注意が必要なんです。
まだ横道から戻ってなかった
タイプライターのメーカーは、もう滅亡したんじゃないかと思って
ブラザーというメーカー名だけで検索するとヒットしないし単純にタイプライターで検索するとメーカーは出てこないし修理とか、クラシカルなものばかりだし・・・PC用のキーボードが手てきたりする。(ほしいけど買わないです)
まあ、あれから30年以上経ってるからね。ノスタルジーです。
(そこからのパソコンへのつながりを書いてると終わらないし)
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Posted at 2020/05/08 09:21:19 | |
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