まずは、この
リンクにある6億手です。
Yahooニュースなので、そのうちリンクが切れますが、仕方ないかなと思います。
最近のはやり言葉で使わなくなったのがビッグデータ。ツイッターなど更新されて常に変化するものを対象としたデータ処理の手法なんですが、これに関しては使われなくなってきましたっけ。
闇雲の使われてましたが、最近は静かになったかな。中身を知られてしまって、ビッグデータというフレーズでは注意を惹かなくなったからかもしれません。まあ、驚くべき処理といえばツイッターで特定のキーワードを検索するとかなり古いものから新しいものまでダイナミックに網羅してもらえるのは素晴らしい。ただ、具体的に何に使うのかが見えてきませんが、人の活動に関する分析には使えるかも。
ICTも最近はあまり効かなくなったような。
information and communication(s) technologyというのが略号のフルスペルでして、要するに情報通信技術ってやつですな。
やっと6億手の記事に戻ってきますが、AIというのが最近流行ってるフレーズでして、これも6億手というとCPUパワーを生かした総当りの先に見える結果を表しているに過ぎないのかな。
コンピューターにゲームをやらせるのはチェスなどで試みられていました。理由は、コマを失うと盤上に戻ってこないからです。手数を検索する要素がどんどん少なくなっていきますから
プログラムとしては非常に楽なんじゃないかと思います。が、それでも人間に勝つには、かなりの時間を要しました。
それからしばらくして
世界コンピュータ将棋選手権が行われて脚光を浴びたように思います。わかり易い表現かどうかわかりませんが、「
ゲーム理論」を利用して現在の盤上における駒の評価を行って勝つための最善手を探すってやつです。←私は理解してないですが・・・
それでもわかるのは、6億手から見えるAIというあたりの胡散臭さです。それって、「総当たりじゃん」です。人間同士が盤上で戦うのは200手くらいが最大です。それぞれの棋士が最善手を指しあうのですが、まれに読み間違いやらチャレンジをして形勢が変わって勝敗が決まるのが将棋でして、もう一度書きますが200手くらいです。(100手以内もあったような気もします)
そこに6億手を出してくると・・・盤上にある駒を動かして取って取られてなんてのが6億手というのはAIではなくハードウェア型の総当りの様に思えてならない。
今どきのパソコンに巨大なメモリーと1T以上のSSDを載せておけば総当り形式でなんとかなりそうなんですよ。
さて、AIというフレーズがいつまで使われるのか、ちょっと気になるところではあります。ちなみに、前回、
AIが流行ったのは1980年代だったかな。PrologとかLispといったプログラム言語が取り上げられて紹介されていましたが、ものになったかどうかは謎です。機械学習に関しては、日本語解析からの漢字かな変換ソフトの成長に功績があったようにも思いますが。
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Posted at 2020/07/28 22:45:39 | |
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