たまーに見る(読むとは言ってない)東洋経済オンラインのサイトの中に
自動車最前線ってのがありまして自動車専門のサイトとは違う切り口の批評を見ております。まあ、納得できるものもあれば、(そうなんや)と思ってウィンドウを閉じるものもあれば、最初からクリックしないものも。遠目にみてブラウズするだけってやつですな。
その中で、イマドキってのが、こちらの
BMWのキドニーグリル巨大化の話。
アウディだったかのバンパーをなくしてグリルだけにしたのも驚きだったけれど、それ以上の驚きとでも言うのだろうか。(個人的判断は差し控えますが)
まあ、流行というか特定の地域をターゲットにしてクルマ本来の美しさをはるか遠くに投げて売れ行き重視にしてしまうと・・・
これは、コンパクトSUVという流行もそうだし環境への配慮という錦の旗のもと本来必要なパワーを準備しておくべきところに「ターボつけてるからね♪」って感じで作り上げるなんてのがあるような。
そりゃあ、パワー重視の時もあったよ。そして、いまじゃあ環境性能を重要視するべき頃に来ているのは百も承知だけど、クルマならではの楽しみ、快適さ、使える道具としての役割、日本製品としての美しさを前に押し出して・・・てのはムリなんだろうか。
とにかく流行に流されるのは、よくないかなと思う。
省資源を押し出すならば、衝突さえしなければ50年使えるプラットホームを出せばヨイと思いますよ。プラットホームにはエンジンの取り付け位置や補機類を共通化しておいて10万キロ走ったらエンジンのみ交換とか、サスペンション関連は15年とかのサイクルで交換できるようにすれば、イチからの製造は必要なくて省資源につながるんじゃないかな。
たとえばだけど、見本として、フォルクスワーゲンがある。このクルマ、戦後から1990年くらいまで、ほぼ共通のプラットホームで走り続けていたんじゃないだろうか。一度は、一線から抜け出したけど最近カムバックしてる。
安全面を確保できれば、やれそうなんだけどな。
(設計する人の苦労やら製造など波及先の問題は考えないとして)
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Posted at 2020/09/09 22:09:31 | |
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