
随分前に図書館で借りてきて読んだあと実物を買い込んでおりまして本棚の奥にありました。当時のブログを読むと表紙の写真もなしで「オススメ」してるだけなんですよね。
そういうわけで、ちょっとした機会がありましたので詳細を書いておきたいと思います。
まずは、ウミウシとは。一言で書くならば貝殻を持ってない貝みたいな感じ。
Wikiによると分類的にクリオネも近い親戚なんだとか。
ネタバレになるかもですが、「龍の卵」だったかな。これにでてくる生物に似てるといえば似てるかも。
あとは、その大きさ。概ね2センチ位。このサイズのいきものを潜水具を装着して生息域を徘徊しつつ探し回るのはけっこう大変じゃないかな。体力も通い詰める努力も並大抵ではない。
もちろん、本にするわけだからたった一匹を追いかけ続けるなどできない。寿命とか、寿命に到達しなくても肉食魚類に食べられてしまう可能性もあれば、海流に流されてしまって行方不明なんてこともありえます。
次は、撮影機材ですが、出版されたのが2007年。ということは2000年ころにはあらかた撮りためてた可能性もあるのかな。2000年前後といえばデジタルカメラの黎明期じゃないかと思います。
であれば、完成されたデジタルカメラを待たずフィルムで撮りためてるはずなので高感度フィルムがあるのかな。そのあたりも気になる。知ってる範囲でISO-400が一般的に入手できるフィルムですから。色鮮やかなウミウシを写真に収めるというのは、ハードルが高いと思う。
あとは出版ですよね。持ち込んだ先に興味を持ってもらって・・・。
ま、そんなこんな思いがあるので本屋さんで見かけたら(頑張ってるなぁ)と思いつつ見てます。同じウミウシを撮影する人もいない感じなのでベストバージョンじゃないかな。
本屋さんで見かけたら、ぜひ手にとって御覧ください。
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Posted at 2020/09/27 07:59:09 | |
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