インターネットが利用できるようになって世界中の情報を集めることができるようになったのはいいのだけれど面倒なことも多々あると思いませんか?
(検索結果が恣意的になってるのは無視して)
その例がタイトルのランキングです。
当たり障りのないところの例として、たとえば
このTOP500の
サイト。スーパーコンピューターランキングサイトです。
クリックしても反応がなければ、このURLにおでかけください。
https://www.top500.org/
このランキングを否定するような無謀なことはできません。詳細を調べてみないとわからないのですがランキングを決める計算課題があり、その課題の結果からランキングを決めているので非常に公平になっています。
問題は・・・課題を最高速度で達成できるように最適化されることがあるからです。とにかく最高速度が速ければ良いとなれば、そこに至る過程は無視される恐れもあります。細部のチューニングが必要だとか、コンパイラの使い勝手が悪いとか、過去の資産(プログラム)は書き直さないと全く使えないとか。
いわゆる動くゴールです。不利になった時にランキング用の指標を動かしてしまうってのね。F1レースとか他の競技でも同じようなことが行われた記憶があります。(バレーボールのワンタッチは3回で返すルールに抵触しないってのもあったような)
そしてインフルエンサーの方。これは、インフルエンサーが知らないことは有名ではないってやつ。常に大声で叫び続けないというのは非常に疲れることでもあるのだけれど、知られていないことはランキングの入り口にも立てないってやつね。
全世界大学ランキングなんかもそうなんじゃないかと思いますよ。論文数とかの数値を指標とするのは無謀だと思います。見た目はわかりやすいけれど、低レベルの論文しか出てこないですから。
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Posted at 2020/09/30 18:22:57 | |
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