こないだ書いた
普遍性の話。大昔に嫁のお兄様(義兄)としていた話を思い出した。
1年に1回しか発生しないイベントの場合、コンピュータに記録しておくのは維持管理が非常に面倒になる。(そのための機材の管理とか5年サイクルで更新したり読み取ったりするソフトの更新など)
わかりやすく書くと農業ですよ。
種を蒔くのは、稲にしても野菜にしても1年に1回だけじゃないかな。工場だと年に数回種を蒔くけれど、路地物で外気温に影響される場合は1年に1回じゃないかな。気温がよく似た春と秋は後の気温上昇・低下を考慮するとやっぱり1回としたほうが無難で完璧な室温管理ができる環境にするにはコストが掛かりすぎる。
なので、新聞紙1枚(大きめのカレンダー)くらいの大きさで硬い紙質の裏面にマジックインキで書いておくのが良いとか。
事前に記録しておく項目とかは重要だし字がうまくないと壊滅的かも。逆に考えると昔の人の字がうまいのは教養を暗示しているのかもしれません。
お経はもとより天文学の記録(年に数回しか発生しないイベントは結構ある)などなど。そうそう、暦(カレンダー)を作る仕事も長期間の記録があればこそのじゃないかな。
ここまで書いてでかけたのだけど・・・出先で思い出した。そう、停電ですよ。随分むかしに読んだSFで電気料金滞納からの停電というやつに出くわしたヒーローがパソコンに入れてあった情報を失うところからの悪戦苦闘するってのがあった。もう少し怖いのがネットワークの壊失ね。クラウドに入れてあるから大丈夫なんてのも幻想だったりする。もちろん、クラウドに入れてあるから危ないってのを覚えておいてほしいくらいです。
クラウドはデータの人質だし、壊失しても免責事項に「文句を言わない」って条項が入っていないか確認しておいたほうが良い。当然ながら、「盗まれても文句は言わない」とか「クラウド内のデータを解析して広告を出しても良い」って条項が入ってないかとか・・・考えすぎかもですが。
そこまで考えてみると普遍性とはなにかの定義やら、そこに現れるリスクも考えておく必要があるのかもね。
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Posted at 2020/10/31 22:01:19 | |
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