その昔、Appleの
Macintosh(無印)は、9インチのディスプレイに4階調グレースケールのディスプレイを持っていたのに(確か…)60万円もした。結果、5年ローンで買った人がいたとか、空き箱を家の前に捨てて(夜になると回収)見栄を張る人がいたとか居ないとかの伝説があります。
なんでこの話を書くかと言うと、こないだ書いたガラパゴスからの発想でして9インチというサイズです。手元にある7インチのNexus 7が7インチですから、もう少し大きいくらい。このサイズの画面でA4縦書きの左右を見渡せるようになっていました。もう少しあとのMacintosh IICXには、18インチ縦モノクロームディスプレイがありまして、これを買うとA4の縦が見渡せます。
長文を書いていて前半と後半の文体やら話の進め方が怪しいというようなことを(ある程度ですが)防げました。
それがAppleのGUI搭載機の始まり。今となっては、解像度はNexus 7にも勝てないはずだけれど考え方や開発の方向性は間違っていなかった。米国で発売されたものが日本語化されてキヤノンから販売されだして化学の分野ではあっという間に転写シールによる講演資料作成が駆逐されていった。もちろん、電動タイプライターもレーザーライターによりレガシィとなってしまった。
画面サイズを表すインチは、対角線の長さをインチ表示するものでしてテレビだとインチと書かずに46型とかいう型で代用してるんじゃないかな。
対角線なものだから・・・横方向を長くとれば大きな印象を与えるけれどバランスが悪ければ変に見えるし、パソコンにしてもテレビにしても表示される情報は、それぞれにおおむね決まってるので変な縦横比にはならない・・かも。
(PCは、ディスプレイカードの性能によって決まり、マニアックなものだと妙な比率があるのかも)
ま、9インチでも使い物になった時代もあったというお話でした。
(NeXTも最初はグレースケールだったっけ)
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Posted at 2021/01/09 17:50:57 | |
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