☆通行人のブログ一覧

その昔ですが、お友達がその手の趣味を持っていて、熱中してたんですね。
でも、引っ張られることなく、ビートルズにもフォークソングにも引っ張られず熱中もせず淡々と（本とカメラに熱中する）毎日でした。

が、ある日のこと、始発電車の中で一人の女性に出会ったのです。（年のころなら70は超えて、少し前の新聞記事なら、一人のおばあさんに出会ったと書くでしょう）

その人は、能の読み本（あらすじと舞台の説明書）を広げて読んでました。（A6サイズかな）
ふとしたはずみで私はその女性に話しかけました。
「面白いですか？」
「はい」
「でも、能というのは範囲が広いのではないですか？」
「いえいえ、108曲しかないんですよ」（この数はうろ覚えです）
「ずいぶんと多いですね」
「そんなことありません。これ以上増えませんから。
　順番に見ていけば何とかなります」

ということなんですね。それからしばらくたって、クラッシック音楽をもう一度
聞き始めなおすことにしたのです。

ポピューラー音楽とか新しい分野はどんどん増えていくし新人もどんどん増えていきます。大量消費文化みたいなものがあります。
ところが、クラッシックはその女性の言うとおりでまったく増えません。
解釈の違いにより、曲の感じがずいぶんと変わるのはあたりまえとしても限界があります。とまあ、そんなわけ。
趣味といっても、演奏のどうのこうのはまったく駄目ですよ。買ってくるのはアルゲリッチおばさんとか有名どころの廉価版だけ。高そうなのは、レンタルで借りてきて良かったら買ってます。

この話に出てきた能ですが、それなりの値段がしますが、一度いってみる価値はあります。時間が余っていて、行くところがないときにお出かけください。
まれにはまり込んでしまいますが…。

臨時収入があったので、ヤマハに出かけてCDを買ってきました。
タイトルは、そのままですが、中身を見ずに買ったので…。
ハイドンの主題による変奏曲とか、2台のピアノのためのソナタへ短調とかワルツ集が入ってます。
まだ最初の部分しか再生してませんが、きらきらと輝く印象でなかなかよろしい。
アルゲリッチおばさんは、有名な人でして廉価版のCDには必ず登場します。

廉価版といえば、NAXOSだったかな。あっちのほうは、新人を多く登用しますので、アルゲリッチおばさんは出てきません。

運転していて、注意深く聞かなくても聞こえてくるのは高音域の音です。（んなわけで小言女王の声も聞こえる）

楽器で云うとピアノやバイオリン、フルートあたりかな。
チェロは、静かなところで聞く分にはいいのですが、車で走ってると意外と聞こえません。（クルマを止めれば聞こえる）

で、そのあたりを含めてお勧めのなのが

「ブランデンブルグ協奏曲」
アウトランダーで林道を軽やかに走っているときにいいかもしれません。
頭の中はヨーロッパの森の小道というイメージ。
フルートとチェンバロやらバイオリンやらが鳴ってますが、フルートしか聞こえないかも。

今朝の日経新聞からの引用の連続で申し訳ないのですが、石川島播磨重工業の1ページ広告に表題のようなキャンペーンがでてました。タイトルは、さておいて（ごめんなさい）
写真に使われた「アンローダー」という機械。これが機械マニアには、（おおおおっ）と、胸をときめかせるものがあります。
スターウォーズの世界に出てきそうなサイズといい、バケットの仕組みがどうなっているのかという興味やら。しばらく眺めてました。

さらにさらに、よく考えるとアンローダーの写真を撮ったカメラは、どんなの？とか。

興味は尽きないです。

今日（7日）の日経新聞に米国の戦費が掲載されてました。
昔は、兵士が死ぬケースが多いのですが、現代戦は、それが許されないので経済力の体力勝負。

拾い読みしていくと…
第2次世界大戦が3兆6千億ドル（現在の通貨価値に変換して）
ベトナム戦争が5360億ドル
朝鮮戦争が3645億ドル
湾岸戦争が825億ドル

そして、対テロを含むイラク戦争は、6000億ドルだとか。単純に100倍すると
円に換算できるから60兆円。
日本の平成16年度の決算（桁数の読み間違いがなければ）が84兆円ですので、いい勝負ですね。