
10年ほど花を撮ってきて難しいと思うのは、赤と白い花だ。単に赤いだけの花といえば、チューリップに薔薇、梅、彼岸花が、それにあたる。見るだけには非常にきれいなんだけど写真に撮ると色飽和という現象が出て光の角度によって変化する赤の濃淡が平面的なものになる。AEさえも騙されてマイナス補正をしたくなる。結果としてバラの花弁は、それなりに見えるんだけど、葉は黒く沈んでしまうこともある。
もう一方の白い花といえば桜で、花びら全体が白いものもあれば、全体に薄いピンクを帯びているもの、花弁の先端部のみにピンクを帯びているものがある。
単純に白いものであれば、あまり考えなくていいんだけど薄いピンクだと露出オーバーで白くなってしまったり、露出不足でも思った色にならないこともある。
バラに話を戻すと、快晴だと平面的になってしまって目で見た美しさと写真に写し取った薔薇のギャップが大きすぎて、赤に関しては無駄な抵抗をしない…ことにしてるような。
晴れて太陽が見えているときにきれいな花とか、曇り空が映える花とか、雨の日がきれいに見える花なんか様々。
まだまだ撮り続けるつもり。
Posted at 2022/05/10 22:34:53 | |
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カメラ | 日記