さて金曜夜です。
つかまぁ、知らんうちに連休入ってたんで…。
今回は、NA6ロードスターのエアコンです。

効きを上げたいって事で、今回はエンジンルーム側だけ施工する感じでいきます。
今回用意されたのは、リビルドコンプレッサー、リビルドコンデンサー、リキッドタンク、それとOリング一式。
んでまぁ、バラし始めたんですが、途中でバンパー外さなくても作業できる事がわかったのでアンダーカバーと、バンパーのインナーだけ外す事に。
このインナー外す為には

この左右の場所にある段つきボルトを外さないと、このパーツは外せません。
でもね、だいたいサビまくってるんですよね。
S13とかもそうですが、奥まってるトコロのボルトはどうしてもサビますよね。
段つきボルトもなかなか酷かったですが、修正かけてカッパーグリスを塗っておきます。
まぁ次にこのボルト外すのいつだ?ってハナシもありますが。早めの対策が必要です。
今まで使ってたコンデンサー、

フィンが抜け始めてたんですよ。
だんだんフィンが外れていくんで、勿論その分冷却効果は低下します。
ガンガン配管を外して摘出。
リビルドコンデンサーに配管を移し替えます。
当然ながらリキッドタンクは新品です。
サイトグラスとかも新品欲しかったかなぁ?。
今回は配管は全て続投なので…。
でも、高圧側はゴミが居そうなんだよな。
まぁ旧リキッドタンクが全て回収してくれている事を祈ります(笑)。
んで、コンプレッサーも摘出。
もうね、配管汚い…。ギトギトです。
これは油圧パワステポンプの下にコンプレッサーが居るから仕方がないんですよね。

マグネットクラッチもこのように堆積している…。
出来る限り洗浄しておきます。組むときにゴミを噛むのも嫌なので。
んでコンプレッサー搭載。

やはり綺麗な状態は良いですねぇ。
んで、各部接続部分は全てOリングを新品に交換。
このNA6は前期にあたるので取り回しが若干その後のものとは違います。
プレッシャースイッチのOリングも替えますが…。
何か居るねぇ。
めっちゃ洗浄して対応。うーん出来れば交換してしまいたいトコロ。
つかね、こいつのコネクター外れなくて焦りました。めっちゃ硬い…。
エバポレーター直後のOリングは交換された形跡がありましたので、前オーナー時代にエキパンを交換したのかな?。
もちろんOリングは交換します。
その他、いつものエプトシーラー施工も追加し、電動ファンの吸入効率を上げておきます。
んでまぁ現状復帰が出来たら、真空引きですよ。
夜中作業だったので、気温がそんなに高くないのでガスは日が昇ってからとし、真空状態を維持します。
数時間放置でメーター上で変化出なければokでしょう。
真空引きをすることで湿気も抜けますんで、ガス注入前にもう一度真空引きしてからガスを入れます。
んでまぁ朝ですよ。
想定外で夜中に雨が降ったのでそんなに気温上がらない…。
気温が30℃になったのを確認してからガスを入れていきます。
NA6はガス容量がだいたい600gらしいです。
ま、久々にサイトグラス見ながらの作業。
つー訳で炎天下の外に連れ出し、測定します。
まーまー冷えとるんでない?。
幌だから屋根が暑いのは仕方ないと思うけど。
つか、エアコンついてる状態のアイドリング低くない?。
AE86などはエアコンのアイドルアップは手動調整出来るのですが、ロードスターはISCVが全部制御するんですよね…。
そもそもECUが学習するんで…。
因みに、ダイアグコネクターを短絡させると、逆にアイドリングが上がる…。
何を制御しようとしてアイドルダウンさせてんの?。
うーん?。
よくわからないのでスロットル…と言うかISCVをちょっと洗ってみることに。
いやぁ結構汚れてましたね。
新品ガスケットが無いので分解せずにコンディショナーをブチ込んだんですが、
アイドルスクリューの位置がだいぶ変わりました。
それでもやはりちゃんと分解してないのでISCVの内部が綺麗に掃除できてないのか、エアコンのオンオフでアイドリング回転数が同じ…。
アイドルアップはしてるしハンチングもせず安定してるけども、エアコンオンで800回転台って低いと思うし、停車中に涼むには回転が足りなくてぬるい風しか出なくなるのでは?と。
つーわけでECUリセットもやります。
まぁ距離的にはエアフロの再調整もそろそろなのでは?とは思いますが…。
んで、バッテリーターミナル外してキーをIGに。ブレーキも踏んでECUのバックアップ電源を消費。
その後、バッテリーターミナルを繋いで、ブレーキ踏みながらIGで20秒?。
んでセル。
メーター暗転&無音。
セル回らん?。
テスターで測ると12.7vある電力が、セルを回そうとすると8v以下に…。
は?。なんで?。
暑さ対策で夜中作業したから昼間はなにもしない予定だったのに…(汗)。
キースイッチもだいぶ疲れてるようでしたが、確かに焦げてるトコはあったけども…。
洗浄研磨グリスアップしておきました。
色々見ましたがセルモーターはリレーも無かったので追加してみたりしましたが症状変わらず。
なんならバッテリー直結にしてみましたがカツカツ言うだけで回らない。
夕方になってから、川染さんと押してリフトにかけて、セルモーター脱着&分解です。
つか、ロードスターのセルモーターって外す為にはボルト&ナットを8本程外さないと出て来ないんですよね…。
久々過ぎて外すのに30分程かかってしまう。
RB26とどっちがマシなんだ?RB26の方が早い気がする…。
分解してみると、ブラシの粉が固まって固着していたり、エンジンオイルらしきものが入り込んだりしてました。
勿論洗浄後にグリスアップなどを実施。

でもブラシはまだ量があるんだよな?。
単品でテストすると難なく回るのを確認して、車両に組み付け。
旧車なのでアースの問題もあるかとアースも追加。
さてどうよ、と。
うんともスンとも言わんじゃねぇの?。
セルモーター本体じゃなくマグネットスイッチか?と、もう一度脱着して確認したけど全く問題無い。
もしかしてかぶらせた?。
燃料出てて燃焼室内でウォーターハンマーみたいになってる?。
プラグを外して点検するも綺麗な燃焼してる色。濡れてない。
クランクシャフトがカッついてる?。
ミッションのギア入れて押したら回るのよクランクプーリー。
問題無いじゃない。
マヂなんなの?ってなりましたが、最終的にはパワーソースが原因でした。
バッテリー死亡のお知らせ。
ちょっとエンジンのかかりが悪いとは思っていましたが、もうカスカスだった模様。
ブースターケーブルで廃バッテリーをテキトーに繋ぐと、元気よくセルモーターが回ってエンジン始動。
24サイズ(ローハイト)なのに19サイズの廃棄バッテリーに負けるって…。
オルタネーターからのバッテリーへの電力還元も、配線が古くなって弱まってるのかな?と、ついでにアースポイントを4箇所程追加しておきます。
ついでにデッキにも追加。

NA6はオーディオ周りは樹脂フレームなのでアースが足りないんですよね。
うーん、
バッテリーが原因だったのでそれを掴むまでに無駄にキースイッチとセルモーターを整備してしまった…(汗)。
12.7vあるけど電圧出てないヤツに当たるとは、ツイてねぇ…と言うか憑いてるのか?(汗)。
バッテリーは夏に弱って冬に死ぬイメージですが、なんか急激に死んだ印象だなぁ。
オルタネーターが逆に発電し過ぎてるのかも?。レギュレーターが熱暴走したらわからんもんな。
でも、エンジンかけてる時にテスターでは14v超えてる瞬間があったから、バッテリーがマトモになったら抵抗出てそこまで行かないのかどうなのかわからんねぇ。
発電はしてるけど、発電し過ぎてる場合もオルタネーター交換になるからな。
過充電になるのでバッテリーが短期で死ぬ。
ま、バッテリー交換してから考えるしかないですね。
いやぁくたびれました。
時間的にはもう1台、例のミッション下ろすヤツも日付変わるまでにはなんとか出来るか?とは思いましたが、
身体が休ませろと言うので(言い訳)。
ガリガリ君の消費が激しいです(汗)。
翌日月曜も休みですが、諸用があったためこの連休中の作業は終了です。
次の週末に対応するか、川染さんにやってもらおう(笑)。
アレ、ラジエーター外さないと斜めにできんのわかったんで、何処までバラすかなぁ?。
それと、ちょっとだけ音が出てたんで、シンクロがバラけてる可能性あるわ。
エアコンはエバポレーターがゴミが詰まりすぎて凍って風が出なくなるのは間違い無い模様。
かつて乗ってたR31スカイラインもそんな事になってたなぁ。
アレは握りこぶし大ほどの毛が出て来たけども。犬でも乗せてたんかなぁ?今でも謎じゃわ。
ま、そんなこんなな連休でしたとサ。
オシマイ