L700ミラジーノ リアハッチ電動オープナー機構追加作業

先ず大前提で、この車両は社外のキーレスエントリーシステムを組んでいます。
純正の集中ドアロックはそのままに、純正アクチュエーターをカットして社外アクチュエーターで駆動させています。

今回は、社外アクチュエーターの残り三本線を、
別の回路としてハッチへ送ります。

画像はハッチ内部の図

鍵でオープンさせる分のリンケージにドアロックアクチュエーターを入れてやります。

一方向にしか作動させないので、回路も簡単ですね。
運転席ドアに仕込んだ社外ドアロックアクチュエーターから、鍵がオープンになってる時に通電する配線を検出しておきましょう。
その配線とアクチュエーターの片側が繋がる感じにします。

このキーレスエントリーシステムにはオマケでリモコンでトランクオープンになる信号も出力できるタイプでしたので、そちらも一緒に配線しておきます。

ドア側に付けるスイッチを用意します。

画像はエーモンのホーンスイッチ。
自動戻りタイプになります。

ただ。このままでは防水機能は無いので…

防水キャップを付けるために短くカットしてしまいます。
必要なら細く加工しましょう。

ガーニッシュを外して、スイッチを取り付けます。
防水を狙ってネジ部分にもタッチアップしておきます。そして乾ききる前に防水キャップも締めてしまいます。
余裕があれば、キャップを付ける前にスイッチ内部に接点グリスを打ち込んで、内部防水もしておきましょう。

ガーニッシュが無加工で付けられればいいんですが、今回は小加工しました。
スイッチも見えますね。(画像差し替えました)
このように加工すると、ナンバー灯の採光が違ってくるのですが、純正の電球タイプなら気がつかないと思います。

そして社外ドアロックアクチュエーターに結線して終了。
出来ればリレーを入れた方がいいです。

運転席ドアの社外ドアロックアクチュエーターからの配線を使用して、鍵が施錠状態でリアハッチがスイッチで開かなければ成功です。
ホラ、簡単でしょ？。

三本線のうち、鍵解除状態で通電する配線二本。一本は例えばアース。もう一本をリアハッチへ。これで施錠状態ではハッチオープナー配線は動かない事になります。

そしてキーレスでも開くので、随分と楽ですよ。

やってることは本当に単純なので、
皆様も自己責任でどうぞ。
コレでリアハッチの閉め忘れが減ると思います。