OP.1886 TRF419 サスペンション アップグレードセット

見た目に強度的に問題がありそうな構成。
あと、フツーに付けただけだとジオメトリーが狂うので正確に採寸してから組むと良いかも。

因みに、TRF420とはアップライト違うのかも。説明書見比べたら使用ベアリングが違う。誤植かな？。
420持ってないのでわからんけども、従来のベアリングで良いようだ。

ただ今回のこのセット、個体差がかなりある。
フツーに気を付けて組んだだけだと操舵が渋い。
アップライトの問題ではないが、Cハブの整形が甘い。
丁度、カーボン混入パーツみたいに狭くなってる個体がある。
正確性を求められる部分だけに残念なポイントだ。
自分で触れる技術がある者なら問題では無いだろう。

熱処理にて修正可能。
まぁカーボン混入バルクみたいなものなので、同じ方法で処理できます。

リアのアームは3mmほど後方にオフセットされたようで、なにも考えずにポン付けすると随分と動きが変わってしまう。

また、ダンパーポジションもツルシではAかCのみ選択可能。
問題はダンパー固定用のピロボールナットが付属されていない点。
ダンパー脱着をピロポールナット式でしていなかったなら、このセットを購入するならピロポールナットも同時購入すべきだろう。


かつてのショートリバサスセットもそうであったけれども、やはり目が眩む金額なのは否めない。
また、ホロービスの絞め方によってアーム強度に変化が有るように思える。

まぁ走らせてないので妄想でしかないけど、419用に比べれば強度的には弱そう。

ダンパーポジションがパーツで微調整出来るようになったのはいいが、もう少し柔軟性があっても良かったかも。

ハイエンド以外のTA07やTBなどに使用するなら、従来の418や419、TA07ミディアムの方が、タミグラでは良さそうな気がする。

自分の好みのレバー比などか頭に入っているなら、そちらを優先すべきではないだろうか。

フロントのアップライトのフランジパイプが上下共通になったので、その分フロントのアッパーアームは下げれる事になるので、其れなりにセッティングの幅が出てくるのでは？。

TA07RRが出た時には材質くらいは改良されてるとは思います。