けんきち＠２３のブログ一覧

北海道の旅は３日目です。

今日は旭川から稚内（走行距離２５０キロ）を目指します。

 

今日は天気が良くありません。時折ポツポツと雨が降ってくるので幌は閉めたままです。圏央道に乗ります。

 

深川留萌線に入るとどこまでも直線道路が続いていました。

雨が上がったので高速走行中に幌を跳ね上げたのですが、風圧で何かが引っかかったらしく中途半端に真ん中で動かなくなったときは焦りました(^-^;

 

日本海が見えてきました。留萌からの１８０キロは一般道になります。国道２３２号線オロロンラインをひたすら北上します。

道の駅 おびら鰊番屋でお昼ご飯にします。この地域はかつてニシン漁で栄えた場所です。

ということでニシン丼をいただきます。うんま～い（＾－＾）　身欠きニシンの甘露煮とたっぷりの数の子、これはアタリですね。

 

道の駅の隣に重要文化財の旧花田家番屋という、ニシン漁で使われていた番屋があるので見学です。

現在この地域では全く鰊は獲れないそうです。そこで受付＆説明員のおじさんに

私「さっき道の駅でニシンを食べてきたのですが、いまはどこ産のを持ってきているのですか？」

おじさん「（首を傾げて）　・・・・　」　

え～？！説明員でも知らないんですか？それとも大人の事情で言えないとか？(^-^;

 

さあ北上を続けます。ここから直線地獄が始まります。

 

羽幌を通過します。

６速のまま、ブレーキを踏む必要は無く、ステアリングも切らず、アクセルも一定のまま・・・ついでに天気もイマイチとこんなにつまらないドライブはなかなか経験できません。

たま～に現れる道の駅だけが救いです(^-^;

ただ向かう先１点を見つめて運転しています。

 

途中の豊富温泉でひとっ風呂していきます。

 

驚きました。浴室内に強烈な石油臭が充満しています。これ吸い続けて大丈夫なんですか？(@_@)

茶褐色のお湯にギラギラの油が漂っています。塩化物泉のお湯に石油と天然ガスが混ざっているようです。肌の上を油が流れる奇妙な光景です。

北海道のさらに辺境地になんで温泉街が成り立つのかと不思議でしたが、この世界的に見ても稀なお湯を求めて人が来ると聞いて納得しました。今度来ることがあったらガスマスク持ってこよ(^-^;

 

まだまだ直線地獄は終わりません。

 

朝１０時前に旭川を出発して８時間、とうとう稚内に到着です。精神的にやられました。今日は稚内駅近くのホテルに宿泊です。

夕ご飯を食べるために街へ出たついでに周辺を歩いてみます。利尻・礼文島を結ぶフェリーが見えます。

 

 

稚内駅近くの居酒屋で夕ご飯にしました。

今日は暇を持て余す直線道路に苦しめられました。曇り空だと景色も楽しめずツライ行程でした。

さあ明日はいよいよ最終目的地・宗谷岬を目指します！(^-^)