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ｉＲがブレーキ修理から戻ってきて、
２週間が経とうとしている。

はたして直ったのか？





修理内容は、
ブレーキマスターシリンダーを新品に交換、
ブレーキオイル、パッド（フロント）交換である。

修理前は、５日程でフロント右ホイールだけが、
真っ黒になっていたのが、
修理後２週間経っても、
以前の５日分と比べて、半分以下の汚れで、
フロント左右共にほぼ同程度の汚れ具合になっている。

また、ブレーキチェックのために、
ブレーキをいつもより多めに踏むと、
簡単にタイヤがロックして路面にブラックマークを残すようになった。

修理前は同じコトをすると、
フロント右から「ゴー！」という音がして、
いかにもフロント右だけが
ガンバって仕事をしているような感触があった。

もちろん、止まるはずがなく、ズーと前に出ようとする。
フロント右ブレーキが、悲鳴を上げているようで、
仕方なくブレーキをゆるめるといったカンジであった。

現在の状態からみると・・・、
またこの状態が続くようであれば、
ブレーキは直ったと言ってイイと思う。

が、購入してからずっと、
１年以上もブレーキ不調と付き合ってきた私には、
にわかに信じられないという気持ちが少しある。
まだしばらくは、安心できない。

ちなみに、掛かった費用は６４，０００円。
もっと早く直せば良かった。

近頃、ミッションの入り具合が、ちょっと悪くなってきた。
オイル交換に行かなければならない。
同時にデフオイルも交換しなければ・・・。
音がしなくなっている。

前回交換してから、８０００キロ走行している。
前回、ｉＲに乗り出して初めて交換した時には、
すごく入りづらかった１速と５速が入るようになり、
早く交換すれば良かったと思ったものだ。

そして、デフはオイル交換後に・・・。
ポキポキポキ？　バキバキバキ？
パコパコパコ？　トンカラトントントン？・・・。

どう表現してイイか分からないが、
交差点を曲がる時に、すごい音と振動がして、
「壊れた！」と思った。

青くなりながら、ｉＲオーナーに尋ねたところ、
「するよ！」ということなので、
これが正常に機能していることかと納得した。

その音が、現在していないということは・・・。

ミッションオイルとデフオイルの交換に行こう！

ちょうど１年前、
ｉＲを購入して初めての冬の寒い朝のこと。

それまで、ＮＡの１．６リッターまでしか
所有経験のない私にとって、
その頃の関心事はｉＲの燃費だった。
計算すると、かなり悪かった。


ある日の朝、何気なくトリップメーターを見ていた。
走行中なので、時折視線を移す。

「う、動いてない！」

どうやら、寒い日の朝一番は動かないらしい。
昼にはまた動き出す。

それで困ることといえば、
各種オイルの交換時期の目安が無くなることか。
それは、入れたガソリンの量から、
だいたい割り出すとして、
どうしようもなく困ることではない。
しかし、燃費は分からない。

それから私は、燃費を気にしなくなった。
そういうクルマではないと納得して。

トリップメーターが動かないのは、
夏にも一度見たので、寒い日だけではないらしい。

そして、今年もまた動いていない。

目覚めると、外は雨が降っていた。
しかしそんなことは関係ない。
朝８時、洗車スタート。
一応、洗車場所は屋根の下だが、
いつも駐車する場所は屋根なしスペースである。
それなのに・・・、雨なのに・・・、
と当然他人は思うだろう。


もちろん私も通常は、
２日後に雨が降ると分かりきっている場合などは、
洗車なんかしない。

しかし、したくなったら、たとえ予報で翌日が雨だろうと、
さらに雨の中だろうと、洗車をする。
その日だけでも、その時間だけでも、
その瞬間だけでも、美しい姿が見たい時があるのだ。

車内清掃と洗車、装備品の取り付けを済ませると、
午前１１時だった。

ついに、ついに、ついに！！
ｉＲが帰って来た。

今日、ショップから連絡があり、
ドキドキしながら引き取りに行った。

「ちょっと乗ってみてくれ」と言われ、試走に出る。
ミッションの入り具合は？、クラッチの感触は？、
エンジンの感覚は？、
それらが以前と変わりがないかチェックする。

そして、今回修理したブレーキがどうなったのか？
ショップの周りのみで、
加速区間が十分にとれないために、まだ結論が出せないが、
すぐにオカシイと気付くモノでは無かった。

何度かのハードブレーキングの後に、ローターを指で触れてみる。
修理前には、ずっと触っていられた右後輪のローターが、
熱くて触っていられない！
この反応は、修理前とは明らかに違う。期待のできる反応である。

今まで１年以上もブレーキの不調と付き合ってきた。
チェックポイントは承知している。
これから、それらで本当に直ったのか判断していくつもりだ。

そう長くはかからないだろう。