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2019年01月29日

これがホンダの生きる道

これがホンダの生きる道 ♪ あなたは も~う 忘れたかしら ♪

そんな感がなきにしもあらずな、ホンダのハイブリッド スポーツ。





ホンダ CR-Z



デビューは2010年。

全体的なシルエットは、サイバーCR-Xか、はたまた初代インサイトか。

テールぶった切り、コーダトロンカを採用した、コンパクトクーペです。

パワーユニットは、1500cc 114psのガソリンエンジンにプラスして10kW (14ps)のモーター。

しかも6速MTが、選択可能でした。






やっぱりリアビューがカッコいいですね。

デビュー時、気になって見に行きました。

後姿は良いのですが・・・

やたら巨大なグリルと、リアに比べて妙に長いフロントオーバーハング。

なんだか前が重たく見えます。

コスト度外視で開発し、とても量産車とは思えない、うちの初代インサイト。

あれを買い換えるまではいかないかなぁ、というのが結論でした。






そんなCR-Z、総じて評価が芳しくありません。

「エコスポーツ」のコンセプトに対して、どこか中途半端だったのが原因かなと。


このデザインのご先祖CR-Xは、VTECのSiRで160ps。

片やCR-Zは、PUシステム合算で128ps。


そして燃費は、22.8km/L (CVT JC08モード)。

片や非ハイブリッド、1.3Lのフィット2は、24.0km/L。


う~ん、なんだかどっちつかずの印象ですね。

もう少し性能を尖らせて、個性を出したいところです。

そして2017年、残念ながら一代限りで生産終了・・・。


おっと、その前に。

2012年にビッグマイナーチェンジをしています。






外観に大きな変更はありません。
(実はここまで使っていた写真は、全て後期型です)

ですが、中身が大きく変わっています。






高回転型エンジン+リチウムイオンバッテリー





当初からi-VTECは採用していました。

それは、低回転時1バルブ休止機構を採用し、低回転域のパワー不足を補う制御で。

ですが、この後期型、高回転時にバルブとカムを切り替える、言わば元来からの高回転型VTEC。

この効果で、120psにパワーアップしました。


そしてモーター。

バッテリーをニッケル水素から、ホンダ初のリチウムイオンに変更。

発生電圧を100Vから144Vへアップしています。

それに伴い、モーター出力も50%アップの15kW (20ps)に。


更にはリチウムイオン化で、急速な放電も可能になりました。

それを生かして、後期型にはこんなスイッチが追加されています。





PLUS SPORTS ボタン



このボタンをポチッとしてから、アクセルを踏むと・・・


スロットルは、DBW(ドライブ バイ ワイヤー)により、フルスロットル!

モーターもリチウムイオンの特性を生かし、一気にフルパワー!

鋭い加速を見せてくれます。


これって、スーパーフォーミュラのオーバーテイクシステムか。

はたまた、アクセル全開にすると、過給圧が10秒間110%になるという。

スクランブル ブーストを搭載した、あのクルマの再来か。





シティ ターボⅡ



このターボⅡ、スクランブルブースト発動中は、激しいトルクステアに襲われて、直進するのもままならない状況だったとか。


さて、CR-Zに戻りまして・・・

ハイブリッドの技術、燃費勝負だったらトヨタに敵わないかもしれません。

でも、みんながそればかり作っていても、なんだかクルマって面白くはならないのでは?

なんて思います。

これからホンダの進む道は・・・





ハイブリッドによる、電気ターボ



モーターだけで走れるEVモード、そんなの要りません。

ダウンサイジングターボで、しかも直噴リーンバーン。

ここ一番の時にはリチウムイオンパワーで、ドッカン電気ターボ!

これなら燃費をさほど犠牲にせず、走りを楽しむことが出来そうです。

こういうの、面白そうですよね。



エコだけに縛られたクルマに、ドライビングプレジャーはあるのか?

ブーストガンガン、燃料冷却しまくりのターボに、未来はあるのか?

これからのスポーツカーに、こんな答えがあってもいいと思うのです。



走らせて楽しいクルマ、それがホンダの生きる道だと思います。

こんなバカげたクルマ、きっとトヨタは作りません。

ここはトヨタとは違う道を選んで、独自性を出していってもらいたいものです。

そうすれば、あの時のCMコピーが、生きてくるのではないでしょうか。




ブログ一覧 | ホンダ | 日記
Posted at 2019/01/29 10:07:51

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この記事へのコメント

2019年1月29日 11:55
こんにちは。
ホンダのハイブリット、まさにホンダPUに通じるものですね
モータでターボを回して、一定回転になったら発電して
ドッカン電気ターボで加速
1L=3kmのホンダPUを載せる訳にはいきませんが
回生システムなら
すぐにハイパワーカーに採用とか言いそうですが
こういうライトスポーツに使えばいいような気がします
バッテリーの重量増は、ドッカン電気ターボでカバーすれば
コメントへの返答
2019年1月29日 12:42
こんにちは。
コメントありがとうございます。

どうも世間は「ハイブリッド」というと、エコの印象が強い様でして。
現代のF1は、似た様な構造で使い方が異なるので、言わば「F1方式」で使えればどうかな?と思います。

バッテリー重量のネガ要素はありますが、そこは相殺出来るかなと。

電制にすると、時には大排気量NAの様に、またある時はドッカンターボで荒々しく・・・
そんな使い方が、1つのエンジンで出来ると思います。
2019年1月29日 12:43
こんにちわ!

今日のcarviewニュースに「電気式CVT」なる言葉が出てきました。Hi:BRiDモーターによるシームレスな加減速を実現したことでの表現でした。
なるほど、電気式ターボ!
そういう使い方も出来ますね。
制御の仕方によってジキルにもハイドにも…(笑)
電気だから出力の制御も自由度が高いし。
1台でスポーツもエコも可能かもね‼
コメントへの返答
2019年1月29日 12:52
こんにちは。
コメントありがとうございます。

現代のF1は、ハイブリッドです。
モアパワーの分は、モーターでカバーしています。
この概念を市販車でも応用してもらえないかなぁ、と思っています。

あと、仰る通り電制にすると、いつスイッチを入れるか、の話になるので、エコでもパワーでも簡単にコントロール出来ます。

ちなみに、リチウム電池CR-Z。
「PLUS SPORTS」の非作動条件に「ハンドルが、ほぼ直進でない時」というのがあります。
こういう条件設定も、センサーさえ付ければ比較的簡単に出来るんですよね。
2019年1月29日 12:54
おじゃまいたします。
ハイブリッドというだけで買う気が無くなる人間なので全く知りませんでした。 そういう楽しげなボタンが有ったのですね。(メカドックのニトロボタンを連想しましたよ。)

燃費が良いだけではますますクルマ離れが進みますよね。本能的な部分が去勢されては楽しい訳が無いので、ホンダには期待したいです。


次期RX7も、こういう方向なんでしょうかね。 RE+ハイブリッド…
トヨタとマツダの提携・供給も進む様なので楽しみに思います。
本来のホンダらしい姿が見たいです。
コメントへの返答
2019年1月29日 15:39
こんにちは。
コメントありがとうございます。

今のハイブリッドは、モーターのパワーがある分、エンジンのパワーが引き算されています。
ですが、エンジンパワーはそのままで、モーターパワーを足し算する方法もあるのです。
でもさすがに、ニトロの様な炸裂するパワーは、出せませんが。

燃費が良くて安いモノばかりになると、益々クルマの白物家電化が進んでしまいます。
ホンダには、そこに一矢報いて貰いたいものです。

もしREを現代に復活させるならば・・。
不得意な低速域は、REを発電機にして、ノートe-POWERの様に完全EV化。
得意な高速域では、RE +電気ターボ、なんて、どうでしょうかね。
2019年1月29日 16:05
こにゃにゃちわわにゃ(^^)

オイラの周辺の業界人はCR-Zが出た当初から「電動ターボ」という表現を使っていましたにゃ♪
加速時 にエンジンのアシストをするというモーターの立ち位置がターボのそれと同じであった為ですが、記事にも有る通り、モーターの出力が中途半端だったので前期モデルでは「胸のすくような加速」は得られなかった様ですにゃ(^_^;)

因みに現行のスズキのハイブリットも加速時や登坂時などでモーターアシストをするという部分では制御的に同じだと言えなくもないですが、モーター出力が小さすぎてターボと言うにはあまりにも貧相な代物ですにゃ(爆)

いっそプラグインにしてバッテリー&モーターを強化した方が燃費も稼げるのですけどね?
コメントへの返答
2019年1月29日 17:51
こんばんは。
コメントありがとうございます。

多分、当時のホンダは、きっと「ニッケル水素バッテリーでは、これが限界」とか言うんでしょうね。
パワーと容量(使用時間)のバランス、少ない電力では振り分けが難しかったのでしょう。

現在プラグインも、エコで使ってますよね。
これを、前輪はエンジン、後輪はPHEVで駆動する4WDにした「ランサー エヴォリューション」というクルマを開発してくれないかなぁ、三菱さん。
なんて妄想しています。
2019年1月30日 12:58
こんにちは
ハイブリッドにはいろいろな用い方っていうか、方法が違っていてもハイブリッドっていったらエコカーみたいな捕らえ方ってどうなんでしょうか。CR-Zってなんかかわいそうでした。
  で、天邪鬼な私はモーターで回すのってターボ?なんで、なんかエコカーらしくない名称に変えましょう。そのほうが新鮮味があるのではないでしょうか。また取り留めが無くなってしまいました。すみません。
コメントへの返答
2019年1月30日 17:07
こんにちは。
コメントありがとうございます。

CR-Z、もう少しスポーツに振って再出発すべきだったのでは?と思います。
レースもGT300チャンピオンを獲得したら、撤退してしまいましたし。
なんだか、中途半端で残念ですね。

仰る通り、構造的にはターボではないですね。
出力特性が似ているので、そう呼んでいるのですが。

過給機は本来「スーパーチャージャー」になります。
機械式であってもターボであっても。
確かターボの正式名称は「ターボ スーパーチャージャー」だったかと思います。

そうであれば「エレクトリック スーパーチャージャー」でしょうか?

あっ、そもそも過給はしていないんでしたね・・・失礼しました。
2019年2月2日 21:34
他人の目なんかなんたらっていう、
いまさらインサイト、というか、いまなぜインサイトで
ツッパテルのがいっぱいいっぱいかな? 涙。

売りたいのは軽 ・・・ 本音かな 号泣。
コメントへの返答
2019年2月3日 2:45
こんばんは。
コメントありがとうございます。

日本ではパッとしないインサイトですが・・・。
アメリカでは認知度の高いブランドなんです。

世界初(当然日本初)のハイブリッドは、プリウスです。
なので日本では、ハイブリッド=プリウスくらいの認知度があります。

これがアメリカになると、初のハイブリッドはインサイトになるんです。
なのでアメリカでは、ハイブリッド=インサイトなんです。

今回のインサイトは、アメリカ発。
もし日本初だったらシビック ハイブリッドになっていたでしょうね。
2019年8月14日 17:12
CR-Zコンセプトが発表された時はワクワクしていました。

市販バージョンになってちょっとトーンが落ち
試乗させてもらい、加減速時の車重の重さが気になってしまいました。

インサイトにポン付けできる、リチウムイオンのECUってどなたか作ってくれないでしょうか(笑)
コメントへの返答
2019年8月15日 7:33
おはようございます。
コメントありがとうございます。

CR-Z、前期型(ニッケル水素仕様)に試乗しました。
あの巨大グリルと、なんだか中途半端なパワーが気になって。
インサイトやサイバーみたいなグリルレスデザインで、後期型の様なドッカン電気ターボだったら、ひょっとして・・・

今年、IMAバッテリーを中身だけ交換してもらいました。
その方の話では、バッテリー本体の品質が、以前より下がってきているそうです。
時間は掛かれど入手は出来るので、まだ良いのですが、いずれは代替えを検討せねば、とのこと。

トヨタのLi-ionか、このCR-ZのLi-ionを流用出来ないか、検討されているそうです。

プロフィール

「代わり上位に上がった、トヨタ7号車。
当てたフェラーリをロックオン!」
何シテル?   06/16 21:14
クルマ、バイク、自転車と、自分でコントロール出来る乗り物が好きです。 それも日本製が好きです。 (自分で買えそうもないものには、興味が持てなくて) ...

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