
毎月第4日曜日に、宇都宮で定期開催されるFMM(Free Motor Meeting)へ行って参りました。
前回は、昨年3月。
みん友の「白金の豚」さんに、連れて行ってもらいました。
あれから、10ヶ月あまり・・・
かなりご無沙汰だったのと天気が良かったので、行ってみた次第です。
それでは、出展車のご紹介を。
フェラーリ 308GTB クワトロバルボーレ
328までは、まだ60年代のピニンファリーナ節が効いてますね。
クラシカルな趣を残していて、美しいデザインです。
この車、発売当初は「ディーノ」ブランドだと思っていました。
そうしたら、「ディーノ」は308でもGT4まで。
GTBは最初から「フェラーリ」なんですね。
知りませんでした。
フェラーリ 365GTB/4
通称 デイトナです。
この名前、この車がレース参戦したのが、理由ではないのです。
話は遡りまして、1966年のルマン24時間。
それまで6連覇中のフェラーリに、挑戦3年目のフォードが挑みます。
出走車数55台に対して、フォードはGT40を8台投入する物量作戦を展開。
見事1-2位フィニッシュで、フォードがルマン初制覇を果たしたのでした。
そして、翌1967年のデイトナ24時間。
今度はフェラーリが、フォードの地元アメリカでリベンジに燃えます。
フェラーリは、330P4, 412Pを投入し、1〜3位フィニッシュ。
その時のゴールシーンが、これです。
3台並んでゴールする、「デイトナ フィニッシュ」誕生の瞬間です。
このデイトナ フィニッシュ、結構、流行りました。
同じ1967年に富士で開催された、日本初の24時間レース。
優勝したトヨタも、2000GT, スポーツ800でやってました。
その後発表された365GT/4に、優勝記念として「デイトナ」という名がついたそうです。
エンジンは、車名の通り365cc×12で4,390cc。
60度のV12です。
バルブ挟み角が広く、ヘッドも大きいです。
これぞエンジン!という存在感ですね。
マフラー(マルミッタ)は、フェラーリ、ランボルギーニ等のスーパーカー御用達の金管楽器、アンサです。
アンサといえば、こんな特徴がありました。
パイプ内部の赤塗装です。
でも、すぐに排ガスで黒くなっちゃうんですよね。
そういえば、ホンダも25年くらい前に、オプションパーツで赤テールをやってました。
ポルシェ 911
911くらい歴史があると、細かい仕様の判別が出来ません。
フロントにオイルクーラーがあるので、カレラRS 3.0でしょうか?
前年のカレラRS 2.7は、もはや伝説の名車の域に達していますが、3.0はどうなんでしょうか。
ハチロク人気もそうですが、注目されるのは1つだけで、残りはさっぱり・・・というのが、なんとも不思議でなりません。
ポルシェ 911
これは930でしょうか?
いろいろとモディファイされているので、ベースがよく分かりません。
この非プロジェクターのヘッドライトと、立ち気味のAピラー。
964までの方がかっこいいと思うのは、オヤジの証なんでしょうかね。
アルファロメオ 155 ザガート
155にザガート仕様があるのは、知ってました。
ただ、これ非常に数が少ないんだそうで。
どうやら国内に10台はないとか。
すごく希少な車なんですね。
155といえば、やはりドイツのDTM。
メルセデス、オペル、アルファによる、壮絶なバトルがありましたね。
実はあれ、ドイツ国内選手権であって、世界戦ではないんです。
それなのに、あのアルファの力の入れ様。
それは、こんなところにも見て取れます。
シリーズ戦で勝利すると、貼られていく撃墜ステッカーです。
本来、大蛇は人を加えているのですが、これは・・・
トミーカイラ ZZ
この頃は、ルノー スピダー、ロータス エリーゼと、ストイックな軽量スポーツカーが続々と発表されました。
このZZも、アルミシャシー+FRPボディの軽量設計です。
サイドを走る、アルミ押し出し材。
フロア、ペダルにも多用されているアルミ材。
そしてリンケージ剥き出しの、シフトレバー。
これって、フォーミュラーカーを2人乗りにして、カウルを被せただけなんですね。
どんな旋回性能を見せてくれるのか、楽しみになります。
サバンナRX-7 カブリオレ
やっぱり人生1度は、ロータリー。
どうせ買うなら、オープンカー。
ということで、購入を考えた車でした。
サイズも、このくらいがいいですよね、狭い日本の道ならば。
で、結局悩んだ末に、こちらは買わず、これにしました。
ユーノス ロードスター
この車は、1800 シリーズ1ですが、私が買ったのは、シリーズ2でした。
緑の標準仕様で。
ロードスターは、それまでに2回悩みました。
友人が乗っていた1600、M2の1028。
結局、金策が上手くいかず、断念しました。
で、いよいよNBにモデルチェンジする年。
もうこれが最後のチャンスと、広島に残っていたNAを買った次第です。
もちろん、頭金なし、男の60回ローンです。
その1回目の機会、友人が買った1600。
これは感動でしたね。
軽い身のこなしの回頭性、フルオープンの開放感。
当時乗っていたサイバーCR-X Siは、スポーツカーではないんだと、と思わされたくらいの衝撃でした。
かといって、すぐに同じロードスターを買うのもなぁ。
で、その時は、これを買いました。
ホンダ ビート
ロードスターまでの繋ぎ的なところだったのですが、乗ってみたら・・・なんだこりゃ!
こちらも負けず劣らずの回頭性、オープンなのに高い剛性感。
小ささ故の、スピード感3割増し。
もう、コンビニに行くだけでもスポーツカー感が満喫できます。
この車で人生変わりましたね。
結局、2台買いました。
この会場、うちから約100kmのところにあります。
日曜の空いた道を走るのには、ちょうど良い距離です。
うまくすれば、午前中で帰ってこられるので。
今年は、時間を作って見に行ける様にしたいものです。