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くまとっどのブログ一覧

2020年07月29日 イイね!

このクルマ、なんでしょう? <正解編 その1>

このクルマ、なんでしょう? <正解編 その1>最近、なかなかブログが書けていません。

夜、眠くなってくるんですよね。

まぁ、夜なんで当然なんですが。

21時頃に寝落ちして、AM1時頃に目が覚め。

なんとなくグダグダ起きていてから、3時頃に再度寝落ち。

なんか体に良くない生活をしている実感があります。


そんな訳で、ちょっと間が開いてしまいました。

前回の旧いトラック廃車、2台のお話。

あっ! という間に、正解が出てしまいました。

乗用車と違い、トラックの車名までは知らない方が多いよなぁ。

1台なんかほとんど見えていないので、あてずっぽうでも難しいよなぁ。

そんな状況下でも正解を出せるという・・・

世の中には、凄いお方がいらっしゃるものです。

ちょっとクルマの説明も兼ねながら、正解の解説です。

まずは1台目。






こちらは、フロントが見えております。

最初の正解者以外でも、わかった方がいらっしゃいました。

「マツダ車なんだけど、なんだっけ?」という、ニアピンな回答も頂けました。

正解は、マツダ クラフトでした。







このクルマ、クラフトに至るまで2回も名前が変わっています。

モデルチェンジと共に名前もチェンジ、そんな勢いです。

まずは、このクルマからスタート。







マツダ ロンパー


ロンパー誕生以前、1950年代の戦後復興期に日本経済を支えていたのは、このトラックでした。






マツダ Tシリーズ


戦後、自動車生産が再開されると、まず需要が多くなったのはトラック等の商用車。

それも、廉価な3輪車から普及が始まりました。

その後、経済の発展と共に、3輪トラックも大型化、快適化が進みます。

すると、設計による合理化、そして大量生産からのスケールメリットを生かしたコストダウンにより、4輪トラックとのコスト差は僅差に。

そうして、いつしか主力の座は、4輪トラックに奪われる事となったのです。


マツダもその流れに追従します。

3輪トラックのTシリーズをベースに、フロント周りを4輪化へ再設計。

そこで誕生したのが、1100cc 1トン積みのロンパーでした。

ロンパーのフロントフェンダーが前方に向かって絞られているのは、3輪時代の名残なんでしょうかねぇ。







ここで、ちょっと余談を。

私が就学前だった1970年代前半。

近所にはまだ3輪トラックがありました。

最盛期を過ぎた3輪トラックですが、ある事業では根強い需要があったのです。

それは・・・







製材業です。

細い山間部を走る林道において、小回りが効くといる理由で、3輪トラックの需要がありました。

でも私が見たのは、都内の材木店です。

確かに下町ながらの狭い道は多かったのですが、実際は小回り性だけが選ばれる理由ではなかったのです。

実は3輪トラック、排気量、積載量に制限がありましたが、外寸には暫く制約がなかったのです。

例えば、2トン積みのトラックの場合。

4輪の場合、4ナンバー規格では全長4.7mですが、これが3輪になると、なんと6mなんていうバケモノも!

長い材木を運ぶのに、この長さが適していたんですね。







その後、ロンパーは1100ccと1500ccの、D1100とD1500へ車名変更と共にモデルチェンジ。

そして、シリーズ最終型となるクラフトへ、更にモデルチェンジが施されます。

今回のお題だった丸目4灯は、前期型。

後期型では角目2灯になります。







当時マツダのトラックは、その大きさ毎で、1.5トンクラスのクラフト、2トンクラスのEシリーズと別ブランドで展開されていました。

それが1971年、1つのブランドに統一されます。







今もOEMで販売されている、タイタンになるのです。



あっ、結構な長さになってしましたね。

右のトラックについては、次の機会に。
Posted at 2020/07/29 10:07:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2020年07月15日 イイね!

このクルマ、なんでしょう?

このクルマ、なんでしょう?先日、みん友さんより、メッセージを頂きました。

「両端にある2台のクルマ、車名がわかりますか?」

この文章と共に、住所が記載されています。

クルマは、そこのストリートビューに写っているとの事で、早速検索してみました。








あっ! ありました。

廃車が並んでいますね。

もうちょっと寄ってみます。






3台並んでいるのが分かります。

車名の確認は、「ブルーバードの両隣にあるトラック」との事です。

なるほど、中央の乗用車は、ブルーバード 410型の様ですね。


では早速、両隣を見てみましょう。

まずは、一番左側のトラック。

フロントマスクもしっかり見えて、原形も留めいます。

見た事あるかも? と思っても、旧いトラックを名前を覚えている方は少ないかと思います。

そこで、ヒントです。



このトラックは、1965~1970年にかけて生産されていました。

元々の成り立ちは3輪トラック。

それを4輪化へ再設計されたものが、先々代モデルになります。

そこから2度のモデルチェンジと共に車名変更を経て、このモデルになりました。

この丸目4灯の後、角目2灯になり、シリーズは終焉します。

なぜかこのシリーズ、モデルチェンジと共に車名も変わっていますので、最後の名前がなんだったか、そこがポイントです。







さて、問題は、このトラック。

肝心なフロントマスクが、木に覆われています。

う~ん、ヒントが少なすぎで、これは難しいですね。

見える部分から、特徴を確認していきます。


・キャブオーバー型のキャビン

・ドアからフロントマスクへ繋がる、プレスライン。

・そのプレスライン下に、丸型ヘッドライト


それでも全然情報が少なくて、難し過ぎですね。


ヒントです。



・一番左のトラックとは、メーカーが違います。

・でも年代は、ほぼ同じです。

・車名は記号です。



最初、この先代モデルの名称を回答して、間違ってしまいました。

当時のトラックは、名称と記号が混在していて、年式順にどう並んでいるのかが分かりにくいです。

私は、このモデル、まだ名称時代のものと思っていてたので、間違えてしまいました。




街中の景色に溶け込んでいるトラックの車名まで、気にされる方は少ないと思います。

例えば、「真ん中の乗用車は?」だったら、分かる方もいらっしゃるでしょうね。



みなさん、如何でしょうか?
Posted at 2020/07/15 10:11:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | クイズ | 日記
2020年07月10日 イイね!

懐かしくも、ちょっと寂しい・・・小型1ボックスバン事情

懐かしくも、ちょっと寂しい・・・小型1ボックスバン事情先日、ダイハツより新型車が発表されました。






ダイハツ グランマックスです。


なんか、どこかで見た事ある様な・・・

あっ、トヨタ タウンエースですね。

現行のタウンエースは、インドネシアのアストラ ダイハツで生産された、グランマックスの日本仕様だったのです。

今まではトヨタのみで販売。

ですが今回からは、ダイハツでも新型車として販売される事となりました。

ダイハツとしては、初の海外生産車。

小型貨物車では、なんと16年ぶりの新型車だそうです。

そんな話の裏では、こんな残念な事も・・・

トヨタディーラーの全車種販売に伴い、販売系列で別れていたライトエース / タウンエースでしたが、今回からタウンエースに統合されてしまいました。







みん友さんとも話題になっていたのですが・・・

車名のグランマックス、生産の地インドネシアでの名前です。

それはそれで、良いんですけど・・・

ダイハツの小型バンと言えば、やっぱりデルタではなかろうかと。

グランマックスって言う新しい名前より、昔から馴染みのあるデルタの方が良いのでは?

なんて思っていました。

でも・・・思えばデルタと言うと・・・。

最初に思い出すのは、バンではなくて、やっぱりラリーで強かった、あのクルマですよね。

それに「ダイハツ デルタ」と言う名前に反応するのは、私の様な昭和のオジサンくらいじゃないかと。

それに、普通、このクルマを見たら「トヨタ タウンエース」だと言われそうです。

「ダイハツ デルタ」って、タウンエースのOEM版じゃないの? と思われているかもしれません。

でも、実はこのクルマ、生産はダイハツだったんです。

但し、発売はタウンエースの方が1ヶ月早かったのです。

となると、デルタはタウンエースのOEM版と言われてしまっても、確かにそう思えなくはないですね。

やっぱり「ダイハツ デルタ」での復活は、厳しかったのかもしれません。






商用バンは、その大きさで概ね3つのクラスに分けられます。

軽自動車クラス、ハイエースクラス、それと、この小型クラス。

令和の今では、軽とハイエースの二極化になっている傾向があります。

この小型バン、見かける機会が少なくなった気がしています。

「大は小を兼ねる」ではないでしょうけど、このクラスを買うなら、いっそハイエース、と言う方が多いのかもしれません。

そんな世相を反映してなのか、今まで小型バンで多くのOEM車を有し、市場を席巻していたあのクルマが、とうとう生産終了となります。






マツダ ボンゴです。

昭和40年代の初めには、1ボックスバンを「ボンゴ型」と呼ぶ程の知名度を誇っていたのですが・・・

バンは今年5月、トラックは8月に生産終了します。

長い歴史を有するだけに、非常に残念です。


今は寂しい状況ですが、昭和の時代は、逆にこのクラスが多数を占めていました。

当時、ハイエース、キャラバンはありましたが、今ほど多くはなかったです。

しかも多くの小型バンはOEMではなく、各社独自開発したクルマが、市場に溢れていました。

例えば、このクルマとか。






やっぱり避けては通れない、初代ボンゴです。

このクルマが大ヒットした事で、「ボンゴ型」と言う言葉が生まれた訳ですからね。

当時の商用バンは、ほのぼの系デザインでした。

多分、狙ってそうしていたのではないと思いますけど。

異形ライトを生産する技術が確立しておらず、当時、主に使っていたのは、SAE規格の丸ライト。

それ故に、ゆる〜い顔立ちのデザインになっていたのかもしれません。

あと驚いたのは、このカタログ。

右下のマツダロゴが、今のデザインです。

でもボンゴの鼻先にあるエンブレムは、「m」をデザインした旧ロゴ。

新ロゴの時代にも、まだ初代ボンゴがあったとは、知りませんでした。

ちなみにこのカタログ、1976年(昭和51年)だそうです。






厳密に言うと、これは1つ下のクラスになるのかも。

トヨタ ミニエースです。

800ccのパブリカがベースになっています。

近所の鶏肉屋さんが、これ使っていました。

これもいいデザインですよね。

ほのぼの と言うよりは、可愛らしい感じです。

同じSAE規格ライトを使っているのですが、ボディが小さい為、目がパッチリです。






親戚の叔父さんが乗ってました。

ニッサン サニーキャブです。

バネットの前身となる、このクルマ。

バネット同様、販売チャンネル毎に、サニーキャブ、チェリーキャブがありました。

主な違いは、フロントグリル等のデザイン。

このサニーキャブのグリルデザインって、どうですか?

なんか、ちょっと大き過ぎて、妙じゃないですか?

サニーキャブを買った叔父さんに、「なぜチェリーキャブにしなかったんだろう?」と、子供ながらに思っていました。






工務店を営む友人の家で、使われていました。

三菱 デリカです。

デリカと言えば、オフローダー1ボックスの第一人者。

独自の世界観を作り上げています。

最近、ちょっと違う方向性が出て来ましたけど。

そんなデリカも、最初はこんな可愛らしいクルマだったのです。

こんな顔のクルマが街中を走っていたら、多少の事ではイライラしなくなったりして。



ちょっと取り上げただけでも、直接縁がなかったのはボンゴくらいなもので。

あとは、近所にあった、知り合いが乗っていたりと、小型バンは身近な存在でありました。

縮小傾向にあるマーケットですが、グランマックス&タウンエースには、頑張ってもらいたいものですね。
Posted at 2020/07/10 10:10:06 | コメント(7) | トラックバック(0) | よもやま話 | 日記
2020年07月03日 イイね!

シルエットフォーミュラ <日産3兄弟前夜編>

シルエットフォーミュラ <日産3兄弟前夜編>日本における、シルエット フォーミュラ。

最も印象になるのは、この3台ではないでしょうか。






R30 スカイライン S110 シルビア 910 ブルーバード


1982年に参戦していた、日産ターボ軍団です。

実は、この3台、基本ボディ構成は共通なんです。







それぞれ市販車のモノコックボディは使わず、鋼管パイプフレーム+アルミ板で製作されたものを共用しています。

外板はそれぞれ替えて、3つのクルマに作り分けをしているのです。







事の発端は、スカイライン。

長谷見昌弘選手と日産プリンス自販が協力した「スカイラインをサーキットに呼び戻そう」という企画がスタートでした。

その後、日産プリンスディーラーと協力を仰ぎ「NPDC ニッサン プリンス ディーラーズ クラブ」を立ち上げます。

そこで協賛金を集い、日産自動車にスカイライン復活の話を持ち掛けたのでした。

日産自動車からも賛同を得られ、いよいよ日産ワークスとして参戦が始動。

その結果、パイプフレームによるシルエットフォーミュラとして、スカイラインは復活したのでした。

ただ当初の思惑と違った事。

それはスカイラインだけでなく、シルビア、ブルーバードと3兄弟となったのでした。

この頃、RSに搭載されたFJエンジン然り。

「スカイライン専用」は、シルエット フォーミュラであっても、許されなかった様です。







ニッサン ターボ軍団の1台、S110シルビア。

ラリーでは240RSとして、ベースになったのは2ドアHT。

ですがレースは、3ドアHBがベースになっています。

搭載されたエンジンは、LZ20B ターボ。

4気筒 2000ccのL20Bをベースに、4バルブDOHCターボ化。

そのパワーは、570psを誇っていました。

ボディも、パワーに合わせて大幅に変更。

ですが、鋼管フレームの剛性が十分でなかった事で起因する、アンダーステアに悩まされる事になります。

それを補う為に、大きなエアロパーツによるダウンフォースをもって、コントロールしていました。

一見、派手なエアロパーツですが、それには技術的な裏付けがあってのものだったのです。

S110 シルビアのシルエット フォーミュラ。

これが最初ではありません。







スカイラインが参戦する1年前。

1981年に、市販車ボディを使用したシルビア/ガゼールが、一足早く参戦していたのです。

エンジンは同じく、LZ20Bのターボ仕様。

市販車ボディだった為に通風口の追加工が難しく、熱的に厳しいものだったそうです。

さらに遡る事、1年前。

マカオGP参戦用には、このクルマが作られています。







こちらは、LZ20Bノンターボ仕様。

そのパワーは、270psでした。

ノンターボだったので、リアもウイングではなくスポイラーに。

リアフェダーにもダクトがなくなりました。

ターボ仕様と比べると、かなりおとなしいデザインです。

ですが非常にまとまりがあって、私はノンターボ仕様がカッコいいと思っています。



ただ残念なのは、実車を見た事がありません。

座間のヘリテイジ コレクションにも、ありません。

せめてモデルカーでも・・・と思ったのですが、見つかりませんでした。

おそらく、国内のレースに参戦していないからでしょうかねぇ。

カッコいいクルマなのですが、残念です。


もしかすると市販車ボディのターボ仕様は、このマカオ仕様をベースにして作られたのかも?
Posted at 2020/07/03 10:18:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産 | 日記

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「@中島乗り さん UDの意味、時代と共に変わりますね。私が学生の頃、先生からは「ユニフロー ディーゼル」の略だと教わりました。」
何シテル?   05/30 12:53
クルマ、バイク、自転車と、自分でコントロール出来る乗り物が好きです。 それも日本製が好きです。 (自分で買えそうもないものには、興味が持てなくて) ...

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