先日、黒豆号に乗っていると100℃に設定された水温のワーニングがやたら発報する!!
まぁ暑いからねぇなんて思っていたのだけど、普通に走っていてもやたら水温が上がるし、前は80℃台から90℃前半だった水温が常時100℃超えと痺れるレベルになってきた。
色々考えてみるのだけど、とりあえずヒーターオンにしてみると冷風しかでない・・・ということでサーモが壊れてるなぁという感じでした。
サーモ交換ということになるので、実はもう一つ持っている出番待ちのエンジンについているサーモをALTEXさんにはぎ取ってもらい、ゲット。
早速交換しました。
サーモ交換自体はユニバーサルジョイントがあればまぁ1時間から2時間くらいでいけるんでない?という感じの作業でした。
さてここからが本番です。せっかくサーモを交換する関係でスロットルを外し、その付近も結構バラしたので、S2000でサーキット走る人は実はみんなやっているかもしれないw手法を実施します。
S2000は吸気温度でシビアに影響を受けてしまうのですが、そんな中で吸気温度を少しでも下げようと考え出されたのがこの手法です。
みんカラで
ATS@AP1さんという方が編み出された手法で、
最近の車では凍結防止のためにスロットルに冷却水が循環されていますが、これをカットするという方法です。
こことか
普通に乗っているとスロットルも吸い込んだ空気が通る訳ですから冷たい方が良いのですが、冬場の凍結によりスロットルが開かなくなることを防止するためにスロットルの中には冷却水が循環されています。
ようするにスロットルは常時100℃近いお湯で暖め続けられているのですが、このお湯を通さなくすることによってスロットル自体が熱を持つことを防ぎ、吸気温度を下げるということなのです。
ヒーターコアと水冷オイルクーラーをつなぐ水のラインからスロットルへと続く水のバイパスラインがあります。
工具でさしているラインです。
コイツがスロットルへと進んで行くラインですので、コイツを蓋をします。
青い蓋がつきました。
全景はこんな感じ
さてもう一方です。
工具でさしているところ、ここもスロットルに繋がっている水のラインです。
こいつも青い蓋をしました。
全景はこんな感じです。
とまぁこんな感じでスロットルに流れるクーラントはキャンセルしました。
NCのスロットルには上下二本のクーラントが流れている黒いホースが刺さっていると思いますが、これで、スロットルにはこのホースはさす必要がなくなります。
そしてその効果の程は・・・ごめんなさい。厳密な比較テストはしてないのですw
でもまぁスロットル自体が熱を持たないようになるので、いくらかはあると思います。
後、スロットルの冬場に於ける凍結ですが、これについてはもう自己責任でとしか言いようがありせんw
私が住んでいる岡山で、S2000についてですが、凍結して始動できなかったということはないですが、ロードスターはわかりません。
まぁこんな技もあるということで。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2015/08/09 19:22:48