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黒豆@NCECのブログ一覧

2015年08月21日 イイね!

NCロードスター、リヤメンバー強化、ジオメトリー変更

NCロードスター、リヤメンバー強化、ジオメトリー変更今回はNCのリヤメンバーを交換しました。

今回交換したメンバー自体は、自分の友人のNC乗りが作り、装着していた物です。
その友人がニーレックスさんのリヤメンバー強化およびジオメトリー変更を見つけてきて、それを再現すべく作った物と記憶しています。
その友人は岡山県の中山サーキットをエンジンノーマルのNC、ラジアルタイヤで1分06秒で走る天才肌のドライバーで、彼の車作りやドライビング技量は信頼に値するものです。
中山サーキットを1分06秒というとイマイチ関東の方の方はピンとこないかもしれませんが、筑波2000を1分06秒で走ると解釈してほぼ問題ありません。

その友人がNCを降りるということで、メンバー自体は外され、いつもお世話になっているALTEXさんの工場にて保管されていました。
で、ヤフーオークションにひっそりと出品されていたのですがw誰も買わないということで、話が回ってきましたw

ALTEXさん「良い仕事するとおもうんだけどねぇ」
俺「NCオーナーさんはやはりニーレックスさんのが欲しいんだと思いますよw後、自分でメンバーの交換なんか中々できませんよ。」
ALTEXさん「いやぁ、S2000やFDのメンバーは結構売れるんだよ。整備工場宛に売れたりするから、必ずしも自分でつけるって訳でもないみたいだし」
ALTEXさん「S2000やFDは走らせて結果をだしてるからかなぁ。うちはNC走らせてないからなぁ・・・君が装着して結果をだしてよ!!」

ということで、結果を出すかどうかは置いておいて、うちの黒豆号に装着することになりました。
で、画像の代物が装着されたのですが、目を凝らしていただくと、トーコントロールアームがつく穴が2つついています。
まずはノーマルと同じ位置でアームをつけてみました。ジオメトリー的にはノーマルと同じ、ただの補強されたリヤメンバーになります。

ジオメトリーはノーマルで、補強のみで乗ってみると・・・
これだけでも十二分に変化はあります。一言でいうとリヤのばたつき感がかなり軽減されます。
デフやメンバー、アームなどが勝手にバインバイン振動していたのがかなり統一感のある動きになるために、上質感があがったような感じになりますね。
いろんなところのメンバーを装着したインプレなども拝見しましたが、高速道路などでの直進安定性が向上したなどの話がでていますが、これは補強による部分が大きく貢献しているのでは
ないかと思います。
ちなみにS2000でもリヤメンバーを溶接強化するのはポピュラーな手法ですが、ここまでの変化は生じません。
NCのメンバーはちょっと華奢なのかな。

さて今度はジオメトリーをRX8方向に変化させた位置でトーコントロールアームを装着してみます。
ちなみに、強化メンバーにしてアライメントを計測、調整し、またジオメトリー変化の穴位置にアームを装着してアライメントを装着していますが、両者の間にほとんどアライメントの差はでませんでした。後者の方がちとネガティブ方向にキャンバーがついた感じかな。

実走してみます。
インプレとしては、語弊があるかもしれませんが、リヤの足が動かない感じになります。
普通のNCは、例えば右コーナーだとすると、ハンドルを右に切り込むと、フロント左が沈むと、右の後ろが足が伸びる、左の後ろが沈むなんていう動きが割とメリハリのある感じで分かる感じです。
これが今回のメンバーを装着すると、もの凄く極端な話をいうと四輪同じ沈み込み量で曲がって行く、実際にはそんなことにはなりませんが、メリハリは無いが安定感がある感じになる。
と言った感じです。

この変化自体をどうとらえるか?がこのメンバー変更の価値になると思います。
生き生きと曲がるNCロードスターの本来の動きは楽しいもので、これを失いたくないのなら、例えば補強だけにしておくとかがいいかと思います。
また、NCのノーマルの基本特性はともするとやや限界の低い動きとも言い換えることができます。さらに高速コーナリングや高い水準でのコントロールが可能ならばジオメトリー改造が生きてくると思いますね。

このメンバーを作ったそのNCの友人にこのメンバー改の印象を聞いたところ、
・後ろの足が動かなくなった。
・前後のボディ剛性やサスペンションの均衡が崩れる
・正直面白くなくなった
・が、中山サーキットなら0.2から0.3秒位は速くなると思う。
と言っておりました。やや否定的ですね。

自分としては、好みです。
ただ町中でも生き生きと動くロードスターとはちとキャラクターは違うと思います。
高速コーナリングなどでは「おぉ?」と思いくらい安定的です。
やや万人向けの水準からちょっと高めの技術要求がされるFRになったような気がします。ある程度腕がないと振り回せないし、曲がらなくなってしまうかもしれません。

まぁとりとめもなく書いてみましたが、今度タカタサーキットにいきますので、結果が出るとうれしいですねぇ。
Posted at 2015/08/21 19:23:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年08月14日 イイね!

NCロードスター、楽しく速く

そう言えば先日とある部品を購入するためにとあるお店にお電話させて頂きました。
冷却系の小物だったのですが、お盆前の微妙な時期でありました。

電話をしてみると残念ながら在庫は無しでした。
ちなみにその部品を作るのには部品がいるのです。
その部品がないとの事。

お店の方は、その部品を扱っているお店の方に行きますので、ちょっと寄ってみます。
あればすぐ作って送れます。なかったらごめんなさいね。お盆明けになると思います。
と言われました。

正直お盆前の時期、会社によっては既に休みに突入していてもおかしくない時期でした。
部品を作っているお店もやっているか微妙そうな感じでありました。

で、期待せずに待っていたのですが、本格的にお盆に入る前に部品は届きました。
お店の人が部品屋さんまで立ち回り、お盆前の忙しい時期に作って送ってくれたのです。

声を大にして言いたい、ありがとうございました!
Posted at 2015/08/14 13:08:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年08月09日 イイね!

NCロードスター、サーモ故障からのS2000で割と定番な吸気温度対策

NCロードスター、サーモ故障からのS2000で割と定番な吸気温度対策先日、黒豆号に乗っていると100℃に設定された水温のワーニングがやたら発報する!!
まぁ暑いからねぇなんて思っていたのだけど、普通に走っていてもやたら水温が上がるし、前は80℃台から90℃前半だった水温が常時100℃超えと痺れるレベルになってきた。

色々考えてみるのだけど、とりあえずヒーターオンにしてみると冷風しかでない・・・ということでサーモが壊れてるなぁという感じでした。
サーモ交換ということになるので、実はもう一つ持っている出番待ちのエンジンについているサーモをALTEXさんにはぎ取ってもらい、ゲット。
早速交換しました。

サーモ交換自体はユニバーサルジョイントがあればまぁ1時間から2時間くらいでいけるんでない?という感じの作業でした。

さてここからが本番です。せっかくサーモを交換する関係でスロットルを外し、その付近も結構バラしたので、S2000でサーキット走る人は実はみんなやっているかもしれないw手法を実施します。

S2000は吸気温度でシビアに影響を受けてしまうのですが、そんな中で吸気温度を少しでも下げようと考え出されたのがこの手法です。
みんカラでATS@AP1さんという方が編み出された手法で、
最近の車では凍結防止のためにスロットルに冷却水が循環されていますが、これをカットするという方法です。
こことか

普通に乗っているとスロットルも吸い込んだ空気が通る訳ですから冷たい方が良いのですが、冬場の凍結によりスロットルが開かなくなることを防止するためにスロットルの中には冷却水が循環されています。
ようするにスロットルは常時100℃近いお湯で暖め続けられているのですが、このお湯を通さなくすることによってスロットル自体が熱を持つことを防ぎ、吸気温度を下げるということなのです。

ヒーターコアと水冷オイルクーラーをつなぐ水のラインからスロットルへと続く水のバイパスラインがあります。

工具でさしているラインです。
コイツがスロットルへと進んで行くラインですので、コイツを蓋をします。

青い蓋がつきました。
全景はこんな感じ

さてもう一方です。

工具でさしているところ、ここもスロットルに繋がっている水のラインです。

こいつも青い蓋をしました。
全景はこんな感じです。


とまぁこんな感じでスロットルに流れるクーラントはキャンセルしました。
NCのスロットルには上下二本のクーラントが流れている黒いホースが刺さっていると思いますが、これで、スロットルにはこのホースはさす必要がなくなります。

そしてその効果の程は・・・ごめんなさい。厳密な比較テストはしてないのですw
でもまぁスロットル自体が熱を持たないようになるので、いくらかはあると思います。
後、スロットルの冬場に於ける凍結ですが、これについてはもう自己責任でとしか言いようがありせんw
私が住んでいる岡山で、S2000についてですが、凍結して始動できなかったということはないですが、ロードスターはわかりません。
まぁこんな技もあるということで。



Posted at 2015/08/09 19:22:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年08月07日 イイね!

NCロードスター、パワーチェックをした

NCロードスター、パワーチェックをしたちと試すことがあり、NCのパワーチェックをしてきました。
お世話になったのはいつもパワーチェックをしていただいているKMAXさんです。

ちゃっちゃっと用意して頂いて計測スタート
気温は35℃、水温92℃、吸気温度は40℃台だったかな。


結果は馬力は6800回転で149馬力
マックストルクは4300回転で18キロ

でありました。でKMAXのぴこぴこ職人さんに聞いたところ、NCとしてはまぁ普通な感じの数値だそうです。
ちなみに一緒に拝見させてもらったハイカム入れて現車をしたのが165馬力くらいだったかな。

さらにちなみに


こいつはもう一台もっているS2000のパワーチェック、AP2の2200ccのやつね。同じKMAXさんのダイノで計測したやつね。
7800回転で226馬力
6000回転で22.9キロ
昨年の6月くらいに計った奴で、まぁ暑かったけど、さすがに35℃はないわなぁw

しかしながらも余裕の70馬力以上の馬の差はあります。さすがホンダパワーかな。



Posted at 2015/08/07 21:44:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年08月03日 イイね!

NCロードスター、クラッチマスター辺りの遮熱をした

NCロードスター、クラッチマスター辺りの遮熱をしたうちのNCロードスター、どうもギヤの入りが悪くて悩んでおりました。
走っているとどんどんフィーリングが悪化して行く感じ。街乗りでもどんどんフィーリングが悪化する。

正直、うちの車は18万キロですし、デフマウントやエンジンマウントはリセットされていないので、そのせいかと思ってました。
が、先日デフマウントをNCの新品に、エンジンマウントも純正新品に交換しましたが、ちょっとワインディングを流すとギヤが入らない。
2速から3速へのシフトアップもかなり怪しい、3から2のダウンも怪しいし、ギヤなりがするときもある。

マウントをリセットしてもそのような状況なので、もうミッション自体の問題かと思いだしたのですが、それでも冷間時はすこっと入ることに少し違和感がありました。
で、色々なところで情報収集していると、

クラッチマスターがエキマニの熱害にさらされ、フルードが沸騰しクラッチが切れにくくなる

という情報をゲット。
さっそく断熱してみました。

これが


こうなる感じでやってみました。
ついでにエキマニの上を通る水のラインも断熱シートを巻きましたが、

こんな感じになりました。

欲をだしてエアコンの配管や冷却水の配管などにも巻いてみましたw

で、近くのワインディングを流してみましたが、

まったくフィーリングが違います!!

シフトがちゃんと入ります。直線で2速から3速へのシフトアップもかなり3の位置を探りながら慎重に入れていたのが、スコッと入るようになりました。
シフトダウンも然り、節度感がある感じでしっかりと入ります。

もうこれはNCロードスターはマストの作業ではなかろうかと思われましたね。
ALTEXさんの事務所に行き、レブスピードのバックナンバーでNCの特集の号を見てみると・・・・
みんなやってるね。いや言い過ぎたwけどかなりみんなやっている。

まぁうちのエキマニは遮熱板がついてないからこんなに効いたのかもしれないけどね。
Posted at 2015/08/03 21:46:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「NCのリヤバンパー、想像の斜め上のあたりに穴を開けた。 http://cvw.jp/b/2427358/44696390/
何シテル?   12/25 07:31
黒豆@NCECです。よろしくお願いします。 ロードスターは、NA6Vスペシャル、NA8Sスペシャル、NB2ウェブチューン(VSの革内装タン幌にRSの補強足回り...
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