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2009年06月04日

【車を考えてみる】 HV車とEV車を考えてみる その1

さてさてまだどういう風に話を進めるか決めかねてるこのテーマ(^^ゞ
とりあえずは初回と言う事で用語を少し書いてみようと思います。

ハイブリット車
エンジンとモータを組み合わせた乗り物。
動力の割合についてはその車のコンセプトでエンジンとモーターでどのくらいを分担するかが異なってくる。
モーターに対するエンジンの位置づけにより動力性能が大きく異なる。
またガソリンとバッテリーを併用してエネルギーとするのでガソリン車に比べるとバッテリーの分だけ重量が重くなることが懸念される。
ただしバッテリーをどれだけ積むかはモーターの位置づけや出力によって大きく変わってくる。
エンジンとモーターを併用するためにエンジンを発電機として活躍したりして、意識してバッテリーを外部電源で充電する煩わしさがないのが特徴。
エンジンも使用するため排ガスが発生する。


電気自動車
ハイブリットと大きく違うのは電気モーターのみを動力としている。
エンジンを搭載しないため動力に関する重量は抑えることが可能であり排ガスは一切出ない。
しかし、巡航距離がバッテリーの容量に大きく左右され、またその充電には外部電源が必要となる。
従来は200vなどを用いた専用電源を準備して充電が必要であり、その充電方法に難があった。
まもなく発売されるプラグインEVはこの充電を家庭用のコンセントで行えることから一般家庭でも使い安くなっている。
また現在はバッテリーがなくなった際を充電してあるものと交換して短時間でフル充電の状態にするガソリンスタンドに変わる規格や施設などが研究されている。
バッテリーの充電についてが大きな難関であるが、それ以上に難しいのが巡航距離。
バッテリーを多く積めば距離を伸ばすことが可能であるが、多くつめばそれだけ重量が重くなるため大出力のモーターが必要になったり結局は巡航距離が短くなったり充電時間がかかるなどのデメリットが生まれる。
この巡航距離をどのくらいに設定するかがメーカーのコンセプトにかかってくると考えられる。


回生ブレーキ
これはガソリンエンジン車で言うところのエンジンブレーキのようなもの。
大きく違うのはこのブレーキをうまく使うことで発電しバッテリーを充電したりできる。
また電気制御をうまく行うことでブレーキのかかり具合などを調整もでき、モーターをショートさせれば理論上はロックさせることも可能。


ブラシレスモーター
これはその言葉のとおりブラシがないモーターである。
通常のモーターだとブラシを接点にして回転部分に組み込まれているコイルに電気を流して電磁石とする。
そしてコイルの周りについた固定された永久磁石と引き合ったり反発を繰り返して駆動力を得る。
この際、電磁石の極性は回転する部分とブラシが接触する部分で電気が自然と反転する構造となっている。
しかしこの時にブラシが回転部分と接触しているために僅かながらの抵抗になったり、接触することによってブラシが汚れたり焼きついたり磨耗することから定期的なメンテナンスや交換が必要になる。
これを解消したのがブラシレスモーター。
通常のモーターと大きく異なるのはその構造で、回転部分が永久磁石で固定部分がコイルを巻いた電磁石となる。
この電磁石の極性をコントローラーで周期を作り変更していくことで駆動力を得ることができる。
難点としては原則として回転センサーなどのブラシつきモーターにはなかったセンサーなどが追加されるために部品点数が非常に多くなる。
またコントローラーとこのセンサーの性能のできによって大きく性能に差が出てくることがある。
ただ全てはコントローラーで周期を決めたりしているので、細かい回転数の設定やモーター特性を手軽に変更できる利点もある。
基本的な回転にたいする抵抗は回転部分を支持するベアリングなど軸受けの抵抗だけで効率は限りなく100%に近づけることも可能。
(ブラシつきだと良くて90%位。頑張ればもう少し攻められるかな?)
性能はすごく良いが部品点数の多さや特殊な構造から生産性は通常のモーターに比べ難しくなり高価である。



と思いつくままに書いてみましたが大雑把に書くとこんな感じですかね。
もう少し突っ込んだ話についてはここに話題にとりあえげたときにでも。。。。

なおこの内容は私の素人の知識で書いていますので間違いなども多いと思います。
もし詳しくわかる方がいましたらフォローお願いします(^^ゞ
以上、素人の戯言でした。
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Posted at 2009/06/04 21:50:40

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この記事へのコメント

2009年6月4日 22:30
う~ん、色々とメリット・デメリットがあるんですね。
一言で「次世代」と言ってもまだまだ研究していかなければならない領域も多いのでしょう。
日産が開発を進めている交換型バッテリーにもメリット。デメリットがありそうですね。
コメントへの返答
2009年6月7日 9:01
いろいろとメリット・デメリットが存在しますよね。
それだけガソリンエンジンが使いやすかったんでしょうね。

交換型のデメリットはバッテリーの性能管理じゃないかなと思います。
また大勢でシェアする訳ですから、事故やトラブルで壊してしまった場合の保証とか金額とか。。。
難しそうですね。
2009年6月4日 23:25
自分の本当な思いつきですが、もしかしたら以下のようなトルコン(ミッション)無しハイブリッド車というのもアリかと思います(実際に研究や検討をされたのかもしれません)。

電気自動車のバッテリーの大部分に代わり、発電専用の小さなエンジンを載せる。エンジンでは直接車の駆動には関与しない、ひたすら電気を造りつづける。停止時には回生ブレーキを多用する。

実際このような内燃動車は鉄道では出てきていまして、JRの場合北海道で貨物列車を牽引している新型のディーゼル機関車DF200はエンジンからの動力はトルコンに伝えたりせず全て発電に使ってモーターで動いています。しかし鉄道車両の場合は力が大きすぎてそれに見合うトルコンを開発するのが難しかったため、という事情はありましたが・・・

せっかくのHV車もEV車も造るまで大量のCO2を使ってしまっていてあまりエコではない・・・などという話も聞きますのでなかなかコレだ!というのが無いのですね・・・
コメントへの返答
2009年6月7日 9:05
モーターの性能によってはミッションなしは可能でしょうね。
私が考えるところだと、エンジンのように必ず始動しておく必要もないでしょうから、変速の瞬間だけモーターの電源を切ってしまって、回転トルクをなくせばクラッチいらずで変速できちゃうんじゃないかな?

個人的にはエンジンを発電機に。。。
というのは良いかなと思っていますよ。
って今後のネタだったり(笑)
2009年6月5日 0:12
こんばんは♪

これは勉強になりますね(^-^)
ってことは今のF1もある意味
ハイブリッドカー?
コメントへの返答
2009年6月7日 9:07
勉強になりますか?(^^ゞ

私的には当たり前みたいなお話になっていたので書きながらどうなんだろ?
って疑問で書いちゃってます(笑)
F1はモーター駆動もするようになったんでしたっけ(^^ゞ
だとするとハイブリットなのかな・・・

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