06Uニスモタービン 分解中5

やっと羽が取れたので中身の確認をしていきたいと思いますワクo(´∇｀*o)(o*´∇｀)oワク
その前にあまりにも蓋の周りが汚かったのでパークリで綺麗にしておきました。
とりあえずコンプレッサー側のCリングを外します。

Cリングを外したらプラハンでタービンの後ろからトントンと衝撃を与えて蓋を取ります。
この蓋を取るといつも焦げたエンジンオイルの匂いが漂ってきます（‐ω‐；；）

蓋が外れたら３本のトルクスネジを外して、スラスト方向の軸受け(?)とシャフトの支え(?)を外します。
このトルクスネジがまたいつも通りめちゃくちゃ硬いので、ラスぺネを吹き付けてからトルクスレンチをはめて、ハンマーでトントンと衝撃を与えておきます。
万が一ナメったら大変なことになるので慎重に作業していきます。
パキッて音が鳴って緩むだけで達成感が得られる箇所ですwwwﾜｰｲヽ(ﾟ∀ﾟヽ 三 ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉﾜｰｲ

ここまで来れればあとは至って簡単です。真ん中からフローティングメタルをすっぽ抜きます。
これはひっくり返すだけですぐに取れます。
あとはこの奥にフローティングメタルがズレないように小さなCリングが入っているので、一応これも取っちゃいます。

次にターボチャージャー側の中身をバラしていきます。
最初に画像に写っているペラペラのバネみたいなやつを細いペンチと細いマイナスドライバーで外します。
これはリア側のフローティングメタルがズレないように押さえてるものだと思います。

前のペラペラのバネみたいなのを外してひっくり返せば、ワッシャーとフローティングメタルが一緒に取れます。その奥にももう一つフローティングメタルのズレ防止のCリングが入っているので外します。

これで中身は全部外せました( ^ω^ )
エグゾースト側から順番に、ペラペラのバネ、ワッシャー、フローティングメタル、Cリング、Cリング、フローティングメタル、スラスト軸受けとシャフトの支え(?)、蓋、Cリングという感じです。
ちなみにエグゾースト側(タービン側)の根本と、シャフトの支え(?)にはCリングみたいな金属のオイルシール(パッキン)がついています。

フローティングメタルの状況を見てみましたが…。
変なビビリ痕がついています(´･_･`)
俗にいうチャターマーク(悪魔の爪痕)です(??)
元々このフローティングメタルは金色なのですが、ほぼシルバーになっているので摩耗しているご様子です。
つまりこのまま使っていたら近いうちにタービンが焼き付いてブローしていたかも知れませんヽ(ﾟω｡ )ノ
そう考えるとバラしてみて正解でした( ^ω^ )
実際に分解して中身を見てみないとこういう事は分かりませんから…。
とりあえず日産ディーラーの友人にここら辺の部品が共販で出るか聞いてみることにします。