06Uニスモタービン 分解中7 (二基目も無事終了)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ふと思ったのですが、この穴を1.2mmドリルとかで拡張したらどうなのでしょうかヽ(゚ω。 )ノ
1mm穴だとすぐに汚れが詰まりそうな気がしますが…。
1.2mmに拡張すると今度は油圧が下がったりするのでしょうか…。
ちょっと悩んだ挙句、掃除するだけに留まりましたヽ(゚ω。 )ノ
2
サクサク作業を進めて中身全ての摘出が完了しました( ^ω^ )
中身の部品はちゃんと順番に並べておきました。
万が一組み直すときに間違えたら大変ですから…。
3
ついでにBNR32純正タービンと06Uニスモタービンと比較をしてみました。
写真上がBNR32純正で、下が06Uニスモです。
この06Uニスモもフローティングメタルが前後ともやや摩耗しているご様子です…(;´ρ`)
本当はBNR32純正タービンについてるフローティングメタルみたいに金色のはずなのですが…。要交換部品です。
中身の部品は特に違いは無いみたいです。
羽根の大きさ以外の違いといえば、タービンのシャフトのコンプレッサー側だけみたいです。
BNR32純正は細く削られていますが、06Uニスモは太いままです。
4
タービン側の羽根のサイズ比較は前回も行いましたが、実際の寸法はどれくらい違うのかノギスで測ってみました。
その結果、BNR32純正タービンは
根本が約50mm、手前側が約41.5mmでした。
06Uニスモタービンは
根本が約53mm、手前側が約47mmでした。
主に正面から見える羽根のサイズに大きな違いがありました。
あとは羽根の枚数がBNR32純正タービンが11枚、06Uニスモが10枚という違いがあります。
ちなみにBNR34純正タービンは9枚羽で、寸法は根本が約50mm、手前側が41.5mmだったので、羽根のサイズ的にはBNR32純正と変わらない結果となりました。
5
次にコンプレッサー側の羽根を見比べてみました。
左がBNR32純正タービンで、右が06Uニスモです。
根本のサイズは同じのようですが、手前側は06Uニスモの方が大きいみたいです。
6
もっと他のとも比較してみました。
右から順番に、06Uニスモ、BNR32純正、BNR34純正、S14純正です。
全部6枚羽の二重構造という点では共通していますが、それぞれ寸法が違うようなのでノギスで測定してみました。
06Uニスモは
根本が約60mm、手前側が約47.2mm
BNR32純正は
根本が約60mm、手前側が約42.5mm
BNR34純正は
根本が約56mm、手前側が約39.5mm
S14純正は
根本が約60mm、手前側が約45.3mm
という結果になりました。
S14純正はシングルターボなので何とも言えませんが、パワーの出る順だと06U<BNR34<BNR32だと思うのですが、コンプレッサーの羽根の大きさでは06UとBNR32が近いです。
つまりコンプレッサーの羽根のサイズだけでパワーは決まらないということです。BNR34純正に限ってはボールベアリングですし(S14純正もボールベアリングです)。
あとはタービン側の羽根の大きさと枚数でパワーの出方や最大出力が変わるようです。
なんかこういうことを調べているといろいろタービンを組み合わせれば自分好みの出力特性のタービンが自分で作れるのでは!?!?と思いましたが、実際そういうことをしている人はいるのでしょうか…。
何はともあれ、無事二基とも分解が完了したので、あとは膨大な部屋の後片付けを行います…(;´ρ`)
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク