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2008年11月05日 イイね!

夏と冬のタイム差考察

夏と冬のタイム差考察冬の方がサーキットのラップタイムが良いのは周知のことで、私の経験でも真夏(35℃想定)と真冬(5℃想定)とでは、TC2000で2秒、FSWでは3~4秒違うと思っています。
何秒変るかも議論があるとは思いますが、ここで問題にしたいのは、このタイム差のの発生理由です。
一番最初に頭に浮かぶのは、空気の温度の違いによる密度の変化で、密度が上がる冬はその分パワーアップするという理由です。
簡単に計算すると、気温摂氏5℃と25℃とでは空気の密度は7%ほど変化します。酸素の密度も共ズレだとして、この酸素量の大小がそのまま馬力に置き換わると仮定すると(乱暴ですが)、25℃で200馬力の車は、5℃では214馬力になります。つまり、もしこの空気の密度変化によるパワーアップの寄与率が大半であれば、たった14馬力増えただけで、TC2000で2秒も速くなる事になります。

次に、気温が下がると空気抵抗が若干ですが減るはずです。これは感度はとても小さい気がしますが、効果がゼロではないかもしれません。

あと、タイヤですね。市販されているスポーツタイヤのゴムならば温度が低い方が一般的にtanδが高くなり、低温状態ではよりヒステリシスが大きくなり、グリップするような気もしますが、一方で硬くなるのでミクロ的に見た真実接触面積は減少する気もします。ただ、接地面は転動することでごく表面的には十分に軟らかく、そして接地面積が出ていて、その他の部分は冷やされているのでロスファクターが大きい、絶妙な状態にあってグリップが高いのかもしれません。
この辺はロガーで沢山データを採り、気温以外の条件が近似したときのGやコーナリング速度を比較してみると良いかもしれません。

とにかく14馬力やそこいらで2秒もタイムアップするとは思えません。私は車トータルとしての知識では欠如した部分が多々ありますので、「こうゆうのも関係あるんじゃない?」というネタがある人は、是非コメント下さい。

コメントが無い場合、14馬力アップに走ります(笑。

追記:水温補正とか気温補正とか色々あって、実は14馬力どころじゃなく馬力低下しているのかもしれません。だとすると、クーリングに金を掛けると速くなるのか?
Posted at 2008/11/05 20:30:47 | コメント(5) | トラックバック(1) | ミセガワ研究室 | 日記

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昔は一生懸命タイムを出そうと走っていました。@RX-8 主要サーキットのベストタイム FSW(富士スピードウエイ)レーシングコース Sタイヤ:2′00...
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