先日のママチャリグランプリですが、富士スピードウェイに向かうまでも大変でした。ご覧のとおりの雪、雪、雪! 転ばぬ先の杖で購入したスタッドレスが、実際に役立つときが来ようとは・・・。
富士に向かったのは3台。参加メンバーの7人はマーチ(3人)、MRワゴン(3人)、サニートラック(1人)に分乗し、トランシーバーで連絡をとりながら国道413号を進んでいきました。
上記の順で隊列を組み413号に入り始めたそのとき、まず異変に気づいたのはマーチ。ハンドルが一瞬軽くなり、右側に引張られる感じが現れました。
ここで隊列を組み替え、一番速度が遅いであろうMRワゴンに先頭を譲ることにしました。この時点でMRワゴンとサニトラはサマータイヤ。荷物で後ろが見えないサニトラは最後尾に。
しかし、津久井湖を過ぎたあたりで路面状況が急激に変わり、完全なアイスバーンに。安全のために車間距離を多めに空けるも、やけにサニトラが遅れる。というか進んでいない! ・・・・・・滑っていました。
チェーンで状況が変わるか微妙なところでしたが、ここで2台にチェーンを履かせることに。ジャッキアップして取り付ける最中、対向車線をドリドリしていたジムニーのグループが停まったので、この先の路面状況を聞いてみました。
「この先の数百mが一番滑るよ。融雪剤を撒いている車も走っているし、スタッドレスなら・・・」
ええ、確かにその数百mが一番滑りましたよ。だってその先は雪が積もっているんですから(笑) というか、あの人たちは雪の中滑らせて遊んでいたんですね・・・。
チェーンを履いてからは30km/hを下回るスピードで、MRワゴン、サニトラ、マーチの順で進みました。しかし、このスピードで上り坂はキツい! 2速では回転が落ち気味だし、かといって1速だとトルクがかかりすぎてしまう。
結局、標高1,100mの犬伏峠を2速で上りました。
犬伏峠を越え、山中湖に近づくにつれ、さらに雪深くなってきました。このあたりからマーチがラッセル車になりはじめ、そりゃもうエアロが割れるんじゃないかと(汗) ただ、2,3時間も雪道を走っていると、半ばヤケクソになってきます。写真は山伏峠をこえてすぐのローソンで撮ったものですが、タイヤハウスに雪がぎっしり詰まっています。
大学を出発したのが23時、富士に着いたのが4時。ママチャリで走る前から、ドライバーはぐったりしていたのでした。
Posted at 2009/01/14 01:27:47 | |
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