
桜咲く弥生の候、1991年の3月にBNR32が自分の元へやってきて30年。
今でも日産プリンス店で、卸したての姿を見た時の震えが鮮明に蘇ります。
もはや当然の存在となっていますが、毎年この時期になると長い付き合いになったもんだと改めて思います。
振り返れば、最初の5年間は維持することでほぼ一杯。
しかし、所有できただけで幸福感がありました。
続く10年目前後は、生活環境の変化や様々な葛藤の中、大小分岐点をクリア。
その後、何だかんだしている間に気が付けば、という感じで経過。
単身赴任先へも連れ出して活躍の機会がかなり増えた半面、待機休眠も多かった時代でした。
そして20年を超えてからが、経年によるマイナートラブルや劣化部位のリペア等、対策数アップ。
されど、少しは余裕のある接し方ができるようになったイメージです。
歳月の流れと共に常にあった目安は、これまで走ってきた期間と同じ分、乗り続けることの可否。
いつも自身の納得度合いを問いかけていた気がします。
今言えるのは、不満を覚える点が浮かばないぐらい、その魅力が褪せなかったこと。
一度シャシー系リフレッシュは実施したものの、大きな不具合には見舞われず、今日に至っていることに心から感謝です。
いつかの為に、オリジナルの純正パーツで使える物はストックしています。
そんな部品もフルに駆使しながら、自分なりの32ライフを想像していると、あと何十年あっても足りないと思えてきます。
現実問題として、自らのドライブが可能な残存時間を意識する年齢になってきましたが、まだまだ降りるつもりはありません。
30年の節目で、この車に対する思いの丈を語り尽くそうと思っていましたけれども、ただの散文になってしまいました。。。
自分の感性にマッチした素晴らしい車に出会えれば、いつまでも幸せということなのでしょう。
Posted at 2021/03/19 21:57:32 | |
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