
皆さん、おはこんばんちは!
毎月恒例の"GATE"がやって来ました!(笑)
今回も相も変わらず、インプレッションしますので、最後までお付き合い頂けると幸いです。
今回も2話分が収録され。
第21話 デッドライン
第22話 奴隷服を着た皇女
の二本立てになっております!
それではでは!屋根野郎の勝手にインプレッション、はっじまーるよー!(笑)
第21話 デッドライン

帝都、翡翠宮において、熱血外交官としたたか嬢の起こした行動によって、翡翠宮を防衛している薔薇騎士団と、暴君長男の直属部隊である"掃除夫"との戦闘が勃発。
黒髪麗人率いる薔薇騎士団は、戦い慣れしたベテラン騎士達の力も相まって、練度の低い掃除夫達を圧倒。
この戦闘を招いてしまった熱血外交官としたたか嬢の二人は、目を逸らさずに見届けていたのであった…。

一方、ところ変わって日本…。
閣下と防衛大臣が、現総理である"事無かれ総理"に今の翡翠宮の状態を報告。
使節団と講和派議員の救出作戦の発動を嘆願したのだが…。
事無かれ総理は、今、アルヌスには各国の使節とマスコミが入っているので、今騒ぎを起こすのはまずいと、二人の嘆願を退けようとする。
しかし、閣下と防衛大臣は今動かないと取り返しのつかないことになると、再三訴えるのだが…。
事無かれ総理「大丈夫でしょう、騎士団が守ってくれるから」だの「何とかそれまでもちこたえてください」と他力本願な事を言ったあげくの果てに「1週間待てば使節もマスコミも居なくなるから、それからだったら好きにしていいですよ」と言う始末。
煮えきれない態度を取り続ける事無かれ総理に閣下達は苛立ちを隠せずにいた…。

そしてこちらはアルヌス駐屯地。
高機動車に乗せられて、アルヌス内を案内される各国の使節団。
広報の女性自衛官が現在の状況を説明していたのだが、特地全土の正確な地図が配られていないことに対して不満が噴出していたのだが…。

アルヌス駐屯地にあるPX(売店)にて、特地の地図が売りに出されていて、群がる各国の武官達。
猫耳っ子「38万円にゃ♪」
こう聞くとすかさず武官の一人が、カードを取り出して、買う事を名乗り出たのだが…!

広報自衛官「そぉ~はさせるかぁぁぁっ!」
広報自衛官が気合いのニコニコ現金払いで地図をお買い上げ!!

広報自衛官「ゼェ…ゼェ…情報は守ったわっ!」
…あれ?後ろの人たち…なんか泣いてない?( ̄▽ ̄;)

…その頃、刺客から逃げ回っていた主人公達は…ロンデルに戻ってきていた。
結局どこに居ても、向かい撃つ事になるので、あえて刺客に狙われるのを承知で、戻ってきたのだった…。

その夜、以前泊まった宿に入り、寝静まった頃…。

怪しい3人組が部屋に侵入…そして…!

ベッドにナイフを突き立てたのだ!
だがしかし!

主人公「…残念でした(* ̄ー ̄)」

その直後、部屋はスタングレネードによる、爆音と閃光で目を眩ませ!
すかさず神官様が飛び出して、怪しい3人組を一人残らず峰打ち!
怪しい3人組はあっさり捕まったのであったのだが、よくよく見てみると…。

なんと、この宿の従業員であった。
詳しく事情を聞くと、"僕達騙されたんです!"だの"神官様を騙る極悪非道の犯罪者"だの"賞金のかかったお尋ね者"だのと言い出し、町で知り合った"とある人"からの情報を信じて犯行に及んだと証言。

この話を聞いた百人隊長は、その"とある人"とは"笛吹男"であると断定。
笛吹男とは"ある時はヒト種の男、ある時はエルフの女、時にはドワーフと得体の知れない刺客"であり"笛吹男は人の心の脆いところを見つけ出すのに長けた人物で、虫も殺さないような少女や、足腰の弱った老人でさえも、刺客に仕立て上げてしまう厄介な奴"とのことらしい。
宿の主人は、従業員の罪をひたすらに謝罪して、別の宿を提案したのだが…。

銀髪魔女娘「その必要はない。一度騙された者は警戒心が強くなるだろうから、ここは安全になった。だからこのままここで、泊まらせて欲しい」
と言ったのであった…。

…しかしコレにはちゃんと銀髪魔女娘の思惑があった。
銀髪魔女娘「他人に騙される者は、何度でも騙される。この宿に泊まっていれば相手が絞り込める。彼ら(従業員)は中二病患者、笛吹男はもう一度彼らに接触してくるはず」
といい、従業員達を泳がせて迎え撃つ算段であったのだ。
そこで主人公は"皆顔バレしてるし、監視できないだろ?"と異を唱えるが、百人隊長と銀髪魔女娘がこのメンツの中で顔が割れてない人物が一人いると言う。
その人物とは…。

ウホっ♪良いおしr…ゲフン!(笑)
従業員に襲撃された際に、スタングレネードで見事に目潰しを食らい、床を転げ回っていた百人隊長の相方である"そそっかし娘"だったのだ…。
その翌日、主人公達が泊まっている宿の前には人盛りが…。

百人隊長いわく、帝都からロンデルの間にかかる橋が落ちて滞っていた馬飛脚(伝令)が今しがた届き、帝都にて炎龍の首が掲げられたことや、倒した一行がこの宿に泊まっていることを知り、市民が駆けつけたらしい。
そして情報は歪曲して伝わり、炎龍のとどめを刺したのが、銀髪魔女娘になっていたのだ。
主人公「…(銀髪魔女娘の)命を狙う奴もいれば持ち上げる奴もいるのか…でも待てよ?百人隊長さんは、炎龍の事も自分達の事も知ってた。…なのにロンデルにこの情報が知れ渡ったのが今…」
そして主人公は百人隊長に問いかける。
主人公「帝都からロンデルまでの間に橋は1つだけかい?」
と訪ねた。
百人隊長「いえ、最低でも3つ、小さなものを含めればもっと…ん?」
…百人隊長も何やら感じ取った模様。
主人公は百人隊長が旅立った後の帝都で何かが起り、百人隊長の耳には入れたくなかった情報があるのでは…?と胸騒ぎがするのであった…。

そしてこちらは翡翠宮。
再三の襲撃を返り討ちにしてきた、薔薇騎士団の士気は上々なのだが、銀髪縦ロール嬢は浮かない様子。
それもそのはず。
ここで自分達が防衛すればするほど、皇女様の立場が危うくなるのではと、危惧していた。

だが考えている間もなく、新たな敵が現れた。
…なんと今度は帝国の正規兵が相手になることになり、敵の数は約1000人。
騎士団は、僅か350人。
圧倒的に不利な中での戦いを強いられる事になり、騎士団は徐々に追い詰められていくことに…。

一方、皇女様は王宮に軟禁されているところを暴君長男に呼び出され、騎士団を引かせるように言うが、皇女様はこれを拒否。
自身も翡翠宮に向かおうとするが、外に出ることを許されず、軟禁状態が続くのであった…。

その頃、日本の総理官邸では、事無かれ総理と閣下達との話し合いはまだまだ続いていた。
事無かれ総理は「今、自衛隊を動かせば、マスコミや各国に叩かれる」だの、「選挙も負ける」だのと、言い出す始末。

この問に対して、閣下と防衛大臣は。
閣下「今やるべき事ををしないで後悔するよりは、選挙で負ける方が俺はいいねぇっ!」
防衛大臣「私も、決断すべき時に決断する事が、我々の責任だと思っています!」
こう言われた事無かれ総理は、暫くの沈黙の後…
事無かれ総理「…わかりました、許可しましょう。ただし、責任は取って貰いますからね!」
渋々、閣下達の訴えを承諾したのだった…。

こうして、閣下は自衛隊に講和の芽を守る行動を命ずる為に、動き始めるのであった…。
第22話 奴隷服を着た皇女

翡翠宮では、戦いが激化していた。
薔薇騎士団と帝国正規兵は激しい攻防を続けていた。
…なんで見方同士で戦わなければならないのか…と言う葛藤を胸にしながら…。

一方こちらにも動きが…。
宿の従業員を監視していたそそっかし娘。
すると従業員達に近寄る影が…。

この何処と無く影のある亜人の女性。
すると従業員達の席に着き、こう話しかけた。
亜人女性「私が笛吹男に騙されたふりして、導士審査会の時に銀髪魔女娘を襲うわ。だからあなた達は銀髪魔女娘に事情を説明して、服の下に鎧を着て貰っておいてよ。そして、銀髪魔女娘には死んだフリをして貰って、生存確認しにきた笛吹男を捕まえる。そこを捕まえれば、あなた達も名誉挽回できるし、この作戦乗らない?」
と従業員達に話しかけて…。

まんまとのせられる従業員達( ̄▽ ̄;)
そしてそのまま亜人女性は席を立ち、店を出た。
それを見ていたそそっかし娘は、亜人女性を尾行を開始したのであった…。

…その4日後、ついに導士号審査会の日がやって来た。
銀髪魔女娘は、ネガティブ姉に汚されたローブから、新しいローブに着替えて導士号に挑むこととなった。
そそっかし娘の消息を絶って4日。
もう間に合わないと思っていた矢先。

猛ダッシュで宿に戻ってきた、そそっかし娘。
そそっかし娘は、亜人女性が笛吹男に唆されたて従業員達に嘘の情報を流したと説明。
その後、亜人女性を尾行し隣町まで追って、賞金稼ぎ風の男に行き着いたのだが見失って、急いでロンデルに戻ってきたのだった。

その後、導士号審査会の会場で、ネガティブ姉と天然導士さんと合流。
審査を受けるために受け付けに向かったのだが…。
主人公がネガティブ姉に問いかける。
主人公「導士に認定されるのに定員はあるのか?」と。
するとネガティブ姉は。
ネガティブ姉「全員受かる時もあれば全員落ちる時もあります。それがなにか?」
主人公「あの中に邪魔物を落とすためならと笛吹男に唆された人がいるかもと思っていたんですが…」
ネガティブ姉「それはありえませんよ。皆、博士や導士を目指す賢者達なんですから。人間的にも優れた人ばかりですよ…」
そう聞いた主人公だったが…。

目に留まったのは銀髪魔女娘の後ろに並んでいる老人賢者。
何やら回りを見渡して、怪しい挙動を見せている。
…そこで主人公は、とある仮説を立てた。
主人公「…長年苦労に苦労を重ねてきた研究が誰かに盗まれた。しかも盗んだ相手はその研究をあたかも自分が研究したかのように発表しようとしている…。その上、その犯人が平然と目の前に立っていたとしたら…?」
…すると。

老人賢者は懐から短剣を取り出して、銀髪魔女娘に襲いかかろうとしていた!
しかし!

主人公の仮想は見事に的中。
老人賢者はあえなく御用となった。

そして銀髪魔女娘は主人公に対して、感謝の意を伝えると、主人公の天然アタック炸裂(笑)
頭なでなでと励ましの声掛け攻撃で頬を赤らめてしまう( ̄▽ ̄;)ツミヅクリナオトコ…

…そんな中、導士号審査はスタート。
称賛されるに値しない発表をした者はコテンパンに叩かれ、インクや油(最近の流行りは油で溶かした絵の具らしい(笑))を投げつけられるのが風習らしい。

そして銀髪魔女娘の番が回ってきた。

一行が目を光らせる中、主人公が黒いローブを着た人物が、立ち上がったのを見つけた。
その人物はフードを取り素顔を見せると、それは笛吹男に唆されたとされる亜人女性だった。
…次の瞬間!

亜人女性はローブを脱ぎ捨て、ナイフ片手に飛び出して…。

銀髪魔女娘に襲いかからんとした!
…が、その時!

突然巻き起こった爆発!
辺りは煙で視界が見えない状況に…。
そこに倒れていたのは…。

銀髪魔女娘ではなく…。

…亜人女性であった。

エルフ娘や神官様いわく、銀髪魔女娘が狙われているのは、会場にいる人間の殆どが知っていた為、てぐすねを引いて魔法を準備していたのであった…( ̄▽ ̄;)スゲー

こうして、笛吹男である亜人女性も御用となり一件落着。
主人公達は改めて警備に戻ろうとした…。

…だが、新たに銀髪魔女娘に迫る影が…?!
それは…。

…そそっかし娘であった!

主人公が気が付いたときには、時すでに遅し!
そそっかし娘は銀髪魔女娘に短剣を突き立てたのであった!Σ(゜゜)

…そんな事が起こった主人公一行とは別に、こちらでも魔の手が忍び寄っていた…。
帝都が見えるベランダで黄昏ていた皇女様に声を掛けてきたのが、暴君長男の配下である、元捕虜トリオ(銀座事件時に日本で取っ捕まった連中)
邪な笑みを浮かべて、皇女様にこう告げる。

元捕虜野郎「皇女様、残念なお知らせがあります。…こちらの服に着替えていただきましょう…」
…それはウサ耳族長も着せられていた奴隷服だった…。

国家に反逆したとして、奴隷服を着るように強要され、ついに皇女様は独房に監禁されてしまうことに…!

その頃、アルヌス駐屯地でもこの事態を憂いと焦りが渦巻いていた。
キルゴア一佐は一刻も早く出るべきと、言うが、陸将はそれを諌める。

陸将「今は辛抱しろ…命令は…きっと来る…」
陸将も静かにこらえていた…。

一方、こちらは翡翠宮…。

薔薇騎士団は何とか帝国兵を退けているが、連戦で疲労困憊で、追い詰められていた。

金髪縦ロール嬢もまさかここで籠城するとは思っていなかったので、食料の備蓄は尽きつつあった…。
これから先、どうするかと黒髪麗人に聞かれ、金髪縦ロール嬢は答える。
金髪縦ロール嬢「日本側の使節に同意を得て翡翠宮を脱出、帝都を出てイタリカを目指し、騎士団の建て直しを図る」
だが、彼女にとっての一番の気がかりが、王宮に軟禁されている皇女様の身の事だった。
帝都を出る時は皇女様も一緒でなければいけない。
だが何処にいるかも、どうしているかもわからない。
金髪縦ロール嬢は憂いていた。

そんな話していた矢先にまた新たな帝国兵が、翡翠宮に襲いかかろうとしていた…!

一方の皇女様は奴隷服を着せられ、地下独房に放り込まれ幽閉されしまう。

皇女様は扉が閉められる寸前に、扉にしがみついて食い下がるのだが…。

これを見て実に愉快そうにしているウサ耳族長。
自分も味わった恥辱をせいぜい味わえばいいと皮肉たっぷりに言葉を吐き捨てて、最後に暴君長男の伝言を皇女様に告げた…。
それは…。

暴君長男「お前の敗けだ、ピニャ…」と。

ところ変わって、再びロンデルの導士号審査会の会場。
銀髪魔女娘がそそっかし娘に襲われ、命を奪われたかと思ったが…。
銀髪魔女娘の指が微かに動き…。
銀髪魔女娘の視点に移り、遠くから主人公の声が聞こえる…。

銀髪魔女娘は目を覚ました。
実は銀髪魔女娘は事前情報通りに鎧を着込んでいて、事なきを得ていたのだ。

その後、銀髪魔女娘は予定通り、学会の発表をしたのだが、研究は評価されたものの、身内に問題を抱えているという事で、合格保留となった。
そそっかし娘が銀髪魔女娘を仕留め損ねた要因は、まさか本当に鎧を着ているとは思わなかった為で、完全に間抜けな所業だったことが原因であった( ̄▽ ̄;)

なんで犯行に及んだかをそそっかし娘に問うと、それは皇女様の為に銀髪魔女娘を狙ったと答え、笛吹男を差し向けたのは、暴君長男であることを打ち明ける。
主人公はなぜこの犯行が、皇女様と関係があるのかと問直すと、そそっかし娘は、皇女様はオプリニーチニナ法で裁かれ命が危うく、忠義心を示し、皇女様を助ける為に犯行に及んだと答えた。
半信半疑でその話を聞いていた主人公達は、帝都で何が起こっているか、まだ何も知らない。

そこで百人隊長が主人公に無線交信は上手くいっているのかと訪ねるが、主人公の言葉は芳しくない。
だが、百人隊長はこんなこともあろうかと、先立って帝都に向けて馬飛脚を送っていたのだ。
百人隊長がもうそろそろ帰ってくる頃かと言っていた矢先に…。

丁度そこに馬飛脚が到着。
馬飛脚の第一声が…。
馬飛脚「大変です!ピニャ殿下が…!」

主人公「…えっ?」
そそっかし娘の言っていた事が、起こっていたことを、今知ることとなったのだった…。

…その頃、自衛隊特地駐屯地の陸将室に電話がかかってきていた…。

陸将は何も語らずに電話を聞き、静かに返答した。
陸将「………承知しました…」
第4戦闘団の指揮官であるキルゴア一佐が、固唾を飲んで陸将を見ている中、陸将は。

陸将「……決行だっ!」

夜明け前の早朝を背に、C-1輸送機がゆっくり動き出す…。
そして空挺降下部隊もC-1に乗り込む前の準備確認と点呼を開始…。

…ついに沈黙を続けていた自衛隊が…動く!
…そして主人公達も…。

走り出す!帝都に向けて…!
無線から特地各方面隊に全体通信が流れる。
総監部「特地駐留の各隊、こちら総監部」

総監部「特地派遣統合任務部隊は、明朝0630、帝都南西への空挺降下、及びヘリボーン作戦を発動する」

総監部「目的は翡翠宮駐在の使節団と、亡命希望者を救出、帝国との講和の芽を守ることにある」

総監部「…繰り返す…」

主人公「…急げ…帝都へ…!」

特地駐留の自衛隊は、今だかつてない規模の作戦が展開されようとしていた…。
決戦の舞台は…帝都!
いやぁ…やぁ~ばいコレ…むっちゃ燃える展開( ̄▽ ̄;)アツイ…
陸将の「承知しました…決行だっ!」を聴いた時に鳥肌立った…かっこよすぎるよ…陸将!Σd(´∀`)
さぁ、長く続いてきた"GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり"も次回でクライマックス!
…この時を待っていたぜ!
次回は、余すところ無く、思う存分に本ブログにてお伝えしますので、こうご期待!(>_<)
ご静聴、ありがとうございました!
以上、最終巻の発売が待ち遠しい屋根野郎でした!(´г`)ウヘヘ…