
皆さん、改めましておはこんばんちは!(笑)
画像の枚数の都合上、どうしても1つでは収まりきらなかったので(読む人が長文過ぎて読む気が失せるだろうなぁ…とも思い( ̄▽ ̄;))ブログも二本立てとなりました!
では続きを行きます!!
第24話 斯く戦えり

自衛隊の大規模作戦が終了して間もない後日、主人公達は帝都に到着した。

そして、悪所に残った自衛隊事務所に入り、特戦群の指揮官さんにここに来た理由を伝える。
ここに来た理由は二つ。
暴君長男に銀髪魔女娘を今後狙わないと約束すること。
そして皇女様を皇城より救出することである。
しかし指揮官さんは、先の大規模作戦直後ということもあって、大っぴらな支援はできないと言うが、主人公は"皇女様の直属の部下である百人隊長より、自分が受けた依頼ですので、自分達だけでやる"と伝える。
…すると指揮官さんは、やれやれと呆れつつも嬉しそうな表情を浮かべ"ある人"を部屋に呼んだ。
その"ある人"とは…。

かつて主人公が隊長として指揮し、行動を共にしてきた3偵の面々であったのだ。
高機ドライバー三曹・黒髪軍医二曹・突撃猪娘二曹・真面目マッチョ二曹・古参曹長の5名が、主人公の皇女様救出作戦を自主的に協力すると言い、主人公はこれを了承する。
そして、皇女様救出作戦の概要と指示を出したのであった。

翌日、作戦決行。
まず主人公は下男に扮して荷車に偽装した高機動車を引いて皇城に向かい、真面目マッチョ二曹と古参曹長は脱出ルートの確保。
その他の面々は偽装した高機動車に乗り込み、皇城に潜入する手筈だ。
皇城入り口の門にて、近衛兵に止められるが、銀髪魔女娘と神官様が出向き
"皇帝より炎龍を倒した件で呼ばれている"
と言い、証書を見せると、銀髪魔女娘に刺客を差し向けているのが、暴君長男と知らない近衛兵は、あっさりと主人公達を通し、主人公達は皇城に潜入したのであった。

一方その頃、謁見の間にて、皇女様の尋問が始まっていた。
暴君長男の側近である元捕虜トリオの一人が皇女様に詰め寄り
"薔薇騎士団が自衛隊の手引きをしたのか!"
だの
"なぜ薔薇騎士団は自衛隊と一緒に逃げた?疚しい事があるからだろう!"
と言いがかりをつけるが、皇女様の預かり知らない事のため「言わねばわからぬか?残れば皆こうなるとわかっているからだ」とこの質問に対して嘲笑っていた。

そんなやり取りをしている最中にも、主人公達は暴君長男のいる謁見の間に近づいていた。
主人公と銀髪魔女娘と神官様のチームは謁見の間を目指して、銀髪魔女娘による眠りの魔法で場内にいる近衛兵を無力化し、屋外の近衛兵は突撃猪娘二曹と高機ドライバー三曹とエルフ娘のチームで、こちらもエルフ娘の眠りの魔法で無力化。

そして、軍医娘二曹とダークエルフ娘のチームは皇帝陛下を救出する為、皇帝陛下が軟禁されている部屋に向かい、ダークエルフ娘が色仕掛けを使って、近衛兵がたじろいだ隙を突いて、軍医娘二曹が64式小銃を突き付け無力化し、皇帝陛下の救出に王手をかけていた。

時を同じくしてこちら謁見の間。
暴君長男はこれまでのやり取りを見て、皇女様にこう告げる。
"そんな事はどうでもいい。安心しろ、お前は大事な人質だ、生かしておいてやる。
講和の進めたい為にお前を助けに自衛隊は再びここに来るだろう。
お前を餌にして、自衛隊を誘き寄せて、そこで、自衛隊を返り討ちにして、俺の最強を証明してやる!"
と言って妄想に浸っている暴君長男。
更に"今、ジャイアントオーガを手なずけている。今からでも掛かってこいと言いたいところだが…!"
と高々と声を上げていたその時、謁見の間の扉の向こうから、不敵な声が聞こえた。
神官様「あらぁ♪そぉ~なのぉ?♪」

その声に反応した暴君長男。
次の瞬間、謁見の間の扉は吹き飛ばされて、扉の向こうから攻撃魔法が飛んできて、暴君長男の頭上のステンドグラスを撃ち抜いたのだ。
驚く暴君長男が扉を潜ってきた人物を見て更に驚く。

かつて自分をぶん殴って、おまけに突撃猪娘二曹に自分をボッコボコにするよう指示した主人公と、死神で有名な神官様、そして命を狙っていた銀髪魔女娘の姿があったのだ。
主人公を見た暴君長男は、あの時のトラウマが蘇りビビりまくり(笑)
主人公達が自分に近づかないよう、近衛兵に攻撃するように言うが…。
主人公「外の兵士の皆さんには眠ってもらっています。
今戦えるのはこの部屋にいるあなた方だけ。
…そんな状態で、死神ローリィと剣を交えたい者は?」
この言葉を聞いた近衛兵は、一気に戦意を喪失してしまった。
そしてこれを見た暴君長男は激昂して、ジャイアントオーガを連れてくるように指示。

信じられない程の力でこん棒を振り回し、岩の柱をなぎ倒したりするものの、神官様と銀髪魔女娘は怯まない。
それどころか、神官様がオーガの頭上から大斧の一太刀で引き裂き、銀髪魔女娘による攻撃魔法×6によるコンボでオーガ秒殺する。

この場面を見て皆、唖然としている中、主人公は暴君長男に対しこう告げる。
主人公「…さて、そろそろ時間です。
ゾルザル殿下(暴君長男)、ではこれにて。
我々の目的は、レレイ(銀髪魔女娘)の命をこれ以上狙わないよう約束してもらう事と、皇女の救出だけです。」

しかし暴君長男は、この要求を聞き入れず、自衛隊との勝負に固執し、挙げ句の果てには主人公とタイマンで勝負しろと言い出す。
…が次の瞬間、そんな彼の左肩を何かがかすめた。

…特戦群による狙撃だった。
床に着弾した弾丸を見て凍り付く暴君長男。
そして、主人公は畳み掛けるようにこう告げる。

主人公「あなたが何処にいようと我々の手は届く、いつも向こうから狙っている。
…もう一度言う、レレイを狙うのをやめて欲しい。
そして、ピニャ殿下を渡してもらう。
…さもないと、今度は貴方の頭にこの弾が飛んで来ることになりますよ?」

この言葉を聞いた暴君長男は、戦意を失い力なく俯いてしまった。
これを見てこちらの要求を聞き入れたとして、主人公は踵を返した。
主人公「さぁ、行こう」

ここからは皇城からの脱出シーケンスに入る。
荷車に偽装していた高機動車を駆るのは、お馴染みの高機ドライバー三曹。
主人公達が皇城を出た所で高機動車に乗り、他のチームの回収に向かう。

こちらは、皇帝陛下救出チーム。
こちらは無事、皇帝陛下と側近娘を救出。
主人公達の回収を待っていた。

…が、回収に向かう道中に立ちはだかる帝国兵!
主人公は64式小銃を構えながら窓から身を乗り出し"どいてくれ!"と叫ぶが、兵士は構わず突っ込んでくる。
主人公はやむ得ず、突っ込んでくる兵士の足を撃ち抜き、突撃を止める。

そして後ろに控えている盾兵に対して。
主人公「どけどけ!当たると死ぬほど痛いぞ!」
と叫ぶがこれも引かないので、強行突破。
高機動車のサイドタックルを食らわせて、盾兵たちをぶっ飛ばす。
…フツーに死ぬやろコレ( ̄▽ ̄;)

防衛戦を突破した高機動車は、突撃猪娘二曹とエルフ娘を回収。

そして次に、皇帝陛下救出チームを回収し、全員乗ったところで、帝都からの脱出に入った。

しかし、帝国兵が各所の門を閉め始め、うちのひとつに接触、進行方向が変わってしまい…。

そしてまたしても高機動車、ジャンプ!

全速力で走るものの、目の前の門が閉まろうとしていた…その時!

突然、閉まりかかった門を吹き飛ばす一撃!

そこにはLAMを構えていた真面目マッチョ二曹と、LAVを運転する古参曹長の姿であった!

そしてLAVの誘導のもと、最終関門の西門へ差し掛かるが、既に西門は特戦群が制圧済みで、2台共そのまま突っ走る!

だが、今度は騎馬兵達が追撃してくる!

これを見た特戦群は…。

トラップ発動!
追撃する騎馬兵の足を止める!

後方で立ち上る煙。
古参曹長の"敵の追撃なし!"の言葉で、無事、救出作戦を完了させたのであった!

再会を喜び合う皇女様と側近娘。
そして、父である皇帝陛下の顔を見て
皇女様「まったく、皇帝陛下まで連れ出してしまうとは…つまり伊丹殿が助けに来てくれたのは、妾のためではなかったんだな」
と言ったが、それに対して主人公は否定する。
主人公「いえ、本命はピニャ殿下で、どちらかと言えば皇帝陛下の方がついでです」
と言った。
実は作戦前に、皇女様を助けるなら皇帝陛下も是非一緒に連れてくるように、自衛隊上層部に指示されていたのだ。
皇女様と講和派議員達、そしてそこに皇帝陛下も加われば、暴君長男を逆賊としての対応を取れるとする、日本の思惑であった。

そして、この会話を聞いていた皇帝陛下は日本の思惑に乗ることを決断する。
そして、皇女様を皇太女に任命し、正当政府を立ち上げて、暴君長男に対抗する事とし、その後の国の舵取りを皇女様に託すと告げる。
皇帝陛下「和平を探るもよし、帝国を二分するもよし。
ピニャよ…道はお前が決めるのだ…!」
この言葉を聞いた皇女様の目には、決意が滲み出るのであった…。

またしても完全敗北を喫した暴君長男は、帝都を逃げ出すという愚行に走る。

その群衆の中、故郷を滅ぼされて、帝国に対して復習心で満ちていたウサ耳族長は、帝国を滅茶苦茶にするという、自分の中の目標は達成した。
…だが、彼女の中にはその達成感よりも、虚しさだけが募り、知らぬ間に涙が止まらなくなっていたのであった…。

そして、先程の銃弾の着弾音のフラッシュバックするために出てくる恐怖心と負けたことに対する復習心で、暴君長男は末期症状の精神状態に陥ってしまったのであった…。
そして、その救出作戦から10日後の事であった…。

皇太女の任命式の日…。

たなびくロングマント…。

祝福の拍手を贈る自衛隊と3偵隊員達…。

堂々とした足取りで、階段を上っていく姿…。

その姿を見て薔薇騎士団の一堂も喜びの拍手を贈る。

皇帝陛下の前に立つのは、数々の経験を積んで成長した娘…いや、皇太女の姿であった。

様々な人々からも祝福の拍手が送られ…。

そして、皇帝陛下の前で皇女様は帝国を導き尽力することを誓い、即位式を締めくくるのであった。

この際の場面で感動のあまりに、本気で泣いている高機ドライバー三曹。
それを見て"カッコ悪~(笑)"と呆れながらも満更ではない突然猪娘二曹。
…だがこの時、彼女は奇妙な光景を目にする。

寄り添い見つめ合い、お互い声を掛け合う、真面目マッチョ二曹と金髪縦巻きロール嬢の姿であった。
そして、突撃猪娘二曹に指摘された二人はこの場で打ち明ける。
そう、二人はくっついちゃったのであるΣ( ̄▽ ̄;)エェー!
…で、くっついちゃった人たちの一覧は…。

真面目マッチョ二曹×金髪縦巻きロール嬢。(*´ω`*)ノシヒューヒュー♪
実は以前日本に帰ったときにお互いを意識し、日本からアルヌスに戻ってから交際を重ねていたのだ。
そして、既に彼女のお腹には真面目マッチョ二曹の子供が宿っていた!Σ(゜Д゜)オメデタ!

キルゴア一佐×黒髪麗人Σ(゜Д゜)ワォ!
実年齢は親子ほどの年齢が違うこの二人…実は黒髪麗人の好みは二枚目ではなく、精悍なおじさんだったのだ!(笑)
帝都脱出の際に特地語がわからなかったのに待ってくれたキルゴア一佐に対して、アツいものを感じ取ったのか、黒髪麗人から求婚。
キルゴア一佐も満更ではなかったようで、交際を始めたようです( ̄▽ ̄;)
キルゴア一佐「言葉の壁なんか、乗り越えてみせるっ!」
…だそうです( ̄▽ ̄;)キアイダ…

キザ二尉×ウサ耳娘( ゜Д゜)…ナンデ?
日本人拉致被害者暗殺未遂事件で、戦った二人。
怪我の治りがウサ耳娘の方が早かったらしく、キザ二尉の身の回りの世話をしているうちに、お互い惹かれあった模様。

熱血外交官×したたか嬢(*´ω`*)ノシヒューヒュー♪
公言通り、したたか嬢が16歳になるのを待って婚約することとなり、大手を振って交際する間柄に…。

いつの間にくっついちゃった人達を見てビックリしている皆さん。
高機ドライバー三曹の「皆羨ましいッス!!」がよかったな…(笑)

そして突撃猪娘二曹はもうひとつ気付いてしまう。
突撃猪娘二曹「今気づいたんだけど…隊長は?」
すると高機ドライバー三曹は即答で。
高機ドライバー三曹「いないっすよ(シレッ)」
突撃猪娘二曹「はぁっ?!なんで?!」
高機ドライバー三曹「いやぁ~だなぁ~。
隊長は仕事より趣味を優先する男っすよ~。
アレですよ!"アレ"!」
…きっと彼の中では"男"は"漢"に変換されているように思うのは自分だけ?(笑)

その時主人公は…夏の日本にいた!Σ(゜Д゜)エッ!
そう、何を隠そう。
ゲートが日本に開いてこの日が丁度一年。
ゲートが開いた時に現場に居合わせた主人公は、非難者の誘導に当たり、夏のコミックマーケットに行けず、その上、夏の同人誌即売会も中止となっていたので、このビックイベントを渇望していた。

会場の東京◯ックサイトにやって来た主人公。
あの時の断腸の思いを思い出しながら、今目の前にある幸せを掴み取る為、主人公は会場に向けて走り出した!
…のだが…。

駆け抜ける足に差し出される見覚えのある棒。
主人公はこれにつまづいてしまい転倒してしまう。
何事かと主人公が見上げると、そこにいたのは…。

そこにいるはずがない特地娘達がいるではありませんか?!
何でここにいるのかと主人公に質問されると、主人公が日本に戻ることを嗅ぎ付けた特地娘達が、陸将に頼んで主人公が面倒を見ることを条件にこちらに来ることを許されたのだ。

だがしかし、ここで主人公も食い下がる。
あれだけ楽しみにしていたイベントだ。
何人たりとも邪魔されたくない主人公は、アルヌスに戻れと言うのだが…。

特地娘達を見た周りの人々が集まり始め、気が付けばかなりの人だかりになってしまっていた。

この騒ぎは何事かと、警察官が駆けつけ、騒ぎの中心にいる主人公に話しかけられる。
そして、警官は善意のつもりで主人公をこの場から離すことを伝える。
主人公はたじろいでいたが、警官は「遠慮せずに!さぁ!」と押されてしまい…。

まさかのパトカーでドナドナされてしまうハメに…。
そして偶然にもその光景を目の当たりにした元嫁さんが、パトカーに乗せられた主人公に詰め寄る。

元嫁さん「あなたっ…!今度は何したのっ!」
主人公の膝の上に置かれた同人誌カタログに涙がこぼれ落ちる…。

そして、涙ダバタバ鼻水ズルズルに出して主人公は弁明する。
主人公「俺は…グヒンッ(泣)…同人誌を買いたかっただけなんだァァァァァァァっ!!アーッ!ァーッ!ァーッ!(エコー)」

無情、嗚呼無情…(T^T)
こうして、一年越しの主人公の青春の夏(笑)が思わぬ形で幕を下ろすのであった…(T^T)カワイソウ…

"それは、ある世界と繋がったもうひとつの世界の物語…"
"ふたつ世界を繋いだものを、人はこう呼んだ…"

"…GATEと"
ー完ー
最後まで読んでいただいてありがとうございました!m(__)m
これにて屋根野郎のGATEブログは、完結となりました!
やりきった事に対する感想としては、達成感と同時に、二度と同じ事をしねぇぞ(笑)って思いました( ̄▽ ̄;)チョットマテ
…べ、別に寂しくなんかないんだからね!w( ̄^ ̄)←ベタ
でもやりきれて本当によかったと思いますね~。
…嫌だと言いつつ、また書く気になってしまうアニメに巡り会えたら、この手のブログを書いているかもしれませんね…(笑)
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
以上、屋根野郎のGATEインプレッションでした!(´∀`)ノシ