「We Connect」接続 &「地球儀マークの点灯」は「キーのユーザー紐付け確認」が重要
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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We Connectやディスカバープロ/ディスカバーメディアのeSIM接続を活用するものは基本的にその「eSIMの接続」が大前提となります。
よく地球儀マークが点灯しない・・とかWe Connectが使えない・・ていうのはこの車両本体のeSIM通信が正しく動作していないということですが、それの原因がおおよそ判明しましたので忘備録で残します。
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これらは「メインユーザー」で動作するようになっていますが、そのメインユーザーの確認は「紐付けされているキーの存在確認」で行われています。
でも最近のキーってわりと簡単に「キーが認識できません」と出やすいんですよね。
これは色んな要因が考えられますが、1番の影響はスマホと同じ場所にキーを置く・・ですね。
ポケットの中やカバンの中に一緒に入れてても同様です。
どういう状態かというと、似たようなイメージではWiFiで自宅のワイヤレスホンにノイズが乗るとか、切れるとか。
もしくは電子レンジでWiFi切れるとか。
そんなイメージですよね。
昔と比べてそういう要素は増えましたし、スマホもBTやWiFi、でもって4G/5G通信してますからね。
で、結果的にそのチェックの際にキーの存在をしっかり認識できずにメインユーザーの認証ができずに、eSIM通信が止まる・・のが判明しました。
※ほぼ確定。
ちなみに車のエンジンONと紐付け確認は違うロジックで動いているみたいなので、エンジンがかかったとしても紐付け確認ができていない状況になることもありそうです。
ちなみにこれに気づいたのは、スマホとキーを一緒に置いてたらキーON後のユーザー自動認証で延々とぐるぐる回ったままで進まなかったから。
で、キーをセンターコンソールにポンと置くとマッハで認証。地球儀マークも即点灯したので。
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一番間違いのない<ユーザー側の対策>としては
・キーを始動前からセンターコンソールに置く←ベスト
・スマホとキーを完全に分けた位置で置く←ベター
なんにしてもキーの認証を阻害させないようにすることで快適に使えるようになります。
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ちなみに走行中でも地球マークが消えることがあると思いますが、それはVICSなど通過時にシステムが情報を取りにいっているから。
通過がトリガーになっていると思われますが、その際にユーザー認証をしているわけです。
ここでキーの認証できなれけば地球が消えるということですね。
※勝手にダウンロードは垂れ流しですが、取りに行く際はユーザー認証が都度必要・・ということですね。
画像出典:VICS
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ちなみにWe Connectでの情報は前回認証ができた状況を返していると思われます。
つまり、認証できない状況でキーOFFにしたら、その状態の情報はアップロードされません。
その状態はキー認証もできてない状態でもあるので、車両側への通信も制限されたままとなっているので、解錠などもできないはずです。
尚、車両↔︎ドイツサーバー↔︎アプリと通信をしていますが、ドイツサーバーとアプリ間がおかしくなることはありません。
アプリ側からの要求をドイツサーバーは記録している最終状態を返します。
ドイツサーバーから先のことはアプリ側に返すことがないので、そうなるということですね。
車両側は最終的にユーザー認証できていなければそれ以降はサーバー側からリクエストが来ても返さないので、サーバー側の情報更新がされないまま・・となるわけですが、そうであるならアプリ側で認証落ちしていると出てくれればいいのにね。
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ということで、eSIM搭載MIBは
・キーの認証をきっちり出来るようにする
・認証ミスったら強制的に再認証させる
このような運用が良いと思います。
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<おまけ>
キーと車両側の通信の仕様は変わりません。
変われるとすればその認証するタイミングを増やすくらいでしょうか?
eSIM版はそれらをアップデートで変更できるはずなので、いつかは改善するかもしれませんが、そもそもキー/車両側の通信強度が上がるわけではないので、ユーザー側が気をつけるしかないように思います。
最後に
キーとスマホを同じ場所に置くの、ダメッ!
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