「毛越寺でアヤメが咲くんだって。見たいなあ」
という母親のつぶやきから、この旅行はスタートします。
去年も東北旅行をし、毛越寺は行ったのですが、時期が早く(東北の桜の時期だった)、たぶん植わってたけど花はなかったと思います。
私はそんなのがあったことさえも覚えていませんし、正直、「このへんだってアヤメとか咲く場所あんじゃね?」と思ったんですが。
「今度はついでに花巻にも行きたいし、どうせだったら奥入瀬とか、CMで見た鶴の舞橋にも行きたいねえ」
と、妄想は広がる一方で。
まあ、今までろくに親孝行もできてないし、休もうと思えば休める状況なんだし、ということで、旅行の計画を立て始めました。
当初は母と二人、去年と同じように現地でレンタカーでも借りてと思っていたのですが、鉄道もレンタカーも結構高いし、移動や乗り継ぎがわりと大変だなあってことが去年の経験で分かったので、今回は全部CX-3での移動にしました。
その距離、事前の計算によると約2,700km。
まあ、それはそれで大変そうだなあとは思いましたが、「行かないよ」と言っていた父親を、「私に何かあったらドライバーしてもらいたいから」と口説き落とせたのは良かった。
そして実際、この判断は正しかったんですが。
というわけで親子3人、遠くは青森までの壮大な(?)旅が始まるわけです。
6月18日から23日までの6日間で計画を立て、初日は朝早くから新潟まで走らないといけないので、前日に実家に泊まることにしました。
前日、用事がなくなってしまったので昼頃に実家に到着すると、いきなり父親が。
「なあ、今から出発するか?」
「なんじゃそれ?」
「早く出たほうが、次の日楽だろ」
「そりゃそうだけど」
「途中、福井あたりまで出とけばいい」
「分かった、じゃあ宿取るから」
とまあ、こんなにスムーズに会話は進みませんでしたが、バタバタ大騒ぎの末、6月17日の13時頃に実家を出発しました。
早島で高速に乗り、山陽道、播但、中国道、舞鶴若狭自動車道を経由して小浜に到着。
小浜にあるホテルまで286km、4時間15分。
困ったことに二日目もこんな感じでひたすら走るだけなんだよね。
○6月18日
小浜のホテルを8時に出発、新潟まで行きます。
舞鶴若狭自動車道、北陸自動車道を経由して新潟西ICで降り、新潟ふるさと村という道の駅へ。
こちらは多くのお土産屋さんのほか、農作物、海産物も売っていて、結構広かったです。
さすが新潟、米製品が多く、日本酒やおかきなどが豊富に売られていました。
ホテルへは何時に着いたのかな。
17時ぐらい? メモがないから分かんない^^;
この日のホテルは「ホテルイタリア軒」。
部屋きれいだし、安いし、朝食ビュッフェがおいしいし、満足度高いホテルでした。
ただ、宿泊者用駐車場が機械式の立駐で、クルマ運ぶ時の揺れでセキュリティーが鳴ってしまい、ひと騒動になっちゃいました。
バレーモードにして、なんとか落ち着きました。
旅慣れないもので、ごめんなさい。
走行距離488km
○6月19日
ホテルを8時に出発、この日は岩手県まで行きます。
毛越寺へ行く途中、磐梯山SAに寄りました。
天気は良かったのですが、磐梯山の頂上は雲に隠れてました。
磐越自動車道、東北自動車道を乗り継いで一関ICで降り、14時に毛越寺到着。
あやめ祭りは次の日からでしたが、花は結構咲いてました。
まあ正直、アヤメと花菖蒲の違いがまったく分からない……
そして、
どこで見ても一緒じゃね?とは思った。
この日は移動が長かったので、ホテルの夕食に間に合わせるにはあまりゆっくりしていられず、花巻で宮沢賢治ゆかりの場所に行きたいということで、宮沢賢治記念館だけ見ることにしました。
毛越寺からはさほど離れていない、ちょっと小高い場所にあったのですが、少し疲れたなーと思ったのと、今のうちにクルマのボディーについた虫を取っときたかったので、私は入館はパス。
両親を待つ間、駐車場にあったベンチに座ってぼーっとしてました。
宮沢賢治記念館からホテルまではすぐで、17時前には到着。
この日の宿泊は「ホテル千秋閣」。
同じ系列のホテルが3棟建ち並び、連絡通路でつながれていました。
宿泊者が少なかったらしくて、夕食のビュッフェは一番端のホテルに全員集められたので、泊まった所からはすごく遠かったです^^;
ホテルの目の前にバラ園があり、食後に見学しました。
たくさんの種類をきれいに咲かせてました。

今は春のフェアみたいなのをやっていて、夜もライトアップして21時ぐらいまでやってましたね。
そして、このフェアの時期はホテルのお風呂もバラ風呂にしてました。
女性のお風呂限定だったんですが、なんかね、水流の関係でバラがどうやっても1カ所にかたまっちゃって、若干イメージと違ったかな。
さて、翌日からが(自分的)メインです。
走行距離432km
Posted at 2018/07/06 20:20:23 | |
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東北旅行2018 | 日記