最初にお断りしますが、本日のブログは車は影も形も出てきません。
ごめんなさい。
それでも良い方は続きをご覧くださいませ。
10日ほど前に、「そうだ、若冲展行こう」と思い立ち、昨日から一泊二日で東京に行ってきました。
若冲展とは。
先月の下旬から東京上野の東京都美術館で開催されている、伊藤若冲の展覧会です。
生誕300年を記念して開かれたようです。
日頃、とんと芸術関係には関心のない私ですが、NHKのBSプレミアムや、「美の巨人たち」で見た若冲の絵は心惹かれるものがありました。
夜行バスで一人で行こうかなと思っていたのですが、BSプレミアムは実は実家で見たので、その時に母が「若冲展行きたい」みたいなことを言っていて、それを思い出したので誘ってみました。
案の定、母は二つ返事でオッケーで、さらに私と母がかつてピアノを習っていた先生も一緒に行くことになりました。
行きたいと思ってるなら一人で行けばいいのに、と思ったりもしたんですが、一人じゃ嫌だって言うんですよね、母は。
なんでだろ?
まあこっちとしては、費用出してくれるっていうことなんで、願ったり叶ったりですけど。
新幹線&ホテル一泊でゆっくり行ってくることになりました。
ホテル手配は、もちろん私ですけど・・・
当日朝、母とピアノの先生は倉敷からなので、岡山駅で合流。

新幹線って何年ぶりだろう?
クルマ生活にひたっていると縁が遠くなって・・・
3時間半ほどなのに、結構消耗しました。(もともと乗り物酔いしやすい)
クルマの運転3時間半とか、平気なのになあ。
東京駅で山手線に乗り換え、上野駅。
駅の目の前に上野公園があり、11時過ぎていたのでお昼ご飯できるところを探します。
不忍口から上がってほど近い所にあるカフェで昼食。

テラス席があり、オサレちっく。


パスタランチ。
えびとズッキーニのトマトソース(だったかな)。
一言でいうと、いろいろ残念!
味はそんなに悪くなかったですけどね。
昼食後、母と先生は今話題の国立西洋美術館へ。
カルパッチョ・・・じゃなくてカラヴァッジョ展を見てきたようです。

この建物が世界遺産になるようですね。
私はその間に、若冲展の様子を見てきました。
待ち時間が170分というのは予想通りでしたが、チケットがないとすぐに列に並べないんだというのを初めて知り、なんとか事前に当日券を買わないとってことで方法を調べました。
臨時のチケット発売所もあるんですが、それに並んで、さらに列に並ぶとなると何時間かかるやら。
ということでコンビニでチケットを買い、一安心。
ちなみに明日(20日)からは現地以外のコンビニなどではチケットは買えなくなります。
そうしてるうちにホテルのチェックイン時間も近づいたので、ホテルに移動。
荷物を置いてぶらぶら散策に出かけました。

不忍池。
上野公園もそうですが、緑が多くて憩いの場なんだなあというのが分かります。
ホテルに戻って、晩ご飯。
ホテル内にある「京料理」を目玉にするお店に。

刺身御膳。
うん、いろいろ残念でした・・・
絵を見ることしか考えてなかったのが敗因かなあ。
もうちょっと調べればよかった。
でも、クルマないから歩ける範囲で考えちゃって、やっぱり選択肢は減りますよね。
都会だから、知ってればいいお店いっぱいあるんだろうけど。
そんなこんなで一夜明け、二日目。
前日にコンビニで買っておいた飲み物とおにぎりをおなかに入れ、いざ出陣!
上野公園内のコインロッカーに荷物を預けて、若冲展の列に並びます。

これだと分かりにくいですが、先頭ははるか彼方です。
朝7時40分ぐらいから並びはじめ、9時の時点でこのあたり。

エスカレーターを下りた先が入口。
公式には9時半が開館時間なのですが、あまりの人数の多さに8時頃には開けたのではないかと思います。
建物内に入ってからも意外と待ち時間が長かったですが、並びはじめて2時間後の9時40分にはなんとか鑑賞を開始できました。
もちろん中でも押すな押すなで、じっくり鑑賞とはいきませんでしたが、やっぱり生で見るということは想像を超えるのだな、というのは分かりました。
お近くの方、関心のある方は、24日までですので行ってみられたらいかがでしょうか。日本画の概念を超える世界が展開されていると思います。
昼前には会場を後にして、東京駅でお土産(主に羊羹とかりんとう)を買い、おのぼりさんの本領を発揮しつつ帰途につきました。
東京へ行くのは20年ぶりくらいでしたが、今回ぐらいのインパクトのあるイベントがない限りはもう行かないかも。
そして家に帰ると仕事が来てました。
はぁ。
Posted at 2016/05/19 19:42:38 | |
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