本日ちょっと日帰り旅行へ。
ここ数年、両親とよくお出かけをします。
若い頃は親は親、自分は自分という主義でしたが、近頃、やっぱり育ててくれた恩っていうのは深いものだと思い、恩返し(のつもり)で一緒に旅行しています。
まあ、「出せるうちに甘えとけ」って言われて旅費を出してもらったりすることも多いのですが(意味ないじゃん!)
でもちゃんとツアコン的なこと(宿の手配、食事のリサーチ等)は全部してますし、クルマも当然出して全部運転してます。
今日は主に母の希望で、比叡山延暦寺へ。
母は一度行ったことがあるみたいですが、私は初めてで、そのことがのちに波乱を引き起こすことに。
話を戻して当日朝。
私の駐車場に来てもらって父のクルマを置き、私のクルマに乗り換えて出発。
当日雨の予報にもかかわらず、前日洗車したばかりですよ。
掃除機もかけて、走る気満々です。
高速に乗り、早速MRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)をON。
いわゆるクルコンに追従機能がついたモノですね。
高速自体がかなり久しぶりで、最初ガッチガチでした。
平日の早朝にもかかわらず結構クルマが多く、心地良いスピードがなかなか出せません。
でも自分はハンドル操作だけで、任せてたらエンブレやフットブレーキを適切に使ってくれるので、賢いなあってちょっと感動しました。
時期的なものか工事が多く、車線規制による混雑がありましたが、とりあえず第一目的地の浮御堂に到着。
琵琶湖に浮かぶお堂。

こーいうやつです。

浮御堂からの景色。
風が爽やかで、夏でも涼しそうだなあって思いました。
こんなとこで昼寝したい。
ぼーっと長居したいところですが、レストランでランチの予約を取ってあるので先を急ぎます。
行き先が比叡山と決まった時、「とりあえず近江牛だよね!」ってことでランチを探しました。
当初検索していた店とは違う所だったのですが、たぶんちゃんとした肉を食べさせてくれるだろうってことで「松喜屋 本店」さんに決めました。
Web予約があるので、予約取りやすいっていうのも良かった点です。
ただ、平均単価は高くなると思います。
3Fのテーブル席に通されてオーダー。
私は「牛鍋膳」にしました。
いわゆるすき焼きですね。

牛鍋部分。

その他部分。
牛鍋には割下が入っていて、カセットコンロでしばらくグツグツ煮れば完成です。
味の調整は割下と昆布だしでできます。
率直に言いますと、肉だけの評価で言えば素晴らしいと思います。
こんな柔らかい肉、そうそう食べられないです。
ジャパニーズ・ワギューの真骨頂。
写真に写っているのがすべてですが、これでめっちゃお腹いっぱいになりました。
さてここから本題の延暦寺です。
とにかく延暦寺にはたどり着いたのですが。
私たちは「写経体験」というのを申し込んでいて、延暦寺に着きさえすれば近くでできるものだと思い込んでいたのですが、延暦寺はいくつかのエリアに分かれていて、歩くと相当遠いということで。
あっちこっちたらい回しにされた末、写経体験を申し込んだ「居士林」は延暦寺本体とは別のエリアだということが判明。
その時点で体験開始時間は過ぎていて、居士林への明確な案内もないまま必死で調べて、やっとたどり着いたのは予約の時間から40分を過ぎてからでした。
初めての場所で私もリサーチ不足で、それはだめだったなあと思ってます。
居士林では、他の体験者もないため、こちらの都合のいい時間までやって大丈夫と言ってくださったので、午後3時までのところを3時半まで延長してもらいました。
下にお手本の印字、上に写経の紙、筆で、自分で墨をすって。
全部初めての体験でした。
結局1時間で全部書けなかったのは私だけでした(情けない)。
願い事も書けず、かなわないんだろうなって思いましたが、自分のできる限り丁寧に書けたので、それは良かったと思います。
比叡山延暦寺は、特に居士林の周りで思いましたが、やっぱり空気が違います。
私は神や仏的なものを信じるほうではありませんが、お寺の空気は清浄だなって思うことがあります。
それは山の上であったり、人里離れてたりするからというのもあるでしょうが、その心地良さっていうのは大事にしたいかなと思います。
まあ、そんなこんなでいろいろありましたが、ドライブ的にはそんなに渋滞にもあわず、同乗者に不安を与えることもなく終わって、本当に良かったです。
本日の走行距離は、500km弱ですね。
燃費は24.3km程度。
写経は、機会があればもう一度くらいはしてみたいです。
Posted at 2016/06/08 21:40:06 | |
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