ラーメン探訪（釜石市編）

　実家を後にして夕暮れ時のＲ４５を南下。程なく完全に日が暮れてしまい、釜石市に到着した時には１８：００をちょっと過ぎていました。そんなにお腹は空いていませんでしたが、せっかく釜石まで来たのでここはラーメンを食べずに通り過ぎる手は無いだろう、ということで、立ち寄ることにしました。





　お盆の帰省の際に行こうとした時には準備中で入れなかったお店に行ってみると、夜の部の営業はお休み．．．．．。どうもこのお店とは縁が無いような．．．．．。次回のお楽しみにすることにして、次に候補にしていたお店のある 釜石鈴子仮設店舗 へ向かいました。

　ここは 釜石はまゆり飲食店街 の愛称で親しまれているＪＲ釜石駅＆三陸鉄道南リアス線釜石駅にも程近い仮設商店街で、震災前は市内の別の場所にあったものの津波で完全に流されてしまった




　呑ん兵衛横丁 が移転してきたところでもあります。




　その一角に、





　釜石拉麺 のノボリ旗を掲げたお店、






　こんとき さんがあります。


　手作り感あふれる看板に掛かれた屋台のクルマ、どう見ても２代目ハイエース、通称 “新幹線ハイエース” のスーパーロングだと思うんですが、いかがでしょう？



　店内の様子。



　掲載された新聞記事の切り抜き。



　お店のファンの方から送られたと思われる、ご主人と女将さんの似顔絵入りの寄せ書き。



　ラーメンの種類も豊富ですし、それ以外のメニューも充実しています。






　釜石ラーメン （￥５５０）


　釜石ならではの極細麺に透き通った醤油味のスープ、シンプルな具材と、期待通りの釜石ラーメンです。元祖と言われる 新香園 さんより脂っぽくなく、なおかつ こんとき さん程はあっさりし過ぎない、すっきりとした味わいのスープが気に入りました。釜石には美味しいラーメン屋さんがたくさんありますが、極細麺の醤油味という定義を踏まえつつ各店ともハッキリとした違いを打ち出している印象があります。またひとつ、お気に入りのお店が増えました。