ささやかな抵抗

　カミさんの NEWマシン、F54 MINI CLUBMAN の購入が決まり、それに伴って退役させることになった ＧＤ３赤フィット 。ペーパードライバー継続中の二女に下ろすことも考えましたが、駐車場代や保険料がバカにならないことや、そもそもクルマが無くても生活していける土地で暮らしていることもあり、トータルで考えて断念しました。



　そんな 赤フィット に乗って長女が帰省して来る予定日の前日になって、「赤フィットから変な音がする」 とのLINEを受信。詳しく尋ねてみると、速度に連動して音量や音質に変化があり、ブレーキを踏んでいる時が顕著。さらに、通常の走行中でも凄い音がするようになり、通行人全員が振り向くレベルとのこと。その視線に耐えられず、通行人がいなくてブレーキを踏まなくても良い高速道路を使って帰って来たそうです。



　先月の フィットＨＹＢＲＩＤ の ＥＴＣゲート通せんぼ事件 もそうでしたが、クルマが何かを感じ取っていると思わずにはいられないことが、不思議と起こるものです。


　そんな訳で、ワールドベースボールクラシック準決勝をＴＶ観戦した後、午後からは庭仕事開始。インテグラ の エンジンオイル交換 を済ませ、赤フィット を 夏タイヤに交換するついでにブレーキ廻りの点検 をしてみました。

















　後輪のブレーキパッドが限界を超えてました。


　特に左側は使用限界を知らせる金属製のインジケーターがローターに接触した痕があり、異音の原因となっていました。クルマとしては、設計された通りの仕事をしていただけですが、このタイミングで．．．．．．って考えずにはいられませんでした。やはり、何かを感じ取っていたんだと思います。



　インテグラ で使っていたメタルパッドがドンピシャで同じ形状だったので、応急的に組み込みました。作業終了後に近所を試走し、問題が無いことを確認。残りの期間はこれで繋ぐことにしました。




　自分の手元にあればこまめに手入れをしてあげられるのですが、今の状況では難しく．．．．．．。免許を取って最初のクルマとなった長女の練習用 兼 通学の足としての役割は、十分に果たしてくれました。本当にバイバイするときには、しっかりと洗車して、感謝の気持ちを伝えようと思います。