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MINI原人のブログ一覧

2019年06月30日 イイね!

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 超節約スプライシング術

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 超節約スプライシング術 林道、それは最後のフロンティア。そこには原人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは原人最初の試みとして、調査旅行に飛び出した中古車 ジムニさん号の驚異に満ちた物語である。 
本日は林道に行くはずだったが、仕事の都合で電話の通じない林道には行けない事情が生じた。そこで原人は基地にて閑居することにし、懸案だった合成ウィンチロープのアイ・スプライシングとシンブル装着を行うことにした。



 合成ウィンチロープ4本セット
先日、林道でハマって遠くに良いアンカーとなる木があったが、装備品のロープでは長さが足りず、ヤブの中の崖下におりていって白樺の木にアンカーを取らざるをえなかった経験から、原人はこの合成ロープ4本セットを注文していた。高価なもので4本で17,716円である。
 ありゃ?
しかし届いたロープはこのように両端シンブルアイ付きではなく、片方がキツネの尻尾のようになっている。早速原人は返品の申し込みをした。
 返品せず代金戻る
するとどうであろう。その出品者はとても良心的で、商品を送り返さなくても代金を全額お返ししますというのである。ラッキーである。タダで4本の超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)のロープが手に入ったことになる。
 kindle本
以前から原人はこのロープスプライシングの本を持っていたので、シンブルがついていない片方の端にシンブルをつけることにした。この本では下の図のようなスプライシング用具を使うことを推奨しているが、とても高価であり、これらを買ってしまうとせっかく戻ってきたロープの代金が吹っ飛んでしまう。


こんなものをつかうのはアーボリストかヨットマンぐらいであり、手芸用品なら1000円程度で売られるべきものであろうに、きわめて限られた需要のため、高価なのである。

 節約スプライシング用具
そこで原人はなんとか安上がりにすませようと近くのホームセンターで道具をそろえることにした。ステンレスシンブルは6mm径ロープ用が1個159円である。
 ゴム通し
これは手芸用品コーナーにあったパンツにゴムを通す「ひも通し」である。234円。
 お医者さんごっこセット
その他このような道具は職業柄持っており、これらは0円。


白眉はこれである。クリーニング店からタダでもらえる針金のエモンかけである。これを右の図のように加工し、D-splicer(買うと9,693円)を0円で作ってしまった(笑)。

 マークA
さあ、スプライシング手技の開始である。まず、ロープの自由端からロープ径の60倍(1/4インチ=6.35mmだから38cm)の位置にA点をマーキングする。
 マークB
次にシンブルをあててみて、アイの大きさを決め、B点をマーキングする。
 B点に通す
B点をフィッド(スパイキ)の代わりのゾンデで分け、ひも通しを自由端につけて通す。
 A点まで通す
こんな風にA点まで通す。このパンツのゴム用のひも通しは実に使いやすい(笑)。
 A点に通す
次に穴をくぐったA点に穴をあけ、そこにループになったアイを通す。これを通すときにはフィッドがないので鉗子を使う。鉗子は複数あるので、ロープがほぐれてしまわないように穴の基部を固定するのにも便利だ。わかりずらいので、下に本の図をおかりして示す。


アイ部分をA点に通すが、そうすると右図のようにロープによじれが生じる。

このよじれをとるために自由端を下からくぐらせるとよじれがとれ、ロックスプライスができる。
 自由端埋没
次にアイの直下から自由端をロープ内にくぐらせ埋没させて、張力が加わったとき、外側のロープとの間に強い摩擦力が生じ抜けないようにする。しかし、フィッドは高価(8,565円)なので即席D-splicerを用いる。
 エモンカケD-splicer
このように自由端の長さより遠いところから先端を通してゆきアイの直下に出す。このヘアピンのところに自由端の端を挟んで引っ張るのである。
 貫通
ほれこのように出てきました。エモンカケD-splicerを外し、先端をハサミでカットして先細にして外側のロープをしごいて伸ばし、埋没してしまう。
 スプライス完了
ほうらこのようにきれいにスプライシングが完了です。
 ナイロンスリーブ
反対側のロープには必要以上に長いナイロンの保護スリーブがついているので、半分のところでハサミでカットしてもらってきます。こんなふうにスリーブ付きで強固なシンブルアイが完成です。
 完成
スプライシングが完成したら、束ねて結束バンドで固定、ジムニさんに積載します。4本そろえば前からあるロープ類と合わせて100m以上遠方にある木にもアンカーをとれるようになります。この6.35mmの太さで7500ポンド=3.4トンの重量に耐えられる合成ロープは通常1本数千円以上しますが、今回は1本393円で~す♪


RINDO TREK BEYOND 2019
(1) 2019年春ついに始動! (2) 進撃の原人完全武装! (3) 兵装ホルダー錆補修
(4) 原人エイド救急箱準備 (5) 増毛信砂・千望台・茶々の沢 (6) 敗退!残雪の小平林道
(7) 泥と残雪の留萌林道 (8) 邪魔者は斬る!ー 新信砂 (9) 春を探しに暑寒・箸別線
(10) 発見!絶景ポイント...別苅線 (11) 終わり良ければ...阿分線 (12) 雪とたたかう千望台
(13) ジムニさん負傷@千望台 (14) J×Sパワー@住吉林道 (15) 蜘蛛糸の有効射程は?
(16) 蜘蛛糸の強度限界は? (17) 春の止止6連発フルコース (18) ミッシングリンクを求めて
(19) サムライ伝説防護ズボン (20) 倒木三昧@小山の沢!!! (21) 妖怪退治@百四号林道!
(22) チルホール愉し@小平滝下 (23) 今回は真面目な林道調査 (24) ポンルルモッペ崩壊!
(25) 小平沖内地区倒木再調査 (26) 赤いブレーキつけちゃった (27) 舎熊岳林道¿徘徊?調査
(28) 超節約スプライシング術  


2018年以前の記事の目次は こちら

南留萌林道概説
南留萌林道概説はクロカン・ドライブ・登山・自然観察・野鳥観察・化石採集・渓流釣り・昆虫採集など様々な目的のため山に入るひとたちのために作成しています。原人の実地探査などにより訂正・補遺が必要な場合、予告なくその都度改訂していき、最善のガイドとなるよう心掛けていきます。
総索引 増毛町  総索引 留萌市  総索引 小平町  総索引 苫前町  付録: クマ出没記
Posted at 2019/06/30 15:02:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年06月29日 イイね!

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 舎熊岳林道¿徘徊?調査

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 舎熊岳林道¿徘徊?調査 林道、それは最後のフロンティア。そこには原人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは原人最初の試みとして、調査旅行に飛び出した中古車 ジムニさん号の驚異に満ちた物語である。 
 Monster Sportのローターディスクとブレーキパッドに前輪ブレーキを交換したばかりの原人は、「慣らし」のため、強いブレーキングを行わなくてもよいような林道である舎熊岳林道を探査することにした。この林道はなだらかな丘陵地帯にあり、ゆるやかな登りと下りにてブレーキの「慣らし」にはもってこいだからだ。

 2018年07月22日
昨年、霧の舎熊岳林道では沢山の動物たちと会うことができた。本日もそれを期待したが、残念ながらシカさん1頭に会っただけであった。霧もなく動物たちは警戒して出てこなかったのであると思われる。


7:39  舎熊岳林道の旧道(左)と新道(33・37林班林道)の分岐部です。33・37林班林道に36林班林道が追加され、後述する38・39林班林道とつながって現在の環状につながる林道が形成された歴史的経緯があります。

7:48  ここで旧舎熊岳林道は終わり、左の38林班林道、右の38・39林班林道に分岐します。まず左の38林班林道を探索します。

7:52  ここで川に行き当たります。川の反対岸に林道が続いています。
 2018年07月22日
昨年のここはこのように道路が川となっており、大きな岩石が川岸に並び、到底越えられる状態ではありませんでした。
 7:53
このように復旧工事がなされ、現在は渡河すれば38林班林道を続けて走れるようになっています。調べてみましたが河床は平にならされており、渡河は可能です。
 7:54
はいBEYONDです。その後38林班林道を登上しましたが、上図の民有林道との接続線は確認できませんでした。


7:57  そして38林班林道も予想していたよりも短くここで林道終端となります。原人のKML地図は修正が必要です。

7:59  戻る途中で林道上に赤い可愛い花が咲いているのに気が付きました。
 コウリンタンポポ
北海道の草花で調べてみるとこれはコウリンタンポポでした。ヨーロッパ原産で、日本では帰化植物として定着しているそうです。それにしてもこんな山奥まで帰化植物がひっそりと咲いているのですね。


8:17  この緩やかな上り坂の林道は原生林を楽しみながら走ることができる道です。今日は残念ながら原生林の生き物たちには出会えませんでした。
 2018年07月22日
昨年は38・39林班林道はこの巨大な倒木に阻まれて探索できませんでした。復旧されており、本日は全線を走破できました。


8:19  分岐部です。右が36林班林道の下り坂、左が舎熊岳山頂へ近づく作業道です。作業道は車で行けないかみてみましたが、歩道のような狭い道です。ただ、舎熊岳を目指す登山者には利用可能かと思います。

8:37  36林班林道から下ってきて途中の33・36林班林道を確認します。この林道終端は原人KML地図のとおりでした。

8:53  最後に33・35林班林道を終端まで走ります。これも原人KML地図のとおりでした。

今回の林道徘徊でKMLファイルの一部を訂正いたしました。左が訂正前で右が訂正後です。このようにして原人は日々、南留萌林道地図をより正確なものとする努力を続けています。

9:28  帰りに仁奈良山道の看板を発見しました。こんな山道があったなんて地元の人も知らないのでは? 

 9:29
うーん。古びた廃道としての雰囲気はありますねえ。


本日の遭遇危険度 クマ1つ

(1つ: ほぼ安全、2つ: やや危険、3つ: かなり危険、4つ: やばい、 5つ: そこにいます)

RINDO TREK BEYOND 2019
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(4) 原人エイド救急箱準備 (5) 増毛信砂・千望台・茶々の沢 (6) 敗退!残雪の小平林道
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(10) 発見!絶景ポイント...別苅線 (11) 終わり良ければ...阿分線 (12) 雪とたたかう千望台
(13) ジムニさん負傷@千望台 (14) J×Sパワー@住吉林道 (15) 蜘蛛糸の有効射程は?
(16) 蜘蛛糸の強度限界は? (17) 春の止止6連発フルコース (18) ミッシングリンクを求めて
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南留萌林道概説
南留萌林道概説はクロカン・ドライブ・登山・自然観察・野鳥観察・化石採集・渓流釣り・昆虫採集など様々な目的のため山に入るひとたちのために作成しています。原人の実地探査などにより訂正・補遺が必要な場合、予告なくその都度改訂していき、最善のガイドとなるよう心掛けていきます。
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Posted at 2019/06/29 18:43:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年06月27日 イイね!

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 赤いブレーキつけちゃった

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 赤いブレーキつけちゃった 林道、それは最後のフロンティア。そこには原人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは原人最初の試みとして、調査旅行に飛び出した中古車 ジムニさん号の驚異に満ちた物語である。 
 昨日からジムニさんは1年点検のため原人基地から歩いて3分ほどの所にあるMB工場に入院しておりました。そのついでにというか、かねてから密かに計画していた前輪ブレーキをMonster Sportのブレーキパッドとディスクローターで強化しようという計画を実行するのが主な目的だったのです。


 ローター・パッドセット
これがMONSTER SPORT ブレーキパッドtype-S2 & ディスクローターセット フロント ジムニー [JB23W/5型~]/ジムニーシエラ[JB43W/4型~]用 431500-5200M であります。ジムニーのブレーキは効かないことで有名で、原人も何度か林道でひやっとしたことがあります。急ブレーキを踏むと「ぐおぉ~~ん」とブレーキジャダーが発生、なかなか止まってくれないのです。
 Monster Sport
ブレーキが効かず、「崖の下のポニョ」になってしまっては無念ですので、今回強力なタイプに取り換えることにしたのです。おかげさまで新しいMonster Sportのシールも増え(中央上)、原人は大満足であります。


これがBEFORE。左の図が左前輪、右の図が右前輪です。

そしてこれがAFTER。左の図が左前輪、右の図が右前輪です。
注意してみないとあまり目立たないかもしれませんが、それがとてもオシャレです(笑)。

 旧ローター・パッド
これが外したディスクローターとブレーキパッドです。お店の人は親切にも右と左が判るように荷札をつけてくれました。きっと原人が写真をみんカラに出すことを密かに知っているのでしょうが、原人もMB工場もお互いに知らんぷりをしております(笑)。
 エアコンフィルター
今回工場から強くお勧めいただいたのがエアコンフィルターの交換です。交換してみると、このとおり虫やら草の種やらわけのわからぬ物やらがたくさん詰まっております。通常はお店で捨ててくれるのですが、これまた写真をとりなさいとばかりに車に積んでありました(笑)。
 費用
結局費用はいくらかかったかというとブレーキ交換費用が8千円、その他もろもろがクーポン使いまくりで1万円で、合計18,611円でした。
 慣らし運転
新しいブレーキパッドとローターは樹脂被膜を形成するため「慣らし」運転が必要だとのこと。今週の土曜日まではおとなしく運転することにしました(笑)。


本日の遭遇危険度 クマ1つ

(1つ: ほぼ安全、2つ: やや危険、3つ: かなり危険、4つ: やばい、 5つ: そこにいます)

RINDO TREK BEYOND 2019
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(10) 発見!絶景ポイント...別苅線 (11) 終わり良ければ...阿分線 (12) 雪とたたかう千望台
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(16) 蜘蛛糸の強度限界は? (17) 春の止止6連発フルコース (18) ミッシングリンクを求めて
(19) サムライ伝説防護ズボン (20) 倒木三昧@小山の沢!!! (21) 妖怪退治@百四号林道!
(22) チルホール愉し@小平滝下 (23) 今回は真面目な林道調査 (24) ポンルルモッペ崩壊!
(25) 小平沖内地区倒木再調査 (26) 赤いブレーキつけちゃった 


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南留萌林道概説
南留萌林道概説はクロカン・ドライブ・登山・自然観察・野鳥観察・化石採集・渓流釣り・昆虫採集など様々な目的のため山に入るひとたちのために作成しています。原人の実地探査などにより訂正・補遺が必要な場合、予告なくその都度改訂していき、最善のガイドとなるよう心掛けていきます。
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Posted at 2019/06/27 20:02:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2019年06月24日 イイね!

MINI原人昆虫記 Souvenirs entomologiques de MINIpithecus 19

MINI原人昆虫記 Souvenirs entomologiques de MINIpithecus 19昨日、雨上がりの林道へ行った原人は、入念に洗車を行ったはずだったが、今朝出勤のために外に出てみると、ジムニさんになにやら金色に光るものがついているのに気がついた。クリーム色~金色に輝くカタツムリである。でんでんむしとはいうもののカタツムリは陸生貝であって昆虫ではない。しかし、「むし」としてここに報告します(笑)。








ボンネットの上に這っていたのはこれ。インターネットで調べてみましたが、似たようなものは「コハクオナジマイマイ」

(図はおかりしました)
Wikipediaによると
コハクオナジマイマイ(琥珀同蝸牛) Bradybaena pellucida Kuroda et Habe in Habe,1953
殻径15mmほど。日本固有種である。中国地方、九州、屋久島に分布するが、千葉県や神奈川県にも分布を広げているそうです。

しかしジムニさんの上に乗っていたのは殻径30mmほどの大物。北海道に分布しないはずのコハクオナジマイマイとは別種のようです。新種かな?

だれか知っている人は教えてね。

追記: このカタツムリは北海道に広く分布し、地方変異が大きいヒメマイマイ Ainohelix editha(オナジマイマイ科)らしいとわかりました。ヒメマイマイは下図のように帯があるものと、帯がなく無色のものがあり、地域によってその割合が異なるようです。留萌南部にいるのは無色のもののようです。殻の大きさは15~30mmとジムニさんについていたでんでんむしと大きさも、巻き方もほぼ一致します。

動物ふれあい写真集:ヒメマイマイからおかりしました。

こんどカタツムリを飼育してみようかしら。

「MINI原人昆虫記」関連ページ
MINI原人昆虫記 1 : アカアシクワガタ MINI原人昆虫記 2: 世界のタテハチョウ図鑑
MINI原人昆虫記 3: 金色蛾キクキンウワバ MINI原人昆虫記 4: 糞虫センチコガネ
MINI原人昆虫記 5: 毒蛾ヒトリガと擬態 MINI原人昆虫記 6: 秋の蛾クスサン
MINI原人昆虫記 7: 原色千種昆蟲図譜 MINI原人昆虫記 8: 春夏異形サカハチチョウ
MINI原人昆虫記 9: 甲虫標本製作 MINI原人昆虫記 10: アフガニスタンの珍蝶
MINI原人昆虫記 11: ブータンシボリアゲハ MINI原人昆虫記 12: 蝶のメタリック塗装
MINI原人昆虫記 13: 昆虫のスピード MINI原人昆虫記 14: 昆虫の呼吸のひみつ
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MINI原人昆虫記 17: オオルリオサムシ MINI原人昆虫記 18: エゾマイマイカブリ
MINI原人昆虫記 19: オナジ?マイマイ? 
Posted at 2019/06/24 07:38:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年06月22日 イイね!

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 小平沖内地区倒木再調査

MINI原人のRINDO TREK BEYOND: 小平沖内地区倒木再調査 林道、それは最後のフロンティア。そこには原人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは原人最初の試みとして、調査旅行に飛び出した中古車 ジムニさん号の驚異に満ちた物語である。 
 昨日、ポンルルモッペ林道で道路決壊にて行手をはばまれた原人は、本日は小平町の沖内地区林道に再調査に訪れた。昨日からの雨のため、河川沿いの低地は冠水・泥濘化している恐れがあるから、山上にある林道を選択したのだ。この辺は強風のためか、いつもどこかで倒木が林道を塞いでいることが多い場所である。


 雨の日の林道
林道は谷沿いに作られる場合と、尾根沿いに作られる場合に二大別される。雨の日には谷沿いの林道では流れ込む渓流が氾濫して道路が河川化したり泥濘化することが多い。また、河川が氾濫すると路肩が崩壊する危険も多くなる。尾根沿いの林道では分水嶺になる故、水害が少ない。そこで、今回は尾根沿いの林道である小平町の本沖内林道と田島の沢林道を探索することにした。

 本沖内林道
本沖内林道には倒木が多数ありましたが、2018年09月24日原人が手鋸で一生懸命排除したため通行止めはなくなっているはずです。しかし、ギリギリジムニさんが通れる幅しか排除していないので、今回は拡幅も行う予定です。


7:35  本日は本沖内林道へ西側の入り口から入りました。林道はこのように草ボウボウで走るのが非常に困難な状態となっています。このような枝の張り出しは手鋸「ゴム太郎」で排除します。

7:38  昨年原人が切断した倒木があります。当時は手鋸しかなく、切断はジムニさんがぎりぎり通れるように行いました。これでは自由な通行ができませんのでチェンソーにてさらに切断して広げることにします。

7:42  2か所で玉切りをして排除しました。あっという間に作業は終わります。

7:47  行けども行けども草ボウボウで枝下がりも多くみられます。

7:54  昨年排除したモジャモジャ星人です。林道上への張り出しがまだ多いのでチェンソーにてさらに切断します。
 7:58
モジャモジャの枝と幹をいっぺんに切断します。ハイ。道路幅が広がりました。


8:07  本沖内林道と住吉林道の共通ゲートから出ます。

 田島の沢林道(1013林班林道)
今度は田島の沢林道(1013林班林道)へ向かいます。倒木が多い状態でしたが、2018年09月23日原人が処理したため通行止めの箇所はないはずです。それを確認しに行きます。


8:36  何の障害もなく林道上の広場にきました。この広場からは3つの支線が分岐します。左側は草ボウボウですので今回は右側と真ん中を探索します。

8:39  トラック記録(紫色の線)をしながら右側への道を進むとあっという間に行き止まりの広場にきました。原人の林道図(茶色の線)と異なる経路ですので、原人のKMLファイルには訂正が必要なようです。

8:47  真ん中の道はこのようなキャタピラ痕も生々しい所謂「ブル道」です。

8:47  これ以上は傾斜がきつくて戻れないおそれがある下り坂です。この辺でやめておきましょう。こちらのほうも原人のKMLファイルに訂正が必要なようです。

ということで早速訂正いたしました。

本日の遭遇危険度 クマ2つ

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(7) 泥と残雪の留萌林道 (8) 邪魔者は斬る!ー 新信砂 (9) 春を探しに暑寒・箸別線
(10) 発見!絶景ポイント...別苅線 (11) 終わり良ければ...阿分線 (12) 雪とたたかう千望台
(13) ジムニさん負傷@千望台 (14) J×Sパワー@住吉林道 (15) 蜘蛛糸の有効射程は?
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プロフィール

#MINI原人謹告 全世界のバイクファンの憧れ、KAWASAKI Ninja ZX-6R KRT EDITIONが当る懸賞がでているゾ。https://www3.kawasaki-motors.com/campaign/mc/2025_ninjazx6rpresent/#622
何シテル?   08/06 21:18
・ 北海道札幌市在住の「MINI原人」です。 ・ 学名 MINIpithecus roadsterus ssp. cooperS。絶滅危惧種です。 ・ いろ...
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