若者への指導.....林道SSでタイムアップするには

んなもん、ブレーキ踏まねーでアクセルだけ踏んでりゃいいんだよ！
ガンガン走るだけさ！

...では答えになりまへん。
春一番ラリーで「やっぱりね」と思うところがあったので備忘録の意味で書いておきます。
若者＝初級者へ
[1]コース幅を有効に使うべし

[2]距離を正確に把握すべし

[3]タイム差は高速コーナーほど顕著になることを意識すべし

[4]進入のブレーキで頑張ってもタイムは縮まらないことをキモに命じるべし

[5]減速は一発で決めるべし


あまりにも当たり前すぎる事だけど出来ていない。
[1]ー[5]に対して意識をもって練習したことがない。練習していない。
“練習”と称してガンガン走り回ればそりゃ楽しいし、速くなったと感じるかもしれない。そんなのは単なる気晴らし、速くなったと感じるのは錯覚。
サルのように走り回って速くなったヤツが存在するかもしれない。しかし[1]ー[5]を意識して練習に励めばソイツが２年掛けて到達した地点に半年で到達できる。

ブレーキを詰めるのは最後の最後で良い。
タイヤを能力限界まで使い切るのも最後で良い。

初級者が合理的に速くなるためには[1]ー[5]の練習を。
[1][2]は一人では無理。同乗者にラリコン操作を依頼して上達の度合いを数字＝トリップの距離＝で判断すること。
この練習の成果は中級以降でペースノートを作る／使うようになると必ず生きてくる。
一晩中同じコースを繰り返し時速30キロで走る練習はドライバーには苦痛だろうが。

　　「ただ走り回ったってダメだゼ」