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メルセデス・ベンツ / SLK
SLK200 ブルーエフィシェンシー スポーツ_RHD(AT_1.8) (2011年) -
- レビュー日:2023年6月18日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:その他
おすすめ度: 4
- 総評
- メルセデスの製品としてセダン系など主力商品から乗り換えてもガッカリする事など少なく、日常生活のアシとして適度にスポーティな気持ちで向き合えるのが美点かと思います。その一方で同セグメント他車と比べ官能性や走る歓び的なモノが希薄で熱烈な愛情を呼び起こす存在かと言われると言葉に詰まってしまうのもMBらしさなのかも知れない
- デザイン
- 3
-
全世界の自動車メーカーに衝撃を走らせた初代マツダMX-5(ユーノス・ロードスター)の後を追うように企画され、発表後 大量のバックオーダーを抱えたR170系初代SLKや、当時市販スポーツカーを持たなかったF1コンストラクターとの協業で話題となったSLRマクラーレンばりの顔が目を惹く二代目R171系と比べると、三代目たるR172は誰もが認識できるアイコンたる顔付き以外はさしたる特徴なく、あとはワイドトレッド&ショートホイールベースが醸し出すスポーティな雰囲気頼み?なデザインだなぁと個人的に感じる。コンパクトかつ飾り気ないデザインで可愛らしさを持った初代や、派手顔にウェッジシェイプが(実際の性能はともかく)スポーツカーライクだった二代目と比べ、三代目は兄貴分たるSLが同時期のR231世代でコンサバ方向なデザインに振ったのが裏目に出たのと同様?ひとめ見てカッコいい!欲しい!みたいなショールームアピールは(当時セールスやってた者として見ても)強いとは言えなかったと記憶している。このR172はフェイスリフトで顔がモダナイズされ同時にモデルネームをSLCと改名するも、残念ながら107系SLの固定屋根LWB版で高価だった初代SLCと同様、短命の内にディスコンとなってしまったのは市場の縮小など時代背景などもあろうかと察しますが…
とは言え便宜上R172前期となる我が家のクルマの世代のは、セールス的な肌感覚で言えば見た目のプレゼンスと価格のバランスが悪くなく売りやすい商品だったし、若いセールスが頑張って買い嬉しそうに乗ってるのは微笑ましく…彼ら(いや後輩の可愛い女性セールスも赤いの乗ってたか)はきっと「メルセデスを所有する喜び」を満喫してたであろう。かく言う私も会社から帰宅し暗い自宅駐車場で鈍く光るシルバーの顔〜Aピラー回りを見ると何だか悪くナイ気分だったのは事実。(もっと言えば最寄り駅から数百m歩く間にある学習塾の方がウチのと色違い同仕様ので通勤してるっぽく、キャラクターラインが埋没しがちな色番号197オブシディアンブラックの個体も中々イイじゃないか、とも思えてきた今日この頃)あと先日TV番組おぎやはぎの愛車遍歴でカリスマホストのROLANDサンが初めて買った車がR172SLK赤だったとか嬉しそうに話していたのと、中古車GOOnetのCMで博多華丸大吉の御二人が座ってるのはウチと同じシルバーの172(左ハンドルだから恐らくSLK350辺り?)だなぁ等、ローンチから12年を経た今でも(身内の贔屓目を差し引いても)衰えない存在感は嬉しいトコである。 - 走行性能
- 4
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いわゆる加速感は速そうな見た目と裏腹に(積んでるエンジンは204後期C200とスペック上 変わり映えナイものだけに)目を見張るものではないが、必要にして充分と言える位のモノ(体感上ゼロヨン16秒弱くらい?)はある。そのトルク感はターボが頑張り始める2000rpm手前からモリモリきて4000rpm位まで持続し、それ以上はレブリミットまで苦もなく回るが、パンチある訳でもないしソコソコのアクセル開度でトルクバンドを繋ぎつつ走らせたほうがストレスなく走る。いかにも実用域重視のセッティングの為エンスーな皆様が喜ぶパワーユニットではない事は確かだが、誰が乗っても望むだけのパフォーマンスを得られるという意味ではメルセデスらしいパワーユニットと言えよう
これが1.8ターボ直4のSLK200ではなくV6NA3.5のSLK350だったら…と思わなくもナイが新車価格で200万とか違ってくるとハナから迷うよーな選択肢とはなり得ないからマァ4気筒のは分をわきまえて美味しいトコを上手に使い愉しむ「身の程感」を携えるのが吉、と言った処だろうか。
それじゃSLKってのは狭くて不便なだけのCクラス(204系)異種なのか、と言えばさに非ず。ハンドリング的な面…それも日常領域の操舵感や旋回時のスイスイ曲がる感触はベースたるCと身のこなしが少しばかり異なる。前世代たる二代目SLKの頃なんかは元ネタたるW203系Cクラスからショートホイールベース化に伴うスタビリティ悪化を恐れたのか?やたら重いパワステに閉口したものだが、そんな前任者の印象など嘘みたいに、この三代目はしっとりとした感触を残しつつ軽くステアリングに力を込めるだけで鼻先が反応してくれる。先程あえてヒラヒラではなくスイスイ曲がると申し上げたのは例えば歴代Mazdaロードスター的な軽快感ではなく、車重1.5t弱の中量級GTとして塩梅の良いセッティングと申しましょうか…例えば右や左に忙しい九十九折れの山道を進む際も、常識的な荷重移動みたいのさえ忘れなければ素直に従ってくれるから気に障ること等もなく…人馬一体みたいな快感は皆無ながらお釈迦様の掌の上で露天風呂に浸かる的なキモチ良さが個人的に好きだった。
- 乗り心地
- 4
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乗り心地が柔らかい等ラグジュアリーな雰囲気なんてのは持ち合わせないが、そんなに悪くはナイと思います。前世代R171系の頃は16インチの分厚いタイヤ履いたロワーグレードでも乗り心地イマイチだな〜と新車ご納車の時とか残念な気持ちになったが、ランフラットタイヤ履くようになったにも関わらず当世代は寧ろ前型より突き上げ感やらボディのガタピシ感とか大幅に改善されたナァと思った記憶がある。我が父75歳は1年オチ7000kmの元デモカー買って11年間と94500km位まで使ってたのですが、乗り心地とか嫌になって手放す事となった訳ではない事は特に強調しておきます。
ちなみに父はメルセデスのブレーキホールド(スイッチ操作ナシで停止状態からブレーキを増し踏みするだけで作動する使いやすいヤツ)がラクでイイなぁと特にお気に入りの様だった。 - 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
- 故障経験
-
目に見えてダメだったのは
助手席グローブボックスのフタが経年劣化で反っちゃったりとか、まるで同年代のBMW(F25系X3とか)みたいなアホ事案があった。
他は…出先で動かなくなるよーな事態などは無かったが、冷却水サブタンクから漏れ→タンク交換やE/Gシリンダーヘッドカバーからのオイル漏れあり。ほか車検入庫時にオイルレベルセンサー交換、前脚スタビロッドのブッシュ切れ等まぁ10年乗ってりゃアルわなぁ位の部品交換は必要だった。
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