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※また車ネタではありません※

先日、自宅浄化槽の「放流ポンプ」が壊れました。
自宅は「♪はあ～　水道もねえ、下水もねえ♪」場所にあるため、法律で浄化槽の設置が義務付けられています。
放流する側溝が十分に低い場所にあればよいのですが、うちはそうではないので浄化した下水を「汲み上げて放流する」必要があります。
壊れたといっても「自動的に止まる」部分の不具合で、汲み上げることはできるのですが、止まらないのも良くないと思い都度ブレーカーでONーOFFしてごまかしていました。

通常、このポンプの寿命は７～１２年程度ともいわれているので、２０年以上持っただけで御の字でしょう。



で、ネットで調べた業者に相談したところ「管理をしている汲み取り屋さんに相談した方が良い」と言われたため、いつもの業者に連絡したところ「６～７万円くらいかな～」と言われました。

実際に作業するのは設備屋さんなので、手配して現状を見てもらって、管理業者経由で見積もりをしてもらったところ「にじゅうはっくまん（28～29万円）くらいかかるんですよ～」と…

ずいぶんと話が違うぞと思い、いったん断り、ポンプの品番で調べたところ、2台で9諭吉（否、栄一か）程度らしい。

「これは自分でやるしかあんめーよ（やるしかないでしょう）」と色々調べたところなんとかなりそうとの結論に至りました。

いつものように妻に依頼し、部品を手配。
ヨシ、準備完了！



うちのは2台連装で、交互に自動運転するタイプですので2台セットでの交換になります。

フランジから上は既存の配管を使うのでこのボルトで上部フランジを外しておきます。



一番面倒そうなのが、「電源コードを地下の配管に通し、地上に出す」作業ですが、youtube等を参考にして「旧電源コードを抜く際にロープをつけておく」方法で作業しました。

プラグにロープ（鯉のぼりで使用していた丈夫なヤツ）をこれでもかと固定し



ビニールテープでグルグル巻きにして



さあ、行ってこい！



浄化槽側から引っ張り出してこんにちは！



ポンプはこの継手を外し、配管ごと引き揚げます。



ところが同じ品番なのに若干高さが異なります。



このままではポンプが少し浮いてしまい、配管に負担がかかりそうなので、ありあわせのM10のボルトをゴム脚に差し込んだところ、ちょうど良い塩梅になりました。



配管を上部フランジごと移設します。



あとは逆手順でポンプを降ろし、配線を地下から地上に出したら
水を入れて動作を確認して終了です。



ちょうどここで「管理業者」が水質の点検にきて「自分でできるんだ？」と目を丸くしていました（笑）

ヨシ、約２０栄一浮いたぞ、次回の車検代はこれで賄えるな🤗