【’23 第壱皿】アナタの旅をアテンドさして2食目(山崎初夏のカニまつり)

6月24日(土) 8:00

この日は移動にかなりの時間を費やすので、朝メシは腹持ちが良いものにしましょう

向かった先は和商市場


ところがお目当ての蒸し毛がには0杯

時間が早すぎたので頭トロも0貫


ないものは仕方ありません

影「1番ちっさい花咲をお願いします」

『和商の日』なので忙しいなか、我らが山崎鮮魚店はM永さんに「お願いお願い」

M「今日でしたら卵が入った花咲のメスがオススメです」



職人のワザに見惚れること10分



山崎スペシャル



花咲がに


いつものように、甲羅に詰めきれない『甲羅盛り』


悪い冗談としか思えない その幅ﾅﾅなんと11cm


デケぇ...

したら さっそくいただきましょう



北海道の右側。
特に道東は釧路〜根室の太平洋側ではメジャーな『ハナサキガニ』



知ってる人しか知らないタラバ系
そう。ヤドカリの仲間なんで、脚が3本しかありません



6〜7月の産卵期にしか食すことができない希少かつ貴重な『卵』



タラバガニのしつこ過ぎる甘さとは程遠い
ツウ好みの脚と一緒に食せば


なんまら旨いなり

熱を加えると鮮やかな赤に変色するため「花が咲いたよう」が由来とされる『花咲がに』



毛がにの旨みとはまた違う甲殻類の自然さ


地元では「蟹は『花咲』じゃなきゃ」

推定35%の人はそう思ってます


珍重される一枚もんの『ふんどし』


花咲ならではのふんどしですが、ここまでキレイなのはM永さんのゴットハンド

ほ「これも食べれるんですか？」

ほりさんがそう言うのも頷けます


後半に近づいたのでジャン！



カニ味噌と一緒にいただきましょうね



今回は『蒸し』ではなく『浜茹で』ですが、非冷凍の『花咲がに』は、地元の人間でもそうそう食べられるものではありません



幸せを噛み締める


影「ごちそうさまでした。久々の『花咲』も旨かったです。量は死にそうになりましたけど」

M「ですよね。今日のは680gありましたからね」


良い意味で淡白な花咲だから完食できましたが、680gは『スパカツ』二人前に相当します


ところで、カニで腹いっぱいになった経験ってありますか？

自分...
けっこうありますよ


うえっぷ


さて
気になるお値段ですが、私がアテンドした方ならご存知の『影価格』。

申し訳なさすぎてココでは公表できません



つづく