ネット上でEGBOK P803のバッテリー交換の記事があったので、参考にして交換してみました。有益な情報を発信してくれたVTFさんには、感謝です。
まずは、交換前の症状。昨年の8月頃にカーナビ用に購入。BLACKVIEW TAB6をナビ用に持っていたのですが、液晶を壊してしまったので、通信ができる小画面の後継機を探していたところ、イオシスにてEGBOK P803を発見。条件に合致したので、少し調べて即購入。何処かの会社の情報端末として使われていたらしいので、カーナビくらいには使えると判断。カーナビとしては2,3回しか使ってないが、iPadの充電中の繋ぎとして活躍してました。元々使用可能時間は長くなかったですが、交換前は充電しても1時間未満で落ちていました。
そんな訳で、バッテリー交換が出来ないかとネットを探してみると、1件だけ情報がありました。
VTFのblog EGBOK P803 バッテリーの交換
AliexpressでVTFさんと同じバッテリーを注文。Aliexpress内を探してみましたがVTFさんが指定したもの以外に適合しそうなものは見つけられませんでした。注文から2週間弱で到着。送料を含めて、2,000円強。再度タブレットが使えるようになれば、安いものです。
使ったもの
1.使わなくなったクレジットカード、または機器分解用のスクレーパー
薄くて幅のあるものであればいいでしょう
2.両面テープ
3.カッターナイフ
交換するために、タブレットを開腹します。液晶フレームのすぐ下の隙間にクレジットカードを差し込みます。差し込む場所は、ボリュームボタン付近、ここが一番差し込み易い。ここから時計回りにカードを回していきます。嵌め込み爪が外れていきます。最初は外れにくいですが、特別なことはされておらず普通に嵌っているだけなので、ゆっくり回していけば外れるはずです。ボリュームボタンのプラスチック部品が外れるので、無くさないように注意。
筐体が2つに割れると、バッテリーが現れます。半分ほどがバッテリーで占められています。このバッテリーを外していきます。まずは上部のバッテリーコネクタをはずします。引き抜くだけです。
次に、バッテリー両側のテープを外します。このテープは再利用します。裏にはケーブルが隠れているので、注意して外します。バッテリーは両面テープらしきもので固定されているので、カードを裏に滑り込ませて少しずつ剥がしていきます。粘着が固い場合はドライヤーで温めるといいかもしれません。裏には液晶用の平ケーブルが隠れているので、確認しながら慎重に外す。がっちりと固定されているので、かなり手こずりました。上手くいかず前述の平ケーブルを上部のコネクタから外してしまいました。最初は壊してしまったのかと思いましたが、外れただけでコネクタに繋げば問題ありません。嵌めにくいコネクタですが、うまいこと滑り込ませて、固定の押さえを嵌めればOKです。
バッテリーを取り付けていきます。ここで最大の注意点があります。VTFさんと私が購入したバッテリーのコネクタは標準でついているバッテリーのコネクタと配線左右が逆(黒赤が逆)になっています。コネクタの凹凸通りに差し込んでしまうと、壊れてしまうでしょう。そのままでは嵌められないので、コネクタの左右にある突起を削り取っておきます。しっかりと削り取らないと、少しでも突起が残ると差し込めません。何度か削り直しました。標準で付いていたバッテリー配線の黒赤通りに差し込みます。
ここはVTFさんのブログを必ず確認してください。
残っている両面テープをきれいに剥がして、新しい両面テープを貼り、バッテリーを固定。コネクタを差し込みます。あとは左右のテープと筐体を元に戻して完了です。電源を入れると、90%の充電率でした。
交換後の稼働可能時間は7時間ほど。中華製のバッテリーなので品質を心配しました。5回以上充電しましたが、充電中に熱くなることはなく、温かくなる程度。ただし、PSEやCEマークは付いていないので、個体差があるかもしれません。ノーブランドの中華製ということは、注意しておく必要があるでしょう。
どうせ使えなくなるなら、失敗してもいいやと思って挑戦しました。やってみる価値はあると思いますが、実施に関しては自己責任でお願いします。
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2023/08/15 14:48:05