
17日の夜から、20日の朝まで、新潟方面に1000kmほどドライブしてきました。
本来は愛車のアクセラ 15XD でドライブの予定でしたが、急遽入院のため、代車のアテンザ 25S となりました。
(1000km ほどドライブに出かけることは、ディーラーの店長さんも了承済み)
【常磐道】
友人が運転して私は睡眠 Zzz
その友人によると、もし 170km/h ぐらい出しても破綻しないと思われる安定性と、十分なパワーを感じたとのこと。
まぁ、アウトバーンを走る車ですからね。
【磐越道】
磐越道は高速道路の両側に雪が積もっている中、気温は概ねプラス1〜4℃程度でしたが、雨も降り、断続的に50km/h規制となりました。
【新潟】
友人の趣味に付き合い、主にダムめぐり(写真省略)
野生の猿も!
水芭蕉公園と、寿司と、ばかうけ展望台も(写真省略)
ゴジラの尻尾発見!
寺泊に宿泊後、弥彦神社参拝、一つ勉強になったのが「大河津分水路」です。

(写真は本流側の分水地点となる洗堰(手前)と新洗堰(奥))
信濃川河川事務所の「
なるほど信濃川:大河津分水路」より抜粋です。
『亨保年間に寺泊の本間屋の数右衛門らの幕府への請願を発端に、その後200年あまり繰り返された請願がついに認められ、明治42年に本格的な工事が始められました。工事が始まってからも、大規模な地すべりや自在堰(現在の可動堰)の陥没等の困難を乗り越え、22年間の歳月をかけて昭和6年に完成しました。』
当時、ひとたび大雨となると大氾濫を起こす信濃川でしたが、中でも明治29年に発生した「横田切れ」と呼ばれる堤防決壊は、当時の新潟県の県予算にも匹敵する大被害が発生しました。
横田切れ120年
今でこそ、重要性を否定する人などいない「大河津分水」ですが、内陸を蛇行する信濃川を、山を一つ切り開いて日本海に通す大事業でした。
巨額の費用が必要で、しかも難工事ということもあり、当時はこの治水工事の必要性に否定的な人や、反対運動を政治的に利用する人(
渡辺悌輔騒動)もいて、明治2年に工事が開始されてすぐ、明治8年に中止され、その後30数年も再着工されませんでした。
もちろん当時の技術的な限界もあったでしょう。
しかし、この間に横田切れが起きているんですよね。
東京都で言えば、インフラ整備を否定した1960年代の美濃部都知事によって外環道などの建設を凍結したのち、外環道の着工は30年後の石原都知事の登場まで待たなければなりませんでした。しかも凍結解除当時、毎日新聞などは凍結解除に否定的な記事を書き連ねていましたからね。
そして今、外環道の必要性を否定する人が、どれだけいるのでしょうか。
小池都知事の「不作為(やらなければいけないことをやらないこと)」によって、豊洲市場も同じことになりそうな状況になりそうな昨今、インフラ整備の重要性を再認識させられました。
【関越道】
その後、関越道では雪こそ降らなかったものの、景色は大雪。
しかも大渋滞で、結局途中で高速道を下り、下道+山道を駆使して帰りました。
総走行距離1039.5km、平均燃費 14km/L のドライブでした。
アテンザ25S ですが、まずは走行安定性が格段にいい。直線安定性だけではなく、少し速度を上げてカーブに入っても、足回りが悲鳴を上げることもなく、スムースに運転できます。
デミオの様な振り回す楽しさはありませんが、大抵の路面状況でも破綻せず、硬すぎることもなく、柔らかすぎることもなく、段差をいなす足回り。
シャーシがいいのか、サスがいいのか、それとも GVC なのか、さっぱりわかりませんが、山道でもツーリングでも楽しい。
また、パワーは全く不満はありませんね。
自分にはお茶碗一杯でお腹いっぱいなのに、どんぶり一杯のご飯が出てきたような感じです。
フロントドアは遮音ガラスとのことですが、アクセラと比較すると、全体として走行音が室内に入ってきません。
セダンというのも有利なのかもしれません。
あまり大きな車に興味がなかったのですが、この走行安定性は、運転する楽しさを教えてくれますし、ロングツーリングは本当に楽です。
気になるのは燃費。
リッター 125円と仮定すると、約9300円のガソリン代。
アクセラ 15XD なら、高速含めて 20km/L は切らない感じなので 101円だと仮定すると約5300円の軽油代。
ドライブ1回で4000円なら、二人で寿司が食えます(笑)
まあ、それを寿司代に使うか、余裕の走りに使うか、その辺は価値観の違いでしょうね。
あと、気になったのは、マツダコネクトが一回、勝手にリセットしました。
Ver.59.000.445 でしたから、ソフトウェアは最新です。何が原因なのか分かりませんが、CMU の不具合?
状況としては、USBで接続していた iPhone の音楽が早口になったかと思ったら突然止まり、しばらく放って置いたら突然リセット。
ナビも目的地を再設定しなければなりませんでした。
BOSE サウンドシステムは、11スピーカー。
だからかもしれませんが、アクセラの BOSE の9スピーカーより良い音の気がします。
気のせいと言われればそうかもしれませんが。
リアシートにもシートヒーターがあったのにはびっくりしました。
アテンザ 25S は定価 3,364,200円、当然ですが、とってもいい車でした。
Posted at 2017/03/21 00:13:01 | |
トラックバック(0) |
ドライブ | クルマ