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aquablauのブログ一覧

2019年06月09日 イイね!

マツダコネクトナビが位置飛びせずに方向ズレする理由

前回までの記事で、一般的なナビはどうして精度が高いのか、そしてマツダコネクトがどうして位置飛びをするのか、いくつかの想像も交えて記事にしました。

 ナビゲーションの仕組みについて
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/42931761/

 マツダコネクトナビが位置飛びする理由
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/42933644/

しかし、自車位置演算ユニットが搭載されていない、最初期型のマツダコネクトでは、位置飛びをするという事例が報告されていません。
また、「CX-8 では位置飛びをする」と報告をされている神奈川県の国道357号線、三渓園付近で再現(試走)をしてみましたが、自車位置演算ユニットが搭載されていないマツダコネクトでは、位置飛びという症状は全く現れませんでした。

 マツダコネクトの位置ズレ再現(三渓園編)
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/41854175/

自車位置演算ユニットが搭載されていないマツダコネクトでは、なぜ位置飛びをしないのでしょうか。

■なぜ自車位置演算ユニットを搭載していない車では位置飛びをしないのか

まずは前回の記事で推測した、自車位置演算ユニットを搭載した車で位置飛びが起きる理由です。



表示上は道路の上を直進しているように見えますが、実は自車位置演算ユニットの中では車が斜めに進んでいるのではないかという推測でした。
自車位置演算ユニットには地図情報が無いので、「道路を基準にして斜めに進んでいる」とか「道路からどんどん離れている」という認識ができません。

これに対して自車位置演算ユニットを搭載していない車は、自車位置を測位するのはCMU(マツダコネクト本体)内部です。



よって地図情報を使って自車位置の補正ができます。
ですから、マップマッチングをするたびに、自車位置を道路上に補正しているのではないでしょうか。



このような仕組みだと考えれば、自車位置がいきなり飛んだりしない理由も説明できます。

■位置飛びはしないけど位置ズレや方向ズレはする

私自身、自車位置演算ユニットが搭載されていないマツダコネクトでは、正しい位置から間違った位置へ、位置飛びをしたケースを見たことがありません。
(間違った位置から正しい位置に飛ぶことはあります)

では自車位置演算ユニット無し車の方が精度が高いのでしょうか?

もちろんそんなことはありません。
自車位置演算ユニット無し車では位置飛びは起きませんが、位置ズレや方向ズレが起きない訳ではありません。位置ズレや方向ズレは自車位置演算ユニット装着車の方が少ないのではないかと感じます。

 マツコネナビが御乱心する状況とは
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/39437242/

交差点で曲がった時に間違った方向の道へ進んで行ってしまうのは、普段はほとんど起きませんが、ジャイロの方向ズレが発生している状況だと頻繁に起きます。
これが頻繁に起きると「あれ、またジャイロが狂ったか?」と、確認のために360度転回するとやはり狂っている、という感じです。



また時折、右左折の時に並走している数m先(もしくは手前)の脇道に入り込んでしまうということもあります。システム全体の誤差が GPS 測位の誤差 10-20m 程度ではどうしても起きるものでしょう。
(ちなみにパイオニアのナビではほとんど見たことがありません)



■そもそもどうやって車の方向を知るのか

GPSで測位できるのは点(座標)であって、方向(方角)はわかりません。

GPSなどの外部から「北を向いていますよ」と情報を与えられるとか、方位磁石のようなセンサーで、方位を直接計測できる訳ではないのです。
(車自体が磁性体なので方位磁石は使えません)

また、ジャイロが計測しているのは車の方向そのものではなく、一定の時間(例えば1秒)の間に車の方向がどれくらい変化したか、という相対的な変化量のみですから、最初にどちらの方向を向いていたのか判らなければ、ジャイロからの情報だけで方向を知ることはできません。

ナビゲーションシステムにとって、車の方向がわかるのは、動いた時です。



つまり車の方向は、あくまでナビゲーションシステム内部で計算しているのであって、方角を直接計測している訳では無いのです。

■方向ズレはなぜ起きるのか

方向が間違っているとしたら、ナビゲーションの内部での計算、つまり測位や補正が間違っているとしか考えられません。

もちろん、ジャイロの温度ドリフトや経年劣化や故障でも方向ズレは起き得ますが、これが原因であれば「リセットした直後に狂いがなくなる」という状況を説明できません。

工場出荷時リセットにより正しい回転角度を示すようになり、しかもそれが維持されるということは、私の車の場合は、ジャイロ自体の精度は正確で、その後の補正(学習)で精度が落ちているのではないかと推測します。

(1)GPS測位の誤差に起因する誤った補正(学習)

すでに書いた通り、GPS測位は一定の誤差があるだけではなく、平均を取れば正しい値になる(=誤差を相殺する)のではなく、平均を取っても誤差が残る(=多少なりとも誤差を累積させる)性質のものです。
GPS測位による車速センサーやジャイロの補正(学習)が行われているのだとしたら、実用上は大きな問題は出にくいにせよ、少なくともパイオニアの廉価ナビ程度の精度は期待できないでしょう。

(2)地図の間違いによる誤った補正(学習)

 マツダコネクトの御乱心
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/42914254/

こちらで紹介した動画では、右に360度転回するとナビ上の車は +90度以上余計に曲がり、左に360度転回すると、ナビ上の車は -45度以上足りない
というひどい状態です。
これは、GPS測位に誤差あるとはいえ、(1)の理由だけでは説明できません。

全くの想像ですが、ナビに用意されていない道を走った時に、間違った補正がされるのでないでしょうか。

実はこの動画を撮影した前日、三陸道を走っているのです。



三陸道の歌津ICから小泉海岸ICまでの区間は、すでに開通していたのですが、マツダコネクトナビではまだ未開通です。



実際に開通しているにも関わらず、地図上では未開通の道を走ると、こうなります。



自車位置演算ユニット無し車では、地図の道路情報に基づいて自車位置が補正され、それに基づいて車速センサーやジャイロが補正されるのだとしたら、大きく狂うのも理解できます。
(普通は大きなエラーは無視されますが、マツダコネクトでは?)

また、この推測が正しいと仮定すると、

 ・5月19日は方向ズレが大きかったが、6月2日は方向ズレが小さくなっていた
 ・普段、地図情報が正確なエリアを日常的に走っている程度では大きな方向ズレは起きない
 ・遠出をした際は、地図にない道を走る機会(可能性)が普段より高くなる
 ・自車位置演算ユニット付き車は、地図情報を使って補正しないので、方向ズレは起きない(その代わり位置飛びが起きる)

こういった状況とも整合性が取れます。

■この想像が間違っているかどうかではなく

ここで書いたことは、GPSをシールドして車を走らせたりして、できる範囲で検証しながら書いていますが、実際のところは全く間違っているかもしれません。


(マツダコネクトナビのGPSをシールドして試走し、マップマッチングが機能していることを確認しています)

私の想像が間違いなら間違いで構いませんが、不具合は直してもらわないといけません。

マツダはメーカーの責任として、複数の人から報告されている位置飛びに関して、国道357号線や国道43号線を実際に試走して検証しているのでしょうか。もしくは具体的にディーラーに指示しているのでしょうか。

私の方向ズレ不具合に関しても、ディーラーに報告しても反応はなく、不具合原因の調査もログを2回取っただけ。2回目は私から申し入れてお願いしていて、継続的に検証をしているような情報もありません。

メーカーもディーラーも「マツダコネクトはこの程度」と内心諦めていて、不具合についても「仕様です」とか「マツダコネクトはその程度です」と謝って終わりにしているのではないでしょうか。

だからBOSE付きロードスターで、車速センサーがマツダコネクトに接続されていないにも関わらず、製品化前の検査でも、出荷前検査でも気付くこともなく、ディーラーから指摘されるまで、半年以上、5000台近くも製造されたのではないでしょうか。

マツダさん、プレミアム化は結構ですが、不具合解析をサプライヤーに丸投げして、ディーラーからの不具合報告を放ったらかしにし、ディーラーも指示されたまま的外れな部品交換を繰り返すだけでは、プレミアム化なんて絵に描いた餅です。

マツダコネクトの精度が悪いのは、本当にジャイロが車体側にあるからですか?本当にジャイロの精度が悪いのですか?本当にノイズが発生しているのですか?本当にCAN通信の速度が原因ですか?
私はともかく、レクサスに乗り慣れたような人は、あっという間に離れていきますよ。
Posted at 2019/06/09 22:34:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダコネクト | クルマ
2019年06月08日 イイね!

マツダコネクトナビが位置飛びする理由

前回は、パイオニアのナビを例に挙げ、一般的なナビではどういった仕組みで車の位置を測位するのかを説明しました。

 ナビゲーションの仕組みについて
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/42931761/

では、マツダコネクトではどうなのでしょうか。

■マツダコネクトのブロック図

まずは、自車位置演算ユニット付き車の、マツダコネクトのブロック図です。



自車位置演算ユニットは、GPS信号と車速信号を受け取り、内部のジャイロを使って自車位置を測位します。そして自車位置情報をCMUに渡して、マツダコネクトナビゲーションがその自車位置情報を利用します。

■マツダコネクトの測位の仕組み

マツダコネクトがどのように自車位置を測位しているのか、想像してみます。

(1)自車位置演算ユニットでは内部で、GPSによる測位と、ジャイロと車速センサーを使った自律測位の2つを常に計算している。
(2)GPS測位の際にGPSの測位誤差も計算している。

これは自車位置演算ユニット内にジャイロがあり、外部から車速情報が供給されていることからも、容易に想像できます。

(3)自律測位がGPS測位の測位誤差の範囲内であれば、自律測位を採用し、自車位置としてCMUに渡す。



(4)自律測位がGPS測位の測位誤差の範囲を外れると、GPS測位を採用し、自車位置としてCMUに渡すとともに、自律測位につかう車速とジャイロを補正する。



まず、自車位置演算ユニットには地図情報はありません。ですから前回記事で説明した、地図を使ったマップマッチングという補正手法は使えません。
では車速情報やジャイロが何も補正(学習)がされないかというと、そういう訳でもなさそうです。



このように、「GPS衛星からの電波が良好に受信できる見通しの良い道でしばらく走行すると自車位置マークが地図上を正確に進むように」すると補正されるようです。
しかしながら、自車位置演算ユニットには、前述の通り GPS測位位置と、ジャイロと車速センサーの情報しかありません。



GPSが精度が高い状態、つまり「GPS衛星からの電波が良好に受信できる見通しの良い道」で、GPS測位と自律測位を比較し、誤差が生じているようであれば、自律測位に使われるジャイロや車速情報を補正しているのでしょう。

しかし、このやり方は大きな間違いです。
実際にはGPS測位位置にも誤差があります。
その誤差が正しい位置を中心に、均等にバラつくようであれば、補正を繰り返すことで誤差が相殺されて精度が高まりますが、GPS測位は誤差が特定の方向に偏って出ることもあります。



GPS測位が特定の方向に偏った場合は、この補正方法では、誤差を相殺するどころか、誤差を累積させる恐れもあります。


(5)CMU側では、マップマッチングを表示時の補正(道の上に車を置く)のためだけに使っている

すでに書いた通り、地図情報はCMUしか持っていません。よって自車位置演算ユニット内で測位精度を補正するために地図情報を使っているとは考えにくく、表示をするときに、自車位置を道路の上に表示するためだけにマップマッチングが使われていると考えられます。

■自車位置演算ユニット付き車で、なぜ突然位置飛びが発生するのか

このように想像したマツダコネクトの測位の仕組みが、本当に正しいかどうかはわかりません。
しかし、こういった仕組みだと仮定すると、自車位置演算ユニット付き車で、突然位置飛びが発生する理由も説明できるのです。

AngelKiss さんの自車位置演算ユニット付き車(CX-8)で、突然位置飛びが発生する状況の動画です。


(AngelKiss さん、マツダの真価が分かるのはこれから・・・、より)

まず、普段の状態、つまり「GPS衛星からの電波が良好に受信できる状態」では GPS 測位の精度も高く、GPSの測位誤差範囲も小さい状態です。




ですからもし自律測位が右に逸れても、GPSの測位誤差範囲を飛び出してしまうために、自律測位が採用されることはなく、GPS測位が自車位置として使われます。

しかし、道路の真上に高速道路が覆いかぶさるように重なると、「GPS衛星からの電波が良好に受信できる状態」ではなくなり、GPS測位誤差範囲が大きくなります。



そうなると、自律測位が右に傾いていても、GPS測位の測位誤差の範囲内ということで、自律測位が自車位置として採用され、CMUに渡されます。
ただし、この状態ではまだ自車位置が道路から飛び出すという状況にはなりません。



それは、CMU 内部で処理され地図上に表示されるときに、マップマッチングによって道路上に表示されるからです。

ただし、このときに自律測位による自車位置は微妙に道路より右側を向いているため、道路が左に傾くことになります。



動画でもこのように表現されています。



こんな感じです。自律測位に誤差があるため、道路がほんの少しフラフラ傾くようになります。

さて、更に道路の真上に高速道路が覆いかぶさるように重なり、GPS衛星からの電波が良好に受信しずらくなり、GPS の測位誤差範囲はさらに大きくなります。



よって、自律測位が大きくずれても、引き続き自律測位が自車位置として使われ続けます。
このとき、表示上はマップマッチングにより自車位置が道から逸れているとは気付きません。



しかし、あるところで突然、隣の道にマップマッチングされるようになります。
このため、「突然位置飛びが発生した」ように見えるのではないでしょうか。



あとは、GPS衛星からの電波が良好に受信できるようになって GPS の測位誤差範囲が小さくなるまで、自車位置はフラフラと移動し続けます。



交差点で戻るのも、停止中に一時的にGPS測位が安定し、GPS測位誤差範囲が小さくなるからではないでしょうか。



道路を被さるような高速道路がなくなり、GPS の測位誤差範囲が小さくなると、今まで大きくずれていた自律測位がGPSの測位誤差の範囲も外れ、GPS測位を自車位置としてCMUに渡します。
これにより GPS測位がある程度正しければ、自車位置が本来の位置に戻るのです。

マップマッチングの詳細な手法や、GPS測位と自律測位が大きくずれた場合に、どうやってどちらに合わせるのか、マップマッチングされなくなる時があるのはどうしてか、なぜ実際は右側ばかりに逸れるのか、など説明しきれていない部分もありますが、大まかにはこんな仕組みにより位置飛びが発生すると考えた方が、ノイズやら故障やらを原因と考えるよりも、より矛盾なく不具合現象を説明できます。

■突然位置飛びが発生する別のケース

こちらも自車位置演算ユニット付き車で、突然位置飛びが発生しています。


(ぷんぷんぷ~んさん、再CX-8ナビ不具合、より)

動画を見るとわかりますが、ぷんぷんぷ~んさんの場合も突然位置飛びが発生します。
しかし AngelKiss さんの動画と異なるのは、いきなり別の道に飛ぶのではないという点です。



これは、本来の道までの距離が遠すぎて、マップマッチングされなくなったのが原因ではないかと想像します。



とはいえ、位置飛びした後もずっとマップマッチングがされていない理由についてはよくわかりません。マップマッチングの距離(強さ)も可変なのかもしれません。

■Mazda3 は大丈夫なのか?

Mazda3 は旧型マツコネと違い、ハードウェアはパナソニック製だそうです。
どこの馬の骨が作ったのかよくわからない、旧型マツコネとは大違いです。
しかも OS はあのトヨタと共用。

ナビは従来のミックウェア製ですが、この不具合の原因が私の推測通りだとしたら、ミックウェアには罪はありません。

では Mazda3 では大丈夫なのでしょうか。

気になっている自律測位の補正方法をマニュアルから探してみます。



旧型マツダコネクトと全く同じ補正方法です。
つまり、パイオニアのような高精度な補正は行なっていない可能性が高いということ。
大丈夫でしょうか・・・、不安になってきました。

■伏して皆さんにお願い

以前のブログでもお願いしましたが、皆さんのマツダコネクト装着車の調子をコメント欄に書き込んでいただけませんでしょうか。

 ・広い駐車場で360度転回すると、ナビ上でも元の方角に戻るか。
 ・元の方角に戻らない場合、工場出荷時リセットをすると改善するか。

しかしながら、工場出荷時リセットはお手数だとは思います。
しかし、360度転回だけでも、試していただけないでしょうか。
これぐらいズレたとか、まったくズレなかったとか、そういった情報を頂けると助かります。
Posted at 2019/06/08 01:38:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | マツダコネクト | クルマ
2019年06月07日 イイね!

ナビゲーションの仕組みについて

前回、前々回とマツダコネクトナビの精度についてグダグダと語りました。

 マツダコネクトの御乱心
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/42914254/

 正気に戻るマツダコネクト
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/42919086/

少し整理したいので、まずは一般的なナビの補正方法について語りたいと思います。
そのあとにマツダコネクトについて、そして最後はマツダコネクト2について。
(いつになることやら)

■マップマッチングとは

GPS 測位に誤差があるのはみなさんご存知の通り。
ここで私が説明する必要もないと思います。
興味のある方は、こちらがとてもよくまとまっているので、紹介します。

 GPSの仕組み(原理・誤差原因、入門編、「みちびき」精度)
 http://www.ne.jp/asahi/nature/kuro/HGPS/principle_gps.htm

では現実にどの程度の誤差があるのか、ちょっと古いですが、こちらのサイトも紹介します。

 位置データ取得システム(M6システム)
 http://www.refrec.jp/naiyo/m6/m6_sub15.html

携帯での屋外自律測位ですが、平均誤差が 27.82m だったそうです。
一般的に言われている数字から見ても、まあそんなものだろうという感じです。
でも誤差が20mもあったら、道の上を走っている車も、違う場所を走っていることになってしまいます。

そこでマップマッチングの登場です。

マップマッチングと言っても色々な手法(アルゴリズム)があるのですが、基本的には名前の通り、「測位された位置に一番近い道の上にいることにする」ということです。



GPSで測位された「間違った位置」を、車は道の上を走っているはずだという前提に基づいて、近くの道の上を走っていることにする、これがマップマッチングと呼ばれる補正です。

■ジャイロや車速センサーがなぜ必要か

GPS 測位とマップマッチングだけでは、補正は不十分です。
例えばこんな状況。



そもそもトンネルの中では GPS で測位ができません。
首都高速なんかではトンネル内の分岐とかもありますから、GPS 測位とマップマッチングだけでは道に迷うことになります。

そこで、ジャイロと車速センサーが更なる補正のために使われます。
ジャイロとは、車の角度(の変位)がわかるもので、正確には角速度センサーといい、一定のタイミングの間に、車が20度右に曲がった、車が10度左に曲がった、という情報を取り出すことができます。
これを上下方向、左右方向、進行方向の3軸の情報を持っています。またの名を3軸ジャイロとか3軸角速度センサーと呼ばれます。世の中には加速度情報も加えた6軸ジャイロと呼ばれるものもあります。

車速センサーは車の速度がわかるもの。スピードメーターの情報です。一定のタイミングの間に、何メートル車が進んだか、というのもわかります。



一般に、市販のナビでは ジャイロ、車速センサーの機能を使って GPS の誤差を補正します。
マツダコネクトにはジャイロがないと間違ったことを言う人もいますが、自車位置演算ユニットにはその内部にありますし、自車位置演算ユニットがないマツダコネクトでも、車体側からジャイロ情報を得ています。

■ジャイロや車速センサーの学習

もし、ジャイロや車速センサーに全く誤差なければ、GPS 測位すら必要ありません。正しい地図があり、ジャイロと車速センサーで地図をなぞり、そしてマップマッチングで小さな誤差を補正し続ければ、GPS 測位をしなくても、立派にナビの役目を果たします。

しかし、残念なことにジャイロにも車速センサーにも誤差があります。
ですから、そのジャイロや車速センサーの誤差を補正する必要があります。

パイオニア(カロッツェリア)のナビでは、最初に初期学習と呼ぶ方法でジャイロや車速センサーの誤差を大まかに補正します。

 自車位置がずれるのですが、どうすれば良いですか?
 https://faq.jpn.pioneer/ja/support/faq_detail.html?id=5633&page=1

GPS衛星を4個以上受信でき、水平、周りに高いビルなどない場所でセンサーオールリセットを行い、再度初期学習を行います。
   ◇しばらくの間、安全に停車できる場所
   ◇GPS衛星の電波を受信しやすい、見晴らしの良い場所
   ◇水平な場所
   ◇渋滞の少ない道路付近

水平な場所を、30km/h以上(およそ40km/h)の速度で、実際の道路を直進、右左折を約10分ほど(約1kmほど)繰り返し走行していただきますと、初期学習が終了します。
これがどういうことか、簡単に説明します。
まず、ジャイロと車速センサーの情報から得た、車の動きを図示します。



ジャイロと車速センサーの情報によると、90度右に曲がって、50m進んで、また90度右に曲がって、10m進んだ、ということになります。

このジャイロと車速センサーの情報が正しいのかどうか、先ほどのマップマッチングという補正方法を使ってジャイロと車速センサーを補正します。
それではこの車の動きに、地図を重ね合わせてみましょう。



地図の道路情報と比べると、実際には80度しか曲がっていないのに、ジャイロは90度だと間違え、40m しか進んでいないのに、車速センサーは 50m 進んだかのように間違えている、というのが判ります。

ですからジャイロ情報と車速センサーを、地図情報に合わせて補正します。



このような補正を繰り返すために「実際の道路を直進、右左折を約10分ほど(約1kmほど)繰り返し走行」してほしいと書かれているのです。

この仕組みであれば、ジャイロ情報と車速センサーを補正したのちは、GPSの測位情報がなくても、正しく位置情報が得られるのが判ります。
パイオニアのナビでは、初期学習が終了したのちも、車を走らせている間、ずっとこのマップマッチングを利用した学習を繰り返すことで、ものすごく精度の高いジャイロと車速センサーを「作り上げ」るのです。

■パイオニアのナビは GPS 測位が必要ないほど自律測位の精度が高い

試しに、十分に学習したパイオニアのナビで、GPS測位を使わずに車を走らせたらどうなるのでしょうか。



このように、十分に学習した(距離がいまいちですが)パイオニアのナビで、GPSアンテナをシールドして測位できないようにし、20km ぐらいの道のりを走りましたが、全く狂いがありませんでした。

このナビは 2011年製の楽ナビという廉価版ナビです。
マツダコネクトが登場する前の廉価版ナビでもこの程度の性能は持っているということです。

それもある意味当然です。
なぜなら、ジャイロや車速センサーを使った自律測位(自律航法)は、GPS測位の精度を補うためにあるのですから、GPS測位よりも精度が悪くては意味がないのです。

それでは、マツダコネクトではどうなのか、そして期待のマツダコネクト2ではどうなりそうなのか。
その辺りは後日、記事にしたいと思います。
Posted at 2019/06/07 15:42:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダコネクト | クルマ
2019年06月02日 イイね!

正気に戻るマツダコネクト

■工場出荷時リセット直後は転回方向ズレは全く起きない

前回は2〜3ヶ月に一度、数百km程度の長距離を走行すると、突然マツダコネクトの方向の精度が異常になることを記事にしました。

 マツダコネクトの御乱心
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/42914254/

ところが、マツダコネクトを工場出荷時にリセットすると、ほとんど狂いがない、正常な状態に戻るのです。



工場出荷時リセット前(6月1日)は、360度転回すると、ナビ上では390度ぐらい回ります。
その直後に工場出荷時リセット行うと、360度転回しても方向ズレは無くなりました。
リセット直後の動画を撮り忘れたので、同じ場所で翌日6月2日にもう一度360度転回したのが動画の後半です。
360度転回しても方向ズレが全くない状態が一日経っても維持されているのがわかります。

この通り、一度工場出荷時リセットをすると、ほとんど方向ズレがない状態が続きます。
しかし一度狂いだすと、再度工場出荷時リセットをするまで、狂ったままになります。

また、この方向ズレの程度は、使っているうちに大きくなったり小さくなったりするようです。
前回記事の5月19日の動画では、方向ズレがとても大きかったのですが、そのままの状態で使い続けて、6月1日の時点では方向ズレが小さくなっています。
誤差は工場出荷時リセットをするまでなくならないものの、使用状況によって方向ズレは大きくなったり小さくなったりする様です。

■現在の疑問

私は「数百km程度の長距離を走行すると、突然マツダコネクトの方向の精度が異常になる」と思っていました。この不具合に気付くのが、いつもそういう状況だったからです。

しかし、これも今まで気付きませんでしたが、使い続けるうちに、一度は大きくなった誤差も小さくなる様です。(5/19 動画と 6/2 動画の比較)

ということであれば、実は方向ズレは常に小さいながらも存在し続け、ある時、何かの要因で誤差が大きくなった時に、「突然マツダコネクトの精度が異常になった」と思ったのかもしれません。

また、これが仮にソフトウェアの問題だとすると、全てのマツダコネクト搭載車でも同じ問題が内在していて、走行条件によって顕在化しないだけかもしれません。

しばらくは同じ場所で360度転回し、方向ズレが突然起きるのか、それとも徐々に起きるのかを調べてみたいと思っています。

■CX-8(自車位置演算ユニット搭載車)の自車位置ズレ不具合との関連

前回記事でも紹介した、Angelkiss さんのCX-8(自車位置演算ユニット搭載車)の自車位置ズレ不具合ですが、私の方向ズレ不具合とも原因が関連しているのではないかと疑問を持っています。
自車位置が突然飛ぶという症状は、私の不具合とは違いますが、リセットすると治るという状況は全く同じです。

 準備OK
 https://minkara.carview.co.jp/userid/1139133/blog/42789646/

(上記 Angelkiss さんのブログから抜粋)
1.高架下や防音壁横、高い建物の付近、背の高いトラックの横で自車位置ズレが発生する。全くの天空の下で自車位置ズレは発生しない。
2.ルート案内中に発生する。ルート案内中で無い時には不明。
3.ETC2.0ユニット付きでも無しでも自車位置ズレは発生するが、ETC2.0ユニット付きの場合には100%自車位置がズレる
4.ETC2.0ユニット付きだと自車位置ズレが発生した後に天空の下に出ても自車位置が10分くらいは戻らない。ETC2.0ユニット無しだと、天空の下に出てくると自車位置が戻る。
5.渋滞のような低速度での走行ではルート案内をしていても自車位置がズレる事がない。
6.案内・警告音声は、正しい自車位置を認識している
7.Carplayでは位置ズレが発生しない

自車位置演算ユニット搭載車のマツダコネクト Carplay では、マツダコネクトから位置情報が iPhone に提供されているそうです。
上記 6,7 の状況から、マツダコネクトから Carplay や案内・警告音声に提供されている位置情報と、マツダコネクトナビゲーションで使われている位置情報が異なり、マツダコネクト内部では2つの位置情報が存在するということがわかります。

Carplay や案内・警告音声に提供されている位置情報に狂いはなく、これが「正しい自車位置情報」だとすると、マツダコネクトナビゲーションで使われている「正しくない自車位置情報」はどのように生成されているのでしょうか。

自車位置演算ユニットでは、車速センサーからの情報と、内部のジャイロと、GPS 情報のみで位置情報を計算しているはずです。それ以外の情報はないのですから。

それに対して、ナビゲーションシステム側では地図情報があるので、自車位置演算ユニットからの位置情報に対して、さらにマップマッチング(道路情報による補正)を行っているように思います。

これは、ナビゲーションマニュアルに記載されている「自車位置のずれを修正するには」の内容とも合致します。



マツダコネクトから Carplay に提供される位置情報は、自車位置演算ユニットからのもので、マップマッチングによる補正はされていない位置データでしょう。
何故なら、Carplay はマツダコネクトナビゲーションの地図情報が無くても動作するからです。

自車位置演算ユニット非搭載車は、自車位置演算ユニットがありませんから、車速センサーからの速度情報、車体からのジャイロ情報、GPSからの位置情報、そしてマップマッチングによる補正は、すべてマツダコネクト本体側(CMU)で行なっています。

これは想像ですが、この位置情報算出の方式の違いによって、自車位置演算ユニット搭載車は、位置情報が突然飛ぶという症状になって現れ、自車位置演算ユニット非搭載車は、方向ズレとなって現れる違いが出てくるのかもしれません。

 マツダ(純正) 自車位置演算ユニット
 https://minkara.carview.co.jp/userid/1139133/car/2742641/9911937/parts.aspx

(上記 Angelkiss さんのコメント欄から抜粋)
自車位置演算ユニット付車は、マツコネから自車位置の出来ません。GPSが届くエリアを50km/h以上の速度で走行する事により、自車位置演算ユニットが計算した自車位置とGPSの位置情報を比較して、自車位置演算ユニット側を補正するようです。

自車位置演算ユニットが正常であれば、この流れで問題点は無いのですが、今起こっているのは、GPS信号が弱いところで自車位置演算ユニットが正しい自車位置を計算出来なくなるからですが、この情報を元に補正してしまっているようです。その為か、自車位置ズレの発生頻度が上がっています。

上空に障害物が無い(GPS が受信できる)道で、50km/h 以上のスピードで定速走行を行うことで、自車位置の精度補正をするのは、自車位置演算ユニット無し車でも同じで、前述の通りマニュアルに記載されています。
しかし前回ブログで記事にした、5/19に方向ズレが大きく起こったのは、実はGPSが届くエリアを50km/h以上の速度で走行し続けた後のことなんです。
ですから、50km/h 以上のスピードで定速走行を行うことで、自車位置の精度補正が上がるとは思えず、何らかの不具合があるのではないでしょうか。

GPSが届きにくいところは、ナビ上で進行している道路が何度も左右に振れて、その後、一気に飛びます。

実は方向ズレが起きている時も、似たような動きになります。方向がずれているので、道から外れようとし、しかしマップマッチングで元に戻されるという動きが、ナビ上で進行している道路が何度も左右に振れるような動きになります。
自車位置演算ユニット無し車は強力なマップマッチングで道に戻されると同時に方向も補正され、この動きはすぐに収まります。
そして次の右左折で方向がズレ、ナビ上で進行している道路が何度も左右に振れるような動きが繰り返されます。

メーカーからは、自車位置演算ユニットで計算した結果、例外エラーが発生し、その際に自車位置が大きく飛ぶと聞いています。
(中略)
毎日走っていると段々と必ず自車位置がずれる場所が出てきます。それがどんどん蓄積している感じです。そうなると、本当に少し高い壁の横とかを走るだけで一瞬自車位置を失うようになります。自立航法となっても自車位置演算ユニットが正しい計算をしている間は、ずれないものの、演算エラーになり自車位置が飛ぶと、次回以降は同じ場所での自車位置ずれ確率が高くなる感じです。

自車位置演算ユニット無し車は例外エラーが発生しないために、自車位置が大きく飛ぶという症状が現れないのだと思います。しかし、例外エラーが発生する原因、例えば間違った学習情報(?)は同じで、自車位置演算ユニット車はそれが自車位置が大きく飛ぶという症状になり、自車位置演算ユニット無し車は方向ズレという症状になるのかもしれません。

そして最も大きな疑問は、次に書きます。

■最も大きな疑問、お粗末なマツダとディーラーの対応

 ロードスターのサービスキャンペーンについて
 https://www2.mazda.co.jp/service/recall/sca/20190513001/

 自車位置ズレサービスキャンペーン(ロードスター) その後
 https://minkara.carview.co.jp/userid/1139133/blog/42915359/

(上記 Angelkiss さんのブログから抜粋)
このロードスターの不具合は、私がお世話になっているディーラーの販売会社で発見したそうです。店舗は別な店舗になるそうですが、ロードスターを購入したお客様からで自車位置ずれの件を言われて調べてみたところ、本来は自車位置演算ユニットに車速センサーが接続されていないといけないのですが、Bose付きのローダースターだけ接続されていなかったそうです。

配線図ではもちろん繋がっている事になっていて、カプラーもきちんと接続されていたのですが、そのハーネスに車速センサーの線が入っておらず、当然カプラーにも線が入っていなかった為に接続がされていなかったと言う、なんともあり得ない不具合だったそうです。その為に今回のサービスキャンペーンでは、現行ハーネスに割り込ませる形で車速センサーから線を追加する内容のようです。

この説明をしてくれた方も「本当にお粗末なお話しで恥ずかしい限りです」と言われましたが、本当にあり得ない不具合です。

私がお世話になっているディーラーの整備の方には大変親切にしていただいています。しかしこのマツダコネクトの方向ズレ不具合に関しては、改善は見られるものの、納車されてからずっと続いています。

というのも、マツダコネクトに関してはマツダやディーラーに「この程度が実力」という認識が蔓延しているように感じるのです。
ですから、不具合が現実に発生しているにもかかわらず、それをとことん突き詰める姿勢が感じられません。

私の場合は発生頻度は数ヶ月に1度程度、しかも工場出荷時リセットをすれば治るのは分かっているので、実用上は何とか使えます。
しかし、この BOSE 付きロードスターの車速センサーの線が繋がっていなかった問題は、あまりに杜撰です。
半年以上、5000台近くの車が出荷されるまで不具合を認識できず、それどころか出荷前の社内の品質試験を通過していた訳です。
ディーラーに相談しても「マツダコネクトはこの程度です」と門前払いされていたケースも多かったのではないでしょうか。
もしかしたらメーカーすらそう返答していたのではないかと疑っています。

マツダ本体やディーラーも「この程度が実力」という認識を改めて、現実に発生している不具合に対して、とことん突き詰めて改善・改修しようとする姿勢を見せて欲しいものです。
Posted at 2019/06/03 01:37:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダコネクト | クルマ
2019年06月01日 イイね!

マツダコネクトの御乱心

以前からマツダコネクトが御乱心する状況について記事にしてきました。

 マツダコネクトナビの精度向上(ジャイロ交換)その後
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2738704/blog/39635596/

ジャイロ交換後は平常時にはほとんど狂いもなく、動作します。

しかし、2〜3ヶ月に一度、数百km程度の長距離を走行すると、突然マツダコネクトの方向の精度が異常になることがあります。
この症状はジャイロ交換直後からありました。

(前述のブログから抜粋)
ところが一昨日、ホテルの駐車場に停めようとしたところ、方向が90度ぐらいズレている状況になりました。
その後、色々と試してみたところ、右折で90度ぐらい曲がると、ナビ上では120度ぐらいになる方角ズレが発生していることが判明。

良くなったと思った精度が、また元の状況に。

しかも、もしかしたらと、マツダコネクトを「工場出荷時の状態にリセット」してみたところ、なんと精度が良い状態に戻ってしまったのです。

この記事は 2017年4月17日の記事ですが、2019年6月現在も同様の症状が発生します。



ハンドルを目一杯切って右に360度転回すると、ナビ上の車の向きは +90度以上余計に曲がり、左に360度転回すると、ナビ上の車の向きは -45度以上足りない、そんな状況です。GPS衛星が見えている状況でも、ハンドルを目一杯切って転回する程度の距離では、GPSの補正がかかりませんので、自律航法のズレだと思います。
これでは普通に走っていても、右左折の度に変な脇道に車が進んでいってしまいます。
ナビゲーションシステムとして、異常な状態です。

もちろん、マツダコネクトを工場出荷時にリセットすると、ほとんど狂いがない、正常な状態に戻ります。
これについてはディーラーには何度か相談していましたが、不具合の再現がなかなか難しいために、進捗がありませんでした。

ところが、あるご3200さんが、全く同じ症状をブログ上で報告されていました。

 マツコネナビのジャイロ精度向上?
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2815061/car/2419663/4685343/note.aspx

 マツダコネクト ナビのジャイロ学習リセットと効果
 https://minkara.carview.co.jp/userid/2815061/blog/42062256/

私の車の症状と、あるご3200さんの症状は全く同じ、工場出荷時リセットで治るのも全く同じです。

さらに、アクセラには装備されなかった、自車位置演算ユニット装着車でも次の様な不具合が報告されています。

 CX-8ナビゲーション不具合について
 https://minkara.carview.co.jp/userid/1139133/blog/42647754/

 マツダの真価が分かるのはこれから・・・
 https://minkara.carview.co.jp/userid/1139133/blog/42679858/
 (位置ズレの動画あり)

 CX-8 自車位置ズレ不具合の件
 https://minkara.carview.co.jp/userid/1139133/blog/42822803/

 マツダ(純正) 自車位置演算ユニット
 https://minkara.carview.co.jp/userid/1139133/car/2742641/9911937/parts.aspx

私の不具合と、CX-8(自車位置演算ユニット装着車)の不具合の症状は違いますが、自律航法に狂いが生じること、そしてリセットをすると治ることは同じです。
こうなってくると、マツダコネクトは位置測定アルゴリズムに大きなバグを抱えているのではないかと思えてきます。

皆さんのマツダコネクト装着車の調子はいかがでしょうか?
広い駐車場で360度転回すると、ナビ上でも元の方角に戻りますか?

ぜひ皆さんの愛車の様子をコメント欄に書いていただけませんか?
Posted at 2019/06/02 01:24:44 | コメント(4) | トラックバック(0) | マツダコネクト | クルマ

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