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十七夜月セフィロットのブログ一覧

2021年05月16日 イイね!

意外とようやっとる80スープラ

LFA
・車両重量を軽くする
・重心を低くする
・慣性モーメントを小さくする
・トレッド/ホイールベース比を小さくする
・動力伝達効率を高くする

RX-7
・最適なボディサイズ
・徹底的な軽量化
・FRレイアウト
・前後重量配分50:50
・慣性モーメントの低減


先日紹介した2車種の開発にあたって
開発陣が求めたものがだいたい似ているね、という話をしました

じゃぁ80スープラはどうだったんだろう?
というところから


そもそもやはりトヨタですから、30ソアラとシャーシを共有した部分があるあたりがトヨタらしさでもあるのです

RX-7オーナーやファンがRX-7を持ち上げる理由の1つは、RX-7のためだけに開発された専用シャーシであることだったりするのですが
80スープラはその点であまり魅力を感じられないのではないか、とも思うけれど
しかし開発コストを抑えることで販売価格を抑え、販売台数につなげるという意味では仕方のないことなので
それはそれ、これはこれ、なのである


新型スープラのすべて、という冊子の中では実はNAモデルの評判が高かったんですが
NAエンジンならではのレスポンスの良さに加え、前後重量配分が51:49という好バランスだったことも要因だった

というわけで80スープラ、とりわけNAモデルに注目していきましょう
って私がオーナーだからってだけやないか~い




私が所有する80は前期のSZ-R
SZに3種ならぬ「5種の神器(ビル足、トルセンLSD、リアスポイラー、前後異サイズタイヤ、Gセンサー付きABS)」をあたえたスポーティグレードです

前後重量配分が51:49ですが、ツインターボはたしか54:46とかなり前寄り
それはターボに関わる補器類がフロントに集中しているからで
それらがごっそり存在していないNAはそれだけ前が軽いのです
(インタークーラー、オイルクーラー、ターボタービンなど)

また同じエンジンを搭載する初代アリストよりもエンジン搭載位置をピストン1つ分後方に寄せている

トヨタでは直進安定性などを高めるためにあえてフロント寄りに重量配分をしているのでこれはトヨタの狙い通りだったりする

これがRX-7で言うところの
・前後重量配分50:50
の項目に該当する



LFAで言うところの
・車両重量を軽くする
・重心を低くする
については、70スープラよりも80スープラは100kgほどダイエットしている
快適機能を残したまま材質置換を中心に、製造方法の変更、不要品の取り外しなどでこれを達成している

また重心は70に比べて20mm低くされている

が、それでもライバルと比較するとやはり重め(当時ツインターボで1490kg)で
それは軽量化だけが能ではない、というトヨタの意向があったのかも
というのも狙いは積極的な軽量化よりも低重心化と重量物を車体中心に寄せることが命題だったから

それからある程度の重量というのは乗り心地にも好影響を与えるので
スポーティな走りと乗り心地の良さを両立するならこのあたりの重量を残してもいい、という考えがあったのかも知れませんね




・慣性モーメントの低減
については、フロントオーバーハングを5mm短縮し
アルミ製ボンネット、バンパー補強材のアルミ化で17kg軽量化

リアはオーバーハングを50mmも短縮したものの
燃料タンクが樹脂製になっただけで積極的な軽量化をしていないのは
フロントとの重量バランスを考えたから、と言われている







さて、1430kgだった前期SZ-Rですが
NAエンジンをおいそれとパワーアップは不可能なのでできる部分で軽量化を進めるしか無いのですが

うちの車に関しては
・軽量フライホイールの採用で約3kg軽量化
・16インチの鋳造アルミホイールから17インチの鍛造アルミホイールへの変更で何キロ減っているのかはわからないのですが1本あたり500gとしても4本で2kg軽量化
・HKSが当時マフラーが何kgかというのを明記してないので詳細はわからないのですが、マフラー交換でもそこそこ軽量化されている

というところが目立つところかな?


あとできるところといえば
・フロントブレーキローターの2ピース化(片側-1.2kg)
・車高調キット
・フロントシート交換
・リチウムイオンバッテリー化
くらいでしょうか

・アルミ製ラジエターへの交換
も考えていたのですが
調べた限りではNAのMT用が存在していなかった、はず
これはちょっと残念
ラジエターはツインターボ用、NA用、MT用、AT用、そして前期/後期の区分があるらしく結構複雑なのよね

私が考える軽量化は基本的には材質置換なので
快適機能をオミットしてまで…というのはやりません






そしてなんと言ってもLFAがやっている「官能性能」については
NAのスープラは結構いい線いってると思うんです
音が美しい
直6の吹け上がりの良さもそうですけど、室内に入ってくる音って結構LFAのV10に似てる部分がある、気がする(動画を見ただけの判断なので撮影機材が拾う音と実際は感じ方は別だと思いますが)




だから、どこか一方に突き抜けているわけではないけれど
どの項目もそこそこうまいことやってる優等生という感じがする80スープラなのでした
Posted at 2021/05/16 14:17:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年05月16日 イイね!

ランエボXのCd値

ググったら0.34と出てきた
あまり良くない?感じがする数値な気がするが、最高速を狙うわけではないエボにはあまり関係ないものなのかもしれませんね


さて、ランエボXはディーラーオプションでフロント、サイド、リアに装着するエアロが用意されていまして
これらを全部装着するとCd値が2.4%オフになるという



でね
0.34というCd値のマイナス2.4%はいくつになるの?
という素朴な疑問です

素直に捉えて
0.316とかになるんですかねぇ…



私がいいなと思う車たちのCd値を見てみますと
昨日紹介したRX-7(FD3S)は0.30
ちょっと前に紹介したSVXは0.29
LFAはアクティブリアウイング格納時で0.31
GTOは0.33
MR2(SW20)は0.31だったかな
初代NSXは0.32
70スープラも確か0.32

80スープラはフロントのアクティブスポイラーとリアスポイラーを装着した状態で0.30なんですけど
じゃぁアクティブスポイラーがなかったらどんななのかってのがちょっとわからん
どっかで0.33って見た気がするんだけどカタログ上の数値は全てアクティブスポイラー展開時の数値なので…



そう考えるとスープラにもフロントだけでもいいからリップスポイラーをつけてみたいなぁと思うんですけど
どれもこれも微妙にデザインが刺さらないんですよね
唯一アブフラッグのリップがいいかなぁと思ったのですが
張り出しが少し大きくて日常で使うにはどんなもんやろか…といった感じ

いや、かっこいいのはかっこいいんですけど
フロントしか付ける予定がないのでアンバランスかな?とも思えて
これならしばらく何もしなくていいなと思うのでしたw

塗装前提らしいんですけど
純正のリップ(正式にはアクティブスポイラーカバー)は
なんというか、グレーみたいな、材質がそのままの状態だったりして
黒ゲルのFRPで作られるというアブフラッグのリップも
変に塗装しないほうがいいのでは?とも思う

それならカーボン調塗装みたいな、そういうのがいい気がする

あるのか知らないけど
Posted at 2021/05/16 11:08:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「ステージアのラゲッジルームの照明はあくまでリアハッチを開けないと点灯しないのね。ハスラーは運転席のドアなどを開けると全部の照明が点灯するから不思議だった」
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愛車遍歴はいたってシンプル パジェロミニ(2003.3-2022.3)→ステージア(2024.3-) スープラ(2006.7-) これだけ ...
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