【プラグ交換】デンソー イリジウムタフ VKH20Y x4本
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
愛車の不調は点火系に原因がある!と思ったが全然そんなことは無い、それはホイールバランスとか脚回りの問題だ。でもどのみち納車時から丸3年、一切交換してないからプラグ替えとくべ、となった。
エンジンカバーをパカッと外して作業開始。
2
コルトはダイレクトイグニッションコイルとかいう方式。昔ながらのプラグコードを想像していたら違うでやんの。とはいえやり方はほぼ同じで、コイルに留まっている10mmのボルトを外し、真上にゆっくり引き抜くとスポンと抜ける。その際、ちょうど良いところで繋がっているコネクタを抜いてやると配線が折れ曲がる心配がなく、精神衛生上よろしい。硬い時もあるそうだが、俺の場合は逆に緩すぎて心配になったくらい。でも大丈夫。たぶんな。
3
抜いたコイル。上部の乳白色部分がヤベェ色になっていたり、プラグとの接続部がひび割れてたりすると不調の原因だとか。今回はダイジョビそうね、うんうん。
4
エクステンションとか組み合わせて長いレンチを用意する必要がある、と思っていたんだがそんなことはなかった。一般的?なエーモンのプラグレンチ16mmで充分対応可能。そりゃ固着とかしてたらそういうのは必要になってくるが、よほどのことがない限りはコレでOK。マグネットもピックアップツールも要らない。あぁ良かった工具代嵩まなくて。
5
なんとなーくプラグ=イリジウム=長寿命みたいな認識が頭に焼き付いていて、10年交換不要とか10万キロ交換不要とか思っていたがよく考えるとそうとは限らない。そもそもコイツには純正相当の物が刺さっていたので精々20000Km持つかどうかって所だろうか。じゃあ思いっきり替え時だったな。今回変えるのはイリジウムタフという、これこそ10年持つらしいプラグだがこれも其のつもりで使っていると案外そうとは限らなかったりする。まぁ、とりあえず何かおかしいと思ったらプラグチェックしとけばいいのだ(適当)。今回別に点火周りの不調一切感じないままでの交換だったけど。
6
昔、プラグホールにブレクリを噴射してそのまま付けると良いとかいう大昔の整備雑誌の内容を鵜呑みにしてやったらエンジンかからなくてスゲー焦った記憶がある。冷静に考えると当然なんだろうけど、まぁ汚れが気になる事もあるのでウエスにクリーナー噴射して長い棒的なものでやさしくグリグリする程度ならOKだべ。カジリ防止にナントカ剤を塗布する手法もあるが、特に気にしたことがないので今回もそのまま新しいプラグをねじ込んでいく。
7
締め方にも色々流派があって、ガッチリ締めてからちょっと緩ます派とかあるみたいだがここ数年は個人的に「軽く締めて止まった辺りから1/4~1/3回転」としている。その気になると結構ガンガン締めることができてしまうので要注意。ちなみに中古プラグや単に清掃点検のみの場合はテキトーで良いと元師の談。個人的にはそういう時は1/2回転かなと思っている。その後は元に戻して完了。これを気筒本数分繰り返す。
向かって右側がスペース的にやや窮屈なのと、よりによって硬かったから「オイここでかよ...」と焦ったが、中国式気功術を応用して何とかなった。どうやるかって、引く力を発揮するときに息を吐くの。わかんなかったら、持ち手にパイプか何かを噛ませてテコの原理を使えばいい。この短いレンチだとそれも難しいかもしれないけど。
8
作業完了後はエンジン始動チェック、一発始動で無事OK!
元々不調を感じていなかったのもあって変化は感じない。オイル交換直後の軽さに似たフィーリングがあったようなないような、って感じ。心なしか吹けが良かったり、何故かハンドルがやたら軽かったりしたが、30分もすれば忘れた。
2020/6/15追記
ところがどっこい、やはり確実に交換した甲斐があったらしく、今まで5速60Km/h巡航時の回転数は2000回転弱だと思っていたのが1500~1800回転と明らかに落ちている。それでいてトルクフルで、グッと踏んでやるとシートに身体が押し付けられる感覚と共に急加速。この感じはエボⅢに乗っていた頃以来だ。ちょっと怖かったくらい。イリジウムタフ程度で、とナメていたが全然違う。やっぱ点火系が如実にパワーの違いを体感できるかな、と思っている。
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