走る歓びを習得する小型ＦＲ車のメートル原器！

シンプルな外観デザインはいつまでも古くならずに好感が持てます！内装はノーマルのままではちょいとプラスチッキーなのであれこれカスタムしていますが，それもまた楽し！

排気音が大人しいので吸気系をラムエアインテークに変更して「シュルシュル」という吸気音の演出を施しました。でも官能的とまでは言えないと思います。ロードスターは全世代とも全体のバランスを重視しているので突出したパワー感は調和を損ねると思います。気難しいところの一切ない堅牢なエンジンです。

ノーマルのスプリングは柔らかすぎて，左右ローリングは大きいわ，アクセルを踏むたびにヒョコヒョコ車高が上下して落ち着かず，多くのユーザーがサスペンションを弄ることになります。その結果，段差を乗り越えるたびに路面からの突き上げショックと衝撃音が発生し理想と現実との狭間で慟哭するロードスター乗りのなんと多いことか！（笑）それもまた楽し！静粛性を重視するなら他の車をお薦めします。ロードスターは軽量化を優先しているので静粛性を高める吸音材の量は少なめだし，量を増やすと重くなるのでやはり他の車を選んだ方がよいと思います。

全長４ｍ以下のオープンカーの割にはトランク容量は十分あると思います。サドルとシートポストを外せば１６インチの折畳み自転車（Brompton）がキッチリ収納できます。

実燃費は 12～15km/L。最近のエコカーには並ぶべくもありませんが，年式と楽しさの割には良好だと思います。一般的にはエコカーになるほど運転が退屈になりませんか？

新車（２００６年）なら３００万円超した車も中古車（２０１６年）なら１／３近くの超お手頃価格で購入できました。その分，購入後の「弄り」にはお金を掛けられます，と言うか弄り甲斐のある車と言った方が良いかも？（笑）弄りの方向性は人それぞれ，好きなようにやんなはれ！